
結婚祝いにシャンパンやスパークリングワインを贈ろうと思ったものの、
「種類が多すぎて分からない」
「予算的にこれで失礼じゃない?」
「そもそも、本当に泡でいいのかな?」
と迷ってしまう方は少なくありません。
実は、シャンパンを含むワインの贈り物は、専門用語が多く敬遠されがち。種類も膨大なため、やみくもに選ぶと迷いが負担になり、途中で諦めてしまう方も多いんですよね。
でも、だからこそ、相手のことを思って選んだシャンパンやスパークリングは、「特別な1本」として相手の記憶に残るギフトになります。
結婚は、多くの人にとって“一生に一度”と思って迎える大きな節目。だからこそ、誕生日やちょっとしたお礼とは違い、「普段とは違う特別感」 が何より大切だと感じます。実際にこれまで、結婚祝いとして名入れのドンペリを贈ったり、バルーン付きのサプライズ演出でシャンパンを贈ったり、予算を抑えつつ“特別感”のあるスパークリングを選んだりと、さまざまな形で結婚祝いの泡を贈ってきました。
その経験から分かったのは、「正解の銘柄」を探すことではなく、特別感のある1本を選び、ほんのひと工夫を添えることで、相手の記憶に残るギフトになるということです。
この記事では、
・結婚祝いにおける予算の考え方
・シャンパンとスパークリングの使い分け
・特別感を演出できる泡の選び方
・結婚祝いの泡を選ぶ判断基準
を、実体験ベースで分かりやすく整理しています。
この記事を読み終えるころには、選ぶストレスや迷いが軽くなり、「これなら安心して贈れる」と思える結婚祝いのシャンパンやスパークリングが、自然と見つかるはずです。
【結論】結婚祝いで外さないのは「特別感が伝わる」シャンパン・スパークリング

結婚祝いのギフトとして、シャンパンやスパークリングワインが選ばれてきたのには理由があります。それは、発泡性ワインが「乾杯」や「祝福の瞬間」と強く結びついてきたお酒だから。
シャンパンやスパークリングワインのギフトは、贈るだけで、「お祝い」というメッセージが自然と伝わるのが最大の魅力です。
さらに、シャンパンやスパークリングは飲みやすく、好みに左右されづらく万人受けしやすいお酒。中でもシャンパンは、スパークリングワインの中でも高級・特別なイメージが浸透しており、ひときわ強い“特別感”をまとっています。
だからといって、無理に高級なシャンパンを贈る必要はありません。結婚祝いのシャンパン選びで一番大切なのは、「価格が高いかどうか」「有名かどうか」ではなく、“特別な節目として選んだ1本”かどうか。
この視点さえ外さなければ、シャンパンでもスパークリングでも、結婚祝いとしてきちんと成立します。
予算5,000円以下なら、シャンパンにこだわらず“スパークリング”が正解

結婚祝いだからといって、必ずしも「シャンパン」である必要はありません。特に予算が5,000円以下の場合、無理にシャンパンを選ぶよりも、“特別感”のあるスパークリングワインを選ぶ方が、結果的に印象は良くなります。
この価格帯のシャンパンもありますが、選択肢が限られやすく、「お祝い感」よりも「無難さ」が前に出てしまうことも。その点、スパークリングワインであれば、特別感を演出できる価格帯になり、ボトルデザインや世界観を含めて“結婚祝いらしさ”を演出しやすいのが強みです。
迷ったら「価格帯 × 特別感 × ひと工夫」で選ぶ

どうしても迷ってしまうときは、この3つの基準をベースに考えてみてください。
1つ目は予算(価格帯)。
あらかじめ予算を決めておくことで、選択肢をぐっと絞ることができます。
2つ目は特別感。
普段は自分で買わない価格帯や、外観から特別感が伝わるもの、ストーリー性のある1本を選ぶと、結婚祝いらしさがぐっと高まります。
そして3つ目がひと工夫。
メッセージカード添える、名入れ、セット品、ラッピング、贈るシーンをサプライズを取り入れるなど、「あなたのために選んだ」という気持ちが、自然と伝わります。
この3つの基準で選べば、銘柄や細かい知識に詳しくなくても、結婚祝いとして外さないシャンパン・スパークリングを選ぶことができます。
【まずここ】予算別|結婚祝いに喜ばれる泡(最短で決めたい人向け)

「考え方は分かったけど、結局どれを選べばいいの?」そんな方のために、ここでは予算別に“結婚祝いとしておすすめの泡”を紹介していきます。
時間がない方は、ここから読んでいただければOKです。
〜3,000円台:「気持ちを添える」と特別感アップ
この価格帯で選べるのはスパークリングワイン。普段飲みより特別感を出せるスパクリングワインが選べます。
