ドンペリロゼ

”ピンドン”とは、”ドンペリ ロゼ”のこと。メディアを通して、高級シャンパンというイメージが浸透していますが、このピンドン(ドンペリ ロゼ)がどのようなお酒なのか知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は、この”ピンドン(ドンペリ ロゼ)”について、実際に飲んだ経験も踏まえ、まとめてみました。

ピンドンって何!?ドンペリロゼの正体!

ドンペリロゼ

”ピンドン(ドンペリ ロゼ)”について簡単にまとめると下記の通り。ピンドンの特徴から、ドンペリ ロゼの正体を見ていきましょう。

ピンドンは、”ドンペリニヨン”というブランドのロゼシャンパン。

ドンペリロゼ

シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で造られる、一部の発泡性ワインのこと。”シャンパン”を名乗るには、フランスのワイン法で定められている条件をクリアする必要があり、”シャンパン”にはボトルやラベル上に必ず”champagne”という記載があります。

つまり、その記載がない場合は、”シャンパン”ではないということ。日本の場合、シャンパンではない発泡性ワインは、スパークリングワインという定義になります。

そして、”ピンドン(ドンペリ ロゼ)”の場合は、シャンパンの中でも、”ドンペリニヨン”というブランドのロゼシャンパンを指します。ロゼシャンパンは、淡いピンク色をしたシャンパのこと。上記画像は実際の画像で、ピンドンの場合は赤みがかった淡いピンク色をしています。

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ピンドンは、ヴィンテージシャンパンでありプレスティ―ジュシャンパン。

ドンペリ3本

ピンドン(ドンペリ ロゼ)は、シャンパンランクでいうと、”ヴィンテージ”であり、”プレスティージュ(最高級)”というものに該当します。

ヴィンテージシャンパンとは、単一年のブドウのみを使って造られたシャンパンのこと。なので、ラベルに”2009”とあれば、2009年に収穫されたブドウのみを使って造られていることになります。

一方で、一般的なスタンダードのシャンパンは、品質を安定させるために、様々な年のブドウで造られたワインをブレンドして造られます。

そして、”プレスティージュシャンパン”とは、最高級ランクのシャンパンを意味します。ランクについては、”シャンパン”のランクとは!?簡単、ランクの種類!”という記事で詳しく説明しています。

ドンペリの場合、ドンペリニヨンとして出される全てのシャンパンが、ピンドンと同じく、”ヴィンテージ”であり”プレスティージュ”シャンパンになります。

>>ドンペリの種類と価格

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生産者は、”モエ・エ・シャンドン社”。

泡

”ドンペリ”ブランドの生産者は、フランスのエペルネにある”モエ・エ・シャンドン社”。

モエ・エ・シャンドン社は、”ドンペリニヨン”というシャンパンブランドの他に、”モエ・エ・シャンドン”というブランドを展開し、生産を手掛けています。

ピンドンは、辛口シャンパン。

ドンペリロゼ

ピンドン(ドンペリ ロゼ)を含む、”ドンペリニヨン”ブランドの全てのシャンパンは、現在主流である”辛口”のシャンパンになります。

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ドンペリ白との共通点は!?

ドンペリブランドの中で最もスタンダードである”ドンペリ白”と”ドンペリロゼ(ピンドン)”の共通点は下記の通り。

”ドンペリ白”と”ドンペリロゼ”の共通点!
  • ブランド
  • 生産者、醸造責任者
  • シャンパンランク

当たり前ですが、ドンペリ白もドンペリロゼも”ドンペリニヨン”というブランドから出されるシャンパン。同じブランドということは、生産者も同じ”モエ・エ・シャンドン社”であり、醸造責任者も同じ。現在の最高醸造責任者は、ヴァンサン・シャプロン氏。

そして、ドンペリから出る全てのシャンパンは、先にお伝えした通り、”ヴィンテージシャンパン”であり、”プレスティ―シャンパン”というシャンパンランクに該当します。

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”ドンペリ白”と”ドンペリロゼ”の違い!

ドンペリ2本

ドンペリブランドの中で最もスタンダードである”ドンペリ白”と”ドンペリロゼ(ピンドン)”の違いは下記の通り。

種類と価格が違う。ピンドンの方が高価!

ドンペリ白とピンドン(ドンペリ ロゼ)は、種類が異なります。ドンペリ白は、グラスに注ぐと黄金色ですが、ドンペリロゼは、淡いピンク色。

そして、価格も全く異なります。ドンペリ白よりもドンペリロゼの方が断然高価で、ドンペリ白の2倍以上になることも。 現時点では、ドンペリ白は1万円代~、ドンペリロゼは3万円代~になります。

この価格差の要因として、ドンペリ白よりも生産に手間がかかることや希少性が挙げられます。

>>ドンペリの種類と価格

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製造方法が違う。ピンドンはより手間がかかる!

貯蔵庫

ドンペリ白とピンドン(ドンペリ ロゼ)の価格差の要因の1つとして、この製造の違いが挙げられます。

ドンペリ白含む一般的な白のシャンパンは、白ワインが使われます。一方で、ロゼシャンパンの場合、白ワインに加えて赤ワインをブレンドしたり(アッサンブラージュ法)や黒ブドウを漬け込んで色をつけたり(セニエ法)する必要があります。

ドンペリ ロゼ(ピンドン)の場合は、赤ワインをブレンドするアッサンブラージュ法を採用していますが、アッサンブラージュ法であれ、セニエ法であれ、良質な赤ワインや黒ブドウを入手し、色を安定させるには、費用、労力、時間がかかります。

