シャンパンを探していると、、”ブラン・ド・ノワール(Blanc de Noirs)”という言葉を目にします。商品説明に記載されていたり、ボトルやラベルに明記されていたりします。
「ブランドノワール」、一体どんな意味なのでしょうか!?
ということで、ブラン・ド・ノワール(Blanc de Noirs)について簡単にまとめておこうと思います。
「ブラン・ド・ノワール」って何!?「ブランドノワール」の意味!
先に結論から言うと、fa-lightbulb-oブラン・ド・ノワールとは、シャンパンやスパークリングワインの専門用語で、黒ブドウのみで造ったもの。
つまり、「ブランドノワール」は、黒ブドウの個性や良さが強みの発泡性ワインです。ブドウ品種にこだわりのあるシャンパンといえますね。
どんな黒ブドウが使われているかというと次の通り。下記に該当するものが「ブラン・ド・ノワール」となります。
- ピノ・ノワール(ブドウ品種)100%で造られるもの
- ピノ・ムニエ(ブドウ品種)100%で造られるもの
- ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを合わせて100%で造られるもの
ブドウは品種は、各種類によって味や印象に特徴があると言われていますが、一般的に黒ブドウで造られる発泡性ワインは、「コクがある、深い、重め」といわれています。
>>【シャンパンとブドウ】ブドウの品種から知る、シャンパンの正体、そして味!
では、ブラン・ド・ノワールではない一般的なシャンパンはどんなブドウ品種が使われているのかというと、シャルドネ(白ブドウ)、ピノ・ノワール(黒ブドウ)、ピノ・ムニエ(黒ブドウ)というブドウ品種が主に使われるのが一般的。
そして、それらで造ったワインをブレンドするのが一般的。
そう考えると、この「ブランドノワール」の場合は、黒ブドウのみを使用するため、良質な黒ブドウがなければ成り立たないということになります。
ちなみに、ブラン・ド・ノワールの反対にあたるのが、シャルドネ(白ブドウ)のみで造られるブラン・ド・ブランです。>>【専門用語】ブラン・ド・ブランって何!?
どれがブラン・ド・ノワール!?見分け方!
「ブラン・ド・ノワール」の見分け方はとても簡単。シャンパンのボトルやラベルに「ブランドノワール(BLANC DE NOIR)」と記載があることがほとんど、とても分かりやすいです。
下記シャンパンも「ブラン・ド・ノワール」なんですが、BLANC DE NOIRという記載があるのが分かります。
一部「ブラン・ド・ノワール」の記載がないものもありますが、下記のようにボトル外観が全体的にブラックの場合は「ブラン・ド・ノワール」の可能性があります。
黒ブドウにちなんで、ブラックを基調としたデザインもよく見られます。
以上が、「ブラン・ド・ノワールについて」でした。