「お祝いらしさ」を強めたいときは、メッセージカードやラッピングサービスを利用したり、サプライズで贈るだけでも印象はぐっと変わります。
フェリスタス|見た目から“お祝い”が伝わる華やかスパークリング
フェリスタスは、ゴールドを基調とした、金箔入りのドイツの辛口・スパークリングワイン。華やかさがあり、箱を開けた瞬間に「お祝いの一本だ」と直感的に伝わるため、結婚祝いとの相性がとても良い1本です。
白・ロゼのバリエーションがあり、相手の雰囲気に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
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グラハム・ベック ロゼ|色で“祝福”が伝わる、結婚祝い向きロゼ泡
南アフリカの名門ワイナリー、グラハム・ベックが造る、辛口・ロゼ・スパークリング。淡いピンク色が印象的で、グラスに注いだ瞬間からお祝いムードを演出してくれる1本です。
ロゼは、白に比べると自分ではなかなか手に取らない種類。色合い的にも「愛情」「幸福」「祝福」といったイメージを持ちやすく、結婚祝いというシーンとも相性が良いのが特徴。
また、グラハム・ベックは、米国のオバマ元大統領や南アフリカのマンデラ元大統領が就任時の祝杯に選ばれたブランドとしても有名。ストーリー性があり、「お祝い」「特別感」のイメージが強いのも魅力です。
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【番外編】サンテロ ラブユー|見た目で“愛”を伝えたい結婚祝いに
イタリアのワイナリー、サンテロが手がける「ラブユー」は、ハートモチーフのラベルが印象的なスパークリングワイン。「結婚」「愛」「これからのふたり」をストレートに表現したいときに向いている1本です。
見た目のメッセージ性がとても強いため、
・友人への結婚祝い
・カジュアル寄りのお祝い
・写真に残るギフト
といったシーンでは、言葉以上に想いを伝えてくれます。
また、味わいは辛口なんですが、やさしく甘みを感じるため、ワイン初心者さんにも向いています。~3,000円台で選べる泡の中でも、「見た目で気持ちを伝えたい」方に向いた、番外編的な存在です。
なお、筆者が実際に購入した際の画像を別記事に掲載しています。メッセージカードが付いており、見た目からもサプライズ感がありました。
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〜5,000円台:結婚祝いとして“特別感”が出せるスパークリング
この価格帯になると、見た目・ストーリー・味わいのバランスが整った、高級スパークリングワインが選べるようになります。シャンパンにこだわらなくても、スパークリングワインの中で“格”や“意味”を感じられる1本を選べば、結婚祝いとして十分に特別感は伝わります。
セグラヴューダス ブルート レゼルバ エレダード|重厚感で“節目”を祝う一本
スペインのセグラヴューダスが造る白・辛口の最高級品。金属製の装飾が施された重厚感のあるボトルは、一目で“特別な贈り物”であることが伝わります。落ち着きと格式を感じさせるのが魅力。
美ボトルデザインなので、飲み終わっても装飾品として飾る方も。「大人っぽい結婚祝い」「きちんと感を出したい相手」に向いた1本です。
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5,000〜10,000円前後:迷ったらここ。失敗しにくい安心ゾーン
この価格帯は、結婚祝いとして「失礼にならないか」「安く見えないか」といった不安が一気に減る、いわば安心ゾーン。シャンパンの選択肢が増え、見た目・味・ストーリーのバランスが取りやすくなります。
一方で、選べる本数が一気に増えるため、「何を基準に選べばいいのか分からなくなる」ゾーンでもあります。
ここでは、結婚祝いとして使いやすく、特別感・意味・分かりやすさの3点を重視して、迷いにくい泡だけを厳選しました。
キュヴェ・デ・ザムルー|結婚祝いの定番として選ばれ続ける“愛のシャンパン”
キュヴェ・デ・ザムルーは、「愛し合うカップルのためのキュヴェ」というロマンチックな名前がついた、結婚をテーマにしたシャンパン。上記商品画像は白・辛口。
ラベルには2羽の白いハトが寄り添い、まるでキスをしているようなデザインが描かれています。また、ハートをモチーフにしたラベルとやさしい色合いが印象的で、見た目にもお祝い感がたっぷり。
