ドンペリ

ドンペリニヨンことドンペリは、高級シャンパンとして知名度が高いからこそ、「ドンペリはどんな味なのか」、興味を抱く方も多いはず。パーティなどで振る舞う場合や、大切な人と一緒に飲むために準備する際も、心づもりとして「ドンペリの味」を知っておきたいですよね。

でも実は、「ドンペリの味ってどんな味?」という質問に答えられる人は、まず居ません。というより、その質問は本来答えられない質問で、実は”ナンセンス”という捉え方も出来てしまいます。

どういうことなのか、今回はドンペリの味について、簡単にまとめておこうと思います。

ドンペリの味を聞くのはナンセンス!?なぜ!?

はてな

「ドンペリの味ってどんな味!?」この質問に率直に答えられる方はまず居ません。逆に、聞かれた相手が困惑する可能性大。なぜなら、ドンペリはヴィンテージシャンパンのため、各ドンペリによって使われているブドウが異なることから、味わいも香りも各ドンペリによって差があるからなんです。

そもそも、ヴィンテージシャンパンとは、単一年のブドウのみを使って造られるシャンパンのこと。ヴィンテージシャンパンの場合、ボトルやラベル上に必ず年号の記載があります。例えば、ボトルに「2008」とあれば、それは2008年に収穫されたブドウのみを使って造られているということ。つまり、ヴィンテージシャンパンは、その年(収穫年)のブドウの個性を表現するシャンパンなのです。

そして、ドンペリの場合は、「Vintage Champagne Only.(ヴィンテージオンリー)」というコンセプトを全面的に掲げ、ヴィンテージシャンパンであることに強いこだわりを持つシャンパンブランドなんですよね。よって、そもそもドンペリは、各ドンペリ(ヴィンテージ - 収穫年)ごとに、違いがあることが魅力なのです。

なので、「ドンペリの味は!?」というような、ドンペリ全般の味への問いかけは、本来答えようがないということ。なので、ドンペリの味を知りたい場合は、味を知りたいドンペリのヴィンテージまで含めて聞くのがスマートです。

でも、以前ドンペリの味を聞いたら教えてくれたよ!それは、なぜ!?

ドンペリコルク

ソムリエさんなど、ワインを一般消費者に提供する側のワインプロの方に質問をした場合は、質問をしてきた一般消費者さん(お客様)に不快な思いをさせることは基本的にありません(一部を除いて)。なので、「ドンペリの味は?」と聞いたら、その質問の意図を汲(く)んで、和やかに答えてくださる方も多数います。

そんな時は、店舗に実際にあるヴィンテージ(年号)のドンペリの味について、もしくはドンペリの最新のヴィンテージ(年号)の味について答えていると考えられます。後は、余談や雑談として、各ソムリエさんの経験や感覚を基に全般的なドンペリの味わいの共通点や傾向を話してくれる可能性もありますね。

また、一般のワイン好きさんや、ドンペリを飲んだことのある方でも、ドンペリの味について答えてくれる方はいます。その場合は、その方が飲んだヴィンテージ(収穫年)のドンペリについて、味の見解を教えてくれていると考えましょう。

一般の方で、「美味しい」という感想以外に、ドンペリの味を細かに分かりやすく答えられる方がいれば、それはすごいこと。なかなか出来ることではなく、資格はなくともワインのプロと認識しましょう。

人に聞くのは恥ずかしい!各ドンペリの味を簡単に知る方法とは!?

