夜のサービ業(クラブ、キャバクラ等)においてよく耳にするのが「P3」や「P2」という言葉。
一体「P3」や「P2」とは何のことなのか!?
ズバリ、「P3」や「P2」とはドンペリを意味しています。
ということで、「P3」や「P2」と呼ばれるドンペリがどんなドンペリなのか、違いも含めてまとめておきたいと思います。
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P3やP2って何のこと!?どんなドンペリ!?
「P3」や「P2」とはドンペリのことなのですが、正式名称は、
- PLÉNITUDE 3(プレニチュード 3)上記商品画像
- PLÉNITUDE 2(プレニチュード 2)
で、略して「P3」「P2」と呼ばれたり記載されたりしています。
具体的にどんなドンペリなのか、簡単に特徴をまとめると次の通り。
- 「P3」や「P2」はドンペリの1種類
- 「P」の正式名称はPLÉNITUDE(プレニチュード)で「熟成」という意味
- 「P2」「P3」はドンペリの中でも限定的で希少性が高い
- 「P2」「P3」とも高価だが、「P2」よりも「P3」の方がより高価
「P」とは熟成を意味するプレニチュードのこと。
つまり、「P2」とは2度めの熟成を経たドンペリであり、「P3」は3度目の熟成を経たドンペリということ。
1度目の熟成経たドンペリは最もスタンダードな「ドンペリ ヴィンテージ」。この時点で約8年の熟成を経ていますが、その後、第2の熟成を迎えたドンペリが「P2」として、その後さらに第3の熟成を経たドンペリが「P3」として販売されます。
- ドンペリ ヴィンテージ(1度目の熟成を経たドンペリ)
- ドンペリ P2(2度目の熟成を経たドンペリ)
- ドンペリ P3(3度目の熟成を経たドンペリ)
ただ、全てのドンペリ ヴィンテージがP2、P3として進化するというわけではありません。進化するポテンシャルを持ち、飛躍したもののみP2、P3として出荷されます。
よって、P2よりもP3の方が希少性が増します。
まるで時系列の線で結ばれているかのようなドンペリ。これら時代に例えることができ、連続性を感じさせてくれます。
では、具体的に「P2」と「P3」の違いは何なのでしょうか。見ていきましょう。
ドンペリ「P2」と「P3」、何が違うの!?
「P2」と「P3」の違いはズバリ、熟成期間・希少性・価格。もちろん外観(ラベル等)もことなります。
「P2」はスタンダードなドンペリヴィンテージの約2倍の熟成期間に対し、「P3」は約3倍の熟成期間を経ます。
- ドンペリ ヴィンテージ(1度目の熟成ピークを迎えて出荷:約8年間の熟成)
- P2(2度目の熟成ピークを迎えて出荷:約16年間の熟成)
- P3(3度目の熟成ピークを迎えて出荷:約25年間の熟成)
ただ、単純に熟成期間を経ればP2、P3になるわけではありません。さらなる飛躍を遂げるポテンシャルを持ち、結果が伴うドンペリのみがP2・P3として販売されます。
つまり、最もスタンダードなドンペリヴィンテージよりもP2は希少性が高く、P2よりもP3の方がさらに希少性が高くなります。
また、その順に応じて価格や値段の違いが出てきます。
P2とP3の価格や値段は!?高価な理由とは!?
現時点でP2は8万円台~、P3は100万円近くで販売されています。
シャンパンの価格は昨今高騰化しており、価格の値動きが激しいため、P2やP3の価格もその都度確認をオススメします。
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P2やP3の価格において共通して言えることは、最もスタンダードなドンペリ ヴィンテージよりP2の方が高価になり、P2よりもP3の方がより高価になります。
P2、P3なぜそんなに高いの!?
熟成期間が長くなる分、手間や労力ががかかるため。また、P3の場合は希少性も相まってさらに高価になります。
特にP3が発売されたのは極少数で、ヴィンテージは1998年より以前。年数が経つごとどんどんと高価になります。
P3とP2の味はどう!?美味しいの!?
P3とP2の味を知るには、ドンペリの公式ページを見るのが確実。
P3もP2もヴィンテージシャンパンといって、単一の収穫年のぶどうのみを使って造られます。例えば、ラベルに「2003」と記載があれば、2003年に収穫されたブドウのみが使われているということ。
最近P3の発売がないため、現時点ではP2のみしかありませんが、そんお収穫年(ヴィンテージ)ごとに、詳細が見られるようになっています。
つまり、P2やP3の味わいは、ヴィンテージ(収穫年)によって異なるということ。全てが同じではありません。
下記は「P2(2003)」の香りや味わいについて、公式ページに掲載されていることです。
P2 2003
<香り>
ライムツリーの華やかな柔らかさとドン ペリニヨンを特徴づける香ばしい、燻製のようなミネラル感が包み込みます。ドライアプリコットの香りに続き、ラズベリーとイチジクの砂糖漬けの香りが押し寄せます。
レモンバーベナ、ホワイトペッパー、ローズマリーの爽やかな香りが立ち昇り、リコリスのスパイシーな香りを感じさせます。
<味わい>
舌触りと力強さが楽しめる、肉感的なワインです。豊満でしっかりとした味わいが波のようにリズミカルに押し寄せます。
包み込むように広がったのち、奥深いダークな味わいへと変化します。最後にヨードが感じられるビターな余韻がゆったりと続きます。
ちなみに、P2とP3、あまりに高価でまだ試せていませんが、P3に関しては「驚くほど美味しい」と耳にします。
試したい気持ちは山々ですが、一般人の私としてはなかなか手が出ずピンドン止まりの状況。
せっかくならP2もP3もじっくり味わいたいので、大人数で1杯ずつではなく、一本を2人で飲みたい・・。
そんな日を夢みております。
以上が「P2、P3について」でした。