ロゼ・辛口もあり、「結婚祝いに外さないシャンパン」の代表格です。
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バロンドーヴェルニュ・フィーヌ・フルール・ド ブジー|花言葉で想いを伝える結婚祝い
黒ブドウ品種(ピノ・ノワール)のみを使用した、深みのある、華やかな白・辛口シャンパン。
印象的なのは、ボトルに描かれた白いマーガレットの花。マーガレットの花言葉は「真実の愛」。結婚という節目に、言葉を添えなくても気持ちを伝えられる、サプライズ効果も期待できる一本です。
ボトルデザインが美しいため、飲んだ後も飾れるのも魅力。我が家もこのシャンパンボトル、ずっと飾っています。
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モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル|甘口×サプライズで印象に残る結婚祝い
甘口シャンパンを探しているなら、まず候補に入れたいのがモエ・エ・シャンドンの「アイス アンペリアル」。氷を入れて楽しむことを前提に造られたシャンパンで、スイーツのように楽しめる甘さがあり、ワインは苦手な方や甘口なお酒を好む派にも飲みやすいのが特徴です。
実際に、結婚祝いとしてバルーンと一緒にサプライズ演出で贈ったことがありますがあり、大変喜ばれた経験があります。
知名度の高いモエ・エ・シャンドンに、甘口という普段使いではない定番外しの演出を掛け合わせることで、結婚祝いとしての“安心感”と“特別感”の両方を叶えられる一本。また、ボトルは真っ白。純白の花嫁を連想させるデザインは、結婚祝いにぴったりです。
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ポル・ロジェ ブリュット|品格と信頼感で選ばれる“大人の結婚祝い”
ポル・ロジェは英国王室御用達シャンパンブランド。ウィリアム王子やヘンリー王子の婚礼でも振る舞われたことが有名です。
また、真っ白なラベルデザインは、純白の花嫁を連想できるのも魅力。結婚祝いという特別な日の贈り物にふさわしい格と華やかさを備えています。
知る人ぞ知る存在で、「分かる人には分かる」通好みの一本です。
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10,000円台~20,000円:ここぞという特別感が伝わるゾーン
この価格帯は、結婚祝いの中でも「きちんとお祝いしたい」「印象に残る贈り物にしたい」と考える方が選びやすいゾーンです。一方で、シャンパンの“高級品”は2万円台以上からになるため、銘柄だけで特別感を出そうとすると、選択が難しく感じやすい価格帯でもあります。
だからこそ、このゾーンでは、「どう特別に見せるか」「どう体験として残すか」という視点に重点を置いています。
グラスセットで“ふたりの時間”を贈ったり、いつものブランドでも“ヴィンテージ”というワンランク上を選んで初めての体験を添えたりと、選び方次第で、結婚祝いとしての満足度は大きく変わります。
ここでは、10,000円台〜20,000円という予算の中で、特別感をしっかり伝えられる選び方と、実際に喜ばれた組み合わせを紹介します。
シャンパン+グラスセット|“ふたりで使う時間”まで贈れる結婚祝い
10,000円台〜20,000円の結婚祝いで、特別感をしっかり伝えたいときにおすすめなのが、シャンパンとシャンパングラスのセット品です。
ボトル単体と違い、グラスセットは「このお酒を、ふたりで楽しんでほしい」というメッセージが自然と伝わるのが魅力。結婚祝いらしい“これからの時間”まで想像させてくれる贈り方です。
また、グラスが加わることで見栄えもぐっと華やかに。グラスは形に残るため、記念日や特別な日の定番グラスとして長く使ってもらえる点も、結婚祝い向きだと感じます。
なお、セット品のグラスにはさまざまな種類があります。名入れ可能なグラスが付属したもの、シャンパンブランドオリジナルのグラスがセットになっているものなど、予算や好みに合わせて選ぶことができます。
筆者のおすすめは、シャンパンブランドオリジナルのグラスが付属したセット品。そのシャンパンを美味しく飲むために設計されたグラスであり、すでにシャンパングラスを持っている方でも、ブランドロゴやデザインが施されたグラスを持っているケースは少なく、希少性のある贈り物になります。