では、各ドンペリの味を知るにはどうしたら良いか!実は、簡単に知ることが出来る方法があります。その方法とは、ドンペリの公式サイトを見ること。

ドンペリの公式サイトには、出荷されているドンペリの種類とヴィンテージごとに味わいや香りなどの特徴が掲載されています。まさに、本家(ほんけ)の情報。

ドンペリの公式サイトのどこに記載があるかというと、サイトのデザイン変更によって、掲載されている場所は変わってきますが、現在は、メニューのシャンパーニュをクリックすると、各ドンペリの種類名(例えば「ヴィンテージ」、「ロゼ」、「P2」など)が表示され、該当の種類をクリックすると、ヴィンテージ(年号)を選べるようになります。

該当のヴィンテージ(年号)を選ぶと、そのドンペリの味や香りなどの情報が表示されます。もしくは、ヴィンテージ ライブラリーというものがあり、そこから味を知りたいドンペリの該当ヴィンテージ(年号)をクリックすることで、味や香りなどの情報を得ることが出来ます。

「ドンペリ ヴィンテージ 2009」の味!

1つの例として、ドンペリの味を紹介しておきましょう。下記はドンペリの公式サイトに記載されている「ドンペリ ヴィンテージ 2009」の味や香りを引用したものです。

 

(香り)
グアバの実と青くスパイシーなグレープフルーツの皮の香りが、ホワイトピーチとネクタリンに混ざり合います。ウッディーバニラと軽くトーストした温かいブリオッシュの香りが全体を引き立てワインの広がりを表現しています。
(味わい)
熟成した肉感的な深みを湛え、葡萄が華やかで堂々たる存在感を放っています。豊潤さと官能を越えた先に、調和が広がります。ワインの力は著しく凝縮されており、絹のような滑らかさ、塩味や樹液、そして苦味とヨード香といった様々な感覚が収束され持続します。

でも、ここで1つ疑問が浮かんできます。上記の味わいや香りを読んでも、味が「全然分からない!」ということ。いくら説明を見ても、味や香りが想像できない人の方が多いかもしれません。

ドンペリの味や香りを知っても、理解できるかは別の話し!?

ドンペリロゼ

実は、いくらドンペリの公式サイトで、各ドンペリの味や香りを知ったとしても、ソムリエさんに各ドンペリの味について説明を受けても、理解できるかどうかは別の話し。逆に、理解できないと考えた方が無難です。

そもそも、シャンパンを含むワイン全般の味における説明は、一般消費者に分かりやすいように説明・記載するようになっていて、ワインのプロになる上で(ソムリエなどの資格を取得する上で)、味の表現方法や使う言葉なども学ぶようになっています。

ただ、それでも一般消費者さんにとっては、味や香りのイメージはしづらく分かりづらいんですよね。なぜなら、味の表現と実際の味の感覚が合致していないからなんです。

例えば、味の説明で、「豊潤さ」や「樹液」、「絹のような」というような表現がありますが、これをなんとなくでも理解できるのは、ワインの経験値を積んでいる方のみ。「樹液?見たこともないし、感覚も分からない!」、「どういう味が豊潤なの!?」、「絹?どういうこと!?」というように、「豊潤さ」・「樹液」・「絹のような」という表現と実際の味わいが経験上合致していないと、表現から味をイメージ出来ません。

つまり、ドンペリの味を一般消費者さんが理解し伝えるまでになるには、ハードルがかなり高いのです。

では、どうしたら良いのでしょうか!?

ドンペリは味ではなく、変化と感覚で楽しむのがオススメ!

ドンペリ3本

ドンペリ、なぜ『美味しくない』と感じるの?という記事でも書きましたが、ドンペリは経験上、簡単に美味しさを見出せるシャンパンではありません。

力強さやインパクトで、目先の美味しさを感じさせてくれるシャンパンは多々あるのですが、そういったシャンパンとは一線を画すのが「ドンペリ」。高級シャンパンらしいとでも言いましょうか、『力強さで表現する簡単な美味しさよりも、人の心に跡を残す。』それが、ドンペリという記事に詳しく記載していますが、簡単に分かる美味しさとは別のところに、大きな魅力を秘めているのがドンペリです。

なので、ドンペリの味を楽しもうとすると、「理解できない」ことから「美味しくない」と感じてしまったり、価値を感じられずに落胆してしまったりということが起きてしまいがち。だからこそドンペリの場合は、一般消費者さんでも感じやすく、凄さを実感できる変化や感覚を楽しむのがオススメです。