これらを考えると、ドンペリ白よりも製造に手間がかかるというのは理解できるはず。ドンペリ白よりも高価になってしまうのも頷けます。

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ピンドンは、ブドウ品種にこだわりがある。

ぶどう畑

ピンドン(ドンペリ ロゼ)のコンセプトは、”ピノノワール”という黒ブドウへのオマージュ(敬意を示す、賞賛をするという意味)。

ドンペリ白の場合は、上記の製造でも伝えた通り、白ブドウのみが使われますが、ドンペリロゼ(ピンドン)の場合は、”ピノノワール”という黒ブドウから造られる良質な赤ワインをブレンドし、シャルドネ(白ブドウ)とこのピノノワール(黒ブドウ)のバランスが完璧に融合されることを掲げて造られています。

つまり、ピンドン(ドンペリロゼ)の場合は、このピノノワール(黒ブドウ)というブドウ品種にこだわりをもって造られているということです。

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ピンドン(ドンペリ ロゼ)は、熟成期間が長い。

ドンペリロゼ

ドンペリロゼ(ピンドン)の熟成期間は、ドンペリ白よりも長くなります。ドンペリ白の熟成期間が、”最低でも8年間”というのに対し、ドンペリロゼ(ピンドン)の場合は、”10年以上”の熟成を行います。

実際、この記事を書いている頃、ドンペリ白は"2009"のヴィンテージ(ぶどう収穫年)が最新のドンペリ白として販売されていますが、ドンペリロゼは"2005"のヴィンテージ(収穫年)が最新。すでに4年の差があり、ドンペリロゼの方が熟成期間が長いことが分かります。だからこそ、ドンペリロゼになると希少性が一気に増します。

これらの違いを見てみると、やはりドンペリロゼ(ピンドン)がドンペリ白よりも高価になるのが分かりますよね。ただ、その価格差、”2倍が妥当なのか”については疑問視する声も上がっています。

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ピンドン(ドンペリ ロゼ)の相場は!?いくらくらい!?

はてな

ピンドンことドンペリ ロゼの相場は、3万円程度~。

高級シャンパンらしく、とても高価です。ただ、輸入品のため、経済状況や為替の変動によって価格は変動します。また、限定的なピンドン(ドンペリ ロゼ)の場合は、より高価になります。

例えば、下記は”ドンペリ ルミナス”といって瓶底にあるボタンを押すことでラベルが光るようになっているドンペリ ロゼの限定品。価格はおのずと上がります。

>”ドンペリ  ルミナス  ロゼ”を見てみる(楽天市場)、(Amazon)

また、”ドンペリ”は、様々なアーティストとコラボした限定品が出されています。下記もその1つ、ジェフ・クーンズとコラボしたドンペリ ロゼ。こういった限定品も希少性という価値と相まって、高価になる傾向があります。

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ピンドン(ドンペリ ロゼ)、ギフトとしてはどう!?

”ドンペリ”ブランドのシャンパンは、”高級”、”特別”、”高価”というイメージが日本中に浸透しているため、シャンパンの中では価値が分かりやすいギフトになります。当然ながら、”ドンペリ ロゼ”も”ピンドン”という愛称で人気があります。

特に、ピンドン(ドンペリ ロゼ)の場合は、夜のサービス業の映像などを通して、”高級”、”特別”、”高価”というイメージがより強いため、”ステータス”という特別な価値が加わります。

だからこそ、結婚祝いや特別なイベントや慶事のお祝い、”ステータス”を象徴する目的でのギフト、ロゼという色合いから女性へのギフトにオススメ。

ただ、ピンドンはとても高価。高価すぎる故に、贈り先様が恐縮し、お返しに気をもむようなことがないよう、贈るタイミングを特別なお祝いやイベントの時にする、複数人の仲間内で贈るなど、気遣いがあった方が良い場合があります。その点だけ、注意しましょう。

>>”ドンペリ ロゼ”を見てみる(楽天市場)、(Amazon)

”ピンドン”に間違われた、格安スパークリングワイン!

ドンペリ ロゼ(ピンドン)に間違われたということで、有名なスパークリングワインがあります。それが、上記の”ロジャーグラート カヴァ ロゼ”というスペインのスパークリングワイン(カヴァ)。

どう間違われたのかというと、『芸能人格付けチェック』というテレビ番組で、ワインに詳しいと言われる人を含む芸能人5人中の3人が、このスパークリングワインをドンペリ ロゼだと勘違いしたということ。

そして、驚きと共にこのスパークリングワインを一躍有名にしたのが両者の価格差。ピンドンに勝ったとされる”ロジャーグラート カヴァ ロゼ”は、最も安いものでピンドンの1/20程度の価格。千円台で買えてしまうスパークリングワインが、ピンドン(ドンペリ ロゼ)に勝ったということで、話題になりました。

千円台なので、ピンドンは高価で予算オーバーという方でも、気軽にお試し感覚で購入出来るため、デイリーやちょっとしたギフトにもオススメです。

>>”ロジャー・グラート カヴァ ロゼ”を見てみる(楽天)、(amazon)

ドンぺリロゼとロジャーグラート

ちなみに補足しておくと、”実際に飲み比べてみて分かったこと”という記事で紹介していますが、この価格差から分かるように、”ピンドン(ドンペリ ロゼ)と”ロジャーグラート カヴァ ロゼ”は全く別のものです。”ロジャーグラート カヴァ ロゼ”は、”美味しさ”が分かりやすいため、勘違いされたいうのも理解できますが、そもそも比べる対象にはなく、圧倒的な差があります。

以上が、『ピンドンとは!?ドンペリロゼの正体!』でした。「1度は試してみたい」、そう感じさせてくれる”ピンドン”、少しでも理解が深まれば嬉しいです。

>>”ドンペリ ロゼ”を見てみる(楽天市場)、(Amazon)

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