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モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ|“いつものモエ”とは違う体験を贈る結婚祝い
モエ・エ・シャンドンは飲んだことがある、という方も多いかもしれません。だからこそ、結婚祝いでは「ヴィンテージ」を選ぶことで、“いつものモエとは違う特別な体験”を贈ることができます。
実際に、結婚祝いとしてモエ・エ・シャンドンのヴィンテージをサプライズ演出で贈ったことがありますが、「モエは知っていたけれど、ヴィンテージは初めて」と、とても喜ばれました。
ヴィンテージは、その収穫年のぶどうの個性を反映して造られるシャンパン。同じブランドでも、スタンダードのノン・ヴィンテージとは位置づけが異なり、“その年だけの一本”という特別感があります。
高級すぎるシャンパンは少し構えてしまうけれど、安心感のあるブランドで、ワンランク上の体験を贈りたい。そんな結婚祝いに、選びやすい一本です。
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なお、ここまで紹介してきたようなシャンパンやスパークリングは、名入れやメッセージを添えることで、さらに特別感を高めることもできます。
実は、名入れは高級シャンパンだけのものではなく、スパークリングワインでも1万円以内から対応できるケースもあります。「価格を上げる」以外にも、特別感を出す方法があるという点は、結婚祝いを選ぶうえで知っておいて損はありません。
名入れやサプライズ演出については、このあと詳しくまとめて紹介します。
20,000円台~:記念に残る「一生モノの記憶」
この価格帯は、結婚祝いの中でも「一生に一度の節目として、心から記憶に残る一本を贈りたい」と考える方が選ぶゾーンです。シャンパンの世界では、本当の意味での“最高級”は20,000円台から。複数人で贈る場合は、この価格帯になることもよくあります。
価格そのものよりも、背景・象徴性・記念性が揃った一本を選ぶことで、結婚祝いとしての重みがまったく違ってきます。
ここでは、結婚という特別な門出にふさわしく、「時間が経っても思い出として残る」シャンパンだけを厳選しました。
ドン・ペリニヨン|結婚祝いの象徴として選ばれ続ける一本
結婚祝いの高級シャンパンとして、真っ先に名前が挙がるのがドン・ペリニヨン。「一生に一度」「特別な節目」そうしたイメージが強く結びついている高級シャンパンであり、贈る側・受け取る側のどちらにとっても、“特別な意味を持つ一本”として認識されています。
価格帯としては20,000円台からと高額になりますが、その分、高級シャンパンとしての知名度が抜群で迷いや言い訳のいらない安心感があり、結婚祝いとしての格・象徴性は群を抜いています。
ドン・ペリニヨンには、ヴィンテージの違い・種類・価格帯・正規品と並行品の違いなど、選ぶ際に知っておきたいポイントも多いため、詳しい選び方や相場については、別記事でまとめています。
ちなみに筆者も結婚祝いに複数人で、名入れをしたオンリーワンのドンペリをサプライズ演出で贈ったことがありその体験談もまとめています。結婚祝いとしてドンペリを検討している方は、以下の記事を参考にしてみてください。
▶ 結婚祝いにドン・ペリニヨンはあり?種類・価格・選び方を徹底解説
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パイパ―・エドシック レア・ヴィンテージ|“ティアラをまとった”シャンパン
「レア・ヴィンテージ」は、有名シャンパンブランド、パイパ―・エドシックが造る最高級品。“ティアラをまとったシャンパン”と称され、華やかさと気品を併せ持つ一本。
ボトルデザインは、まるでティアラを纏ったように美しく、圧倒的な存在感を放ちます。特に正規箱付きの商品は、ボトルデザインと統一された豪華なデザインが特徴です。
下記画像は、実際に筆者が正規箱付きのレア・ヴィンテージを購入した際の画像です。

箱を開けた瞬間から特別な空気をまとい、高級感と華やかさを演出できるため、新婦への印象を大切にしたい結婚祝いに特に選ばれやすい一本です。実際の正規箱については下記の記事でまとめています。
▶ パイパーエドシック レア ヴィンテージ、箱の中はどうなっているの!?ラッピングは不要!?
