「ドンペリ」こと「ドンぺリニヨン」、知名度が高く有名な高級シャンパンであることから、お祝いやパーティシーンで活躍しています。
でも、ちょっと待って!ドンペリはアルコール飲料。アルコール度数がどれくらいなのか、気になりませんか!?
健康で楽しく生活をするためにも、『ドンペリのアルコール度数』をおさらいしておきましょう。
ドンペリのアルコール度数はどれくらい!?大分高めなの!?
fa-lightbulb-oドンペリことドンペリニヨンのアルコール度数は、12.5%。
上記ドンペリのラベル下部(黄色枠部分)にアルコール度数「ALC. 12.5%」の記載があります。
ドンペリはシャンパンであり、ワインなのですが、シャンパンの多くはアルコール度数12.5%。ワインも同程度で、各ワインによって多少の差があります。
でも、数値だけではこのドンペリのアルコール度数が高いのか低いのか、分かりづらいですよね。比較するためにも、他のお酒はどれくらいのアルコール度数なのか見てみましょう。
あくまで目安にはなりますが、他のお酒も含めたアルコール度数は次の通り。
- ビール:5%
- 日本酒:15%
- ウィスキー:43%
- 焼酎:25%
- ドンペリ:12.5%
これらを見ると、ドンペリはビールに比べるとアルコール度数が大分高いと言えます。
ただ、日本酒・焼酎・ウィスキーの場合は、水や炭酸で割ることも多いため、割り方によってはワインの方がアルコール度数が高くなります。
ドンペリの適量とは!?グラス何杯分!?
飲み過ぎや過度な酔いを避けるためにも、まずはドンペリの適量を知っておきましょう。
厚労省の「アルコール」のページや「アルコール健康医学協会」によれば、アルコールの1日の適量は、純アルコールで20g。この容量が、健康を保持するため、生活の生産性を低下させないための適量になります。
ドンペリはアルコール度数12.5%なので、「アルコール健康医学協会」のアルコール量の計算式から算出すると、
fa-lightbulb-oドンペリの場合、1日200mlが適量。
ということになります。
ドンペリの適量200mlって、グラス何杯分!?
ドンペリの適量である200mlというと、計量カップ1杯分ですが、グラスだと何杯分なのでしょうか。容量よりもグラスの杯数の方が知りたい気がします。
ということで、実際に計って調べてみました。
シャンパングラスは、一般的に、
- 細長い<フルートグラス>
- ふんわりとした<チューリップ型グラス>
- 間口が広い<クーペ型グラス>
が使われますが、種類が同じでも各グラスによって1杯分の容量が異なるため、適量の杯数もおのずと変わってきます。
よって、あくまで参考となりますが、下記に各グラスごとの適量の杯数を計算してみました。
fa-caret-rightフルートグラス
【適量】1杯半弱
上記の容量だと、1杯140mlでした。ドンペリの適量が200mlと考えると、1杯半弱が適量ということになります。
なお、同じフルートグラスでも容量はそれぞれ異なり、150ml~200ml越えのものまであります。
fa-caret-rightチューリップグラス
【適量】2杯
上記の容量だと、1杯100mlでした。ドンペリの適量が200mlと考えると、2杯が適量ということになります。
このグラスは、チューリップグラスの中でも小さめのグラスに該当します。チューリップグラスの容量は幅広く、140ml~300mlを超えるものまでります。
fa-caret-rightクーペ型グラス
【適量】2杯強
クーペ型グラスは、実物がなく実際に計量できませんでしたが、シャンパンタワーなどで使われるグラスタイプ。
グラス半分程度にシャンパンを入れると1杯約100ml程度と言われています。
そう考えると、2杯が適量ということになります。このクーペ型グラスも容量は120ml~200mlを超えるものまで様々なものがあります。
これらの適量を考えると、1杯~2杯が適量だということが分かります。では、適量を超えて飲み過ぎると、どうなるのでしょうか。
ドンペリ、飲み過ぎるとどうなるの!?
こればかりは、個人差がありますが、飲み過ぎると「酔う」という状態になり、量が増すにつれて深刻化していきます。
「酔う」とはどういう状態かというと、飲んだアルコールが血液に入り、全身を巡って脳の神経細胞に作用し、麻痺させていきます。その状態が、「酔う」ということ。
この酔いの程度が進むにつれ、理性が失われたり、ふらふらしたり、歩けなくなったり、嘔吐したり、意識を失ったり、最悪は生死に影響するまでになります。
「アルコール健康医学協会」の「アルコール血中濃度と酔いの状態」を参考にすると、ワイン3・4杯程度になるとふらついたり、まともに歩けなくなくなったり、吐き気や嘔吐のリスクがあるとのこと。
こればかりは個人差があるとはいえ、飲み過ぎが生死に影響を及ぼすリスクがあること、理解しておきましょう。
また、アルコールは徐々に体外に排出されますが、ドンペリの適量である200mlを30分以内に飲んだ場合、約3~4時間は体内に留まると言われています。
これが、2倍の量になれば、時間も倍に。これも個人差があるそうですが、体質によってはもっと滞留時間が長い可能性もあります。
そうなると、次の日もアルコールが残ってしまったり、二日酔いや体調不良の原因になったり、仕事や生活の生産性が下がったりと、飲み過ぎは日常生活に影響を及ぼしかねません。
適度な量で、節度を保って飲むことが大切です。
ドンペリ、無理せず途中保存を!
ドンペリは発泡性ワインのため、1度開けたらフルボトル1本(750ml)飲みきらないといけないと思いがちですが、その必要はありません。
fa-lightbulb-o途中保存用の専用の「ストッパー」というものが販売されていて、その「ストッパー」があれば炭酸ガスを失わずに途中保存が出来ます。
逆に途中保存をすることで、より楽しめる可能性もあるので、無理せず是非途中保存をしましょう。
詳しくは、途中保存方法でまとめていますので、ご興味のある方はご覧ください。>>ドンペリに合うストッパーとは!?
1度は飲んでみたい高級シャンパンとして人気のドンペリ。そのドンペリが飲めるのも、健康であるからこそ。
だからこそ、アルコールのリスクを把握して節度を持って楽しみましょう!