ドンペリの飲み方に注意してじっくりドンペリと向き合えば、ドンペリの変化をありありと感じ、色々な感情の変化が芽生えます。その変化と感覚こそが、一般消費者さんにとって感じるドンペリの最大の魅力。

これまでたくさんのシャンパンを飲んできましたが、心動かされ記憶に残るシャンパンは、ほんの一握り。それが、どんな記憶であれ、とても貴重なシャンパン。それがドンペリなのです。>>ドンペリを見てみる(amazon)(楽天市場)(Yahoo!ショッピング)

そんなドンペリ、何度も飲んだ来た経験から一人の一般消費者として実際どうだったのか、リアルレビューをまとめておきたいと思います。

ドンペリ実際飲んでどうだった!?リアルなドンペリの口コミ!

ドンペリルミナス

他にも色々なシャンパンを飲んできましたが、実際飲んでどうだったか、一言で表すと、

「ミステリアス」で忘れられず、記憶に残るシャンパン

これがしっくりきます。だからこそ、何度もリピートして確かめたくなるんです。「あの感覚は何だったのか」と。私は実際、それでリピートしている人ですね。w  でも何度飲んでも「ミステリアス」から抜けられない。正体が掴めないのです。

具体的に他にどんなイメージを抱いたかというと、次の通り。相反するイメージが並び混沌としているのが分かります。

ドンペリのイメージ!
  • 陰性
  • 気品高い、格式高い
  • 冷静
  • 繊細
  • お花畑
  • 開放的
  • 秘宝
  • ゴージャス
  • 近寄りがたい
  • 矛盾さ
  • 曖昧

高級シャンパンの多くは、温度によって味わいや香りが大きく変わります。冷えすぎていると酸味やシャープさを感じやすく、温度が上がるにつれて香りが広がり、まろやかさや柔らかさを感じやすい。

それと同時に、シャンパンの印象ががらりと変化することも・・。ドンペリがまさにそんなシャンパンで変化がすごい。この変化が、先ほどからお伝えしているドンペリの魅力です。

そんなドンペリの魅力を少し詳しくいうと、最初に冷えている状態で飲むと、門が閉ざされている感覚で陰性。「一体なんだここは・・」という寂しい印象がやってくるのですが、温度が上がってくると突然お花畑にいるような感覚に陥るんです。「わぁ」と感動し、一気に開放的な嬉しい気分に。

泡

でもそれも束の間。最後は温度は上がっているのに、また門が閉まる。冷静沈着な気分に陥ります。これが「ミステリアス」と表現する理由。

この感覚、何度飲んでも不思議と同じなのです。この正体が掴めない感覚が悔しくて悔しくて、怒りという感情まで出たことがあります。これって実はすごいこと。(>>詳しくは、ドンペリ、実際飲むとどうなの!?美味しかった!?リアルドンペリレビュー!という記事に実際に飲んだ各ドンペリについて細かく記載中。)

先ほどもお伝えした通り、ドンペリはヴィンテージシャンパンで、各年号によって使われているブドウが違うはずなんです。それでも、同じ感覚が訪れるということは、違うブドウを使っていてもドンペリらしさはずっと一貫しているということなんですよね。これはまさに、醸造技術の賜物。

何度飲んでも、私にとって感情を揺さぶられるのがドンペリ。感情が動くからこそ、ずっと記憶に残り忘れられないのです。こういった感情を動かすシャンパンはごく一握りでとても貴重。

そんなミステリアスなドンペリ、高価でなかなか手が届かないけれど、時間が経つとまた試したくなる。私にとっては儚く、尊い存在なのです。

以上が、ドンペリの味についてでした。

これで、勘違いしやすいドンペリの味について、スマートに対応できるはず。ドンペリにまつわる、分からない不安を少しでも軽減し楽しめること、願っています。

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