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ペリエ・ジュエ ベル・エポック|「良き時代」の始まりを祝う結婚祝い
ペリエ・ジュエの「ベル・エポック」は最高級品の立ち位置で、フランス語で“美しき良き時代”を意味する名前を持つシャンパン。この言葉が指すのは、文化や芸術が花開いた時代。
結婚祝いというシーンにおいては、「これから、そんな良き時代がふたりに訪れますように」というメッセージを重ねて贈ることができます。
ボトルに描かれたアネモネの花は、華やかさと繊細さを併せ持ち、記念写真に残しても強く印象に残る存在感。飲むだけでなく、飾ることでも価値を感じられるシャンパンです。
価格帯は高めですが、その分、名前・見た目・象徴性が揃った一本。「一生の節目として、記憶に残るシャンパンを贈りたい」そんな結婚祝いに選ばれる理由が詰まっています。
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結婚祝いで“特別感”をつくる3つのコツ

結婚祝いのシャンパン・スパークリングには、普段とは違う非日常感を添えられると、記憶に残る結婚祝いになります。
ここでは、その“特別感”をつく、3つのコツを紹介します。どれか1つでも、あるいは組み合わせても、他のギフトと差がつく結婚祝いを演出できます。
① 普段は自分で買わない世界観・価格帯であること

結婚祝いでは、「自分ではなかなか手に取らない1本」であること自体が、特別感や非日常感を抱くことに繋がります。毎日の晩酌や気軽なご褒美とは違い、少し背伸びをした価格帯や世界観のあるシャンパン・スパークリングは、それだけで“節目のお祝い”として成立します。
必ずしも高級である必要はありません。大切なのは、「日常の食卓には並ばない」と感じられること。普段の選択肢から一歩外れた1本は、それだけで結婚祝いらしい非日常感をまといます。
② 見た瞬間に「お祝いだ」と伝わる見た目・ストーリー
結婚祝いのギフトは、開ける前の第一印象もとても重要です。ボトルデザインやラベル、カラーなど、見た瞬間に「お祝いだ」と伝わる要素があると、言葉を添えなくても気持ちが届きます。
また、ブランドや名前に込められたストーリーも、特別感を高めるポイント。「祝福の場で選ばれてきた背景」があるシャンパンやスパークリングに加え、「結婚を連想させる」見た目やストーリーは、それ自体がメッセージになります。
見た目やストーリーがある1本は、「なぜこれを選んだのか」を自然に語ってくれる、結婚祝いに心強い存在です。
③ サプライズ演出で“特別感”を一気に高める
結婚祝いでは、「どう贈るか」で印象が大きく変わります。たとえストーリー性が強くなくても、見た目が派手でなくても、サプライズ演出を添えるだけで、特別感は一気に高まるんですよね。
たとえば、メッセージカードを添える、バルーンと一緒に届ける、サプライズでプレゼントする、お祝いとして突然届く形にするだけでも、受け取る側の印象は大きく変わります。
また、名入れやセット品を選ぶのも立派なサプライズ。 「この日のために用意してくれた」と感じられる工夫があるだけで、ボトルの価格や知名度以上に、記憶に残る結婚祝いになります。
実際に私自身も、結婚祝いとしてバルーン付きでシャンパンを手配したり、 サプライズ演出を前提に贈ったことで、とても喜ばれた経験があります。
▶ 体験談はこちら
シャンパンか、スパークリングか|結婚祝いでの正しい考え方

結婚祝いで泡を選ぼうとすると、
「やっぱりシャンパンじゃないと失礼?」
「スパークリングだと安っぽく思われない?」
と悩む方はとても多いです。
まず大前提として、シャンパンはフランス・シャンパーニュ地方で造られた発泡性ワインのみを指し、それ以外の発泡性ワインは「スパークリングワイン」と呼ばれます。(違いについて詳しくは別記事で解説しています)
▶ 【初心者向け】シャンパンとスパークリングワインの違いとは? どっちを選ぶ?図解で簡単にわかるまとめ
そして現実的な話をすると、5,000円以下の予算では、選択肢の中心はスパークリングワインになります。この価格帯で無理に「シャンパン」にこだわると、選択肢が一気に狭くなりおすすめしていません。
だからこそ結婚祝いでは、シャンパンかどうかよりも「どう選ばれているか」の方が、印象を大きく左右します。
「シャンパンだから正解」ではない

結婚祝い=シャンパン、というイメージは確かに強く、シャンパンは今でも“特別なお酒”として高い認知があります。ただし、「シャンパンだから安心」「シャンパンなら何でも正解」というわけではありません。
例えば、3,000円台であれば、シャンパンよりも、スパークリングワインの方が高級感があり、「考えて選んでくれた感」が不思議と出るんですよね。シャンパンにこだわらずとも、結婚祝いに選んだ理由が明確なスパークリングの方が、気持ちが伝わるケースが多くあります。
結婚祝いで大切なのは、シャンパンかどうかではなく、“選ばれ方”です。なぜそのシャンパンやスパークリングワインを選んだのか、理由が明確であるほど、気持ちは自然と伝わります。
スパークリングでも特別感が成立するケース
スパークリングワインでも、結婚祝いとして十分に特別感は成立します。
たとえば、
・見た目に華やかさがある
・お祝い向きの名前やストーリーがある
・サプライズ演出をする
こうした要素が揃っていれば、「シャンパンじゃないから失礼」と思われることは、まずありません。
特に3,000円〜5,000円台では、無理にシャンパンにこだわるより、完成度の高いスパークリングを選ぶ方が、結果的に満足度が高くなることが多いです。
価格を抑えるなら「意味づけ」が重要
価格を抑えたい場合に重要なのが、「なぜこの1本を選んだのか」という意味づけです。
・お祝いの場にふさわしいデザイン
・名前や由来に“祝福”を感じられる
・演出がある、他に贈り物がある
こうした背景があるだけで、価格以上に「気持ちがこもった結婚祝い」に見えます。
特別感を演出するサプライズや「+ひと工夫」とは?
ここでは、実際によく選ばれている、特別感を高める“+ひと工夫”を紹介します。紹介するものはすべて、筆者自身が結婚祝いで実際に活用し、とても喜ばれた方法です。
名入れ・記念日入りで“世界にひとつ”にする
名前や記念日をボトルやラベルに入れるのは、「特別感」を一気に高めてくれます。「このふたりのためだけに用意された」という特別感が生まれ、サプライズ効果も期待できます。
“世界にひとつ”になることから、記念に残る結婚祝いを贈りたい方におすすめ。
一方で、ネックは価格。名入れサービスが付く分、どうしてもボトル単体より高くなりがち。その場合は、シャンパンにこだわらず、スパークリングワインで名入れ対応のものを選ぶのも一つの方法です。
「世界にひとつ」という価値はそのままに、予算を抑えた結婚祝いが成立します。
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バルーン・セット品・メッセージで開ける前からお祝い
結婚祝いは、受け取った瞬間の印象も記憶に残るかを左右します。バルーンや花、グラスセット品、メッセージカードを添えるだけで、箱を開ける前から「お祝い」が伝わります。
特にサプライズで届く形にすると、見た目の華やかさと驚きが加わり、特別感は一気にアップ。ボトル自体がシンプルでも、贈り方次第で印象はいくらでも変えられるのが、この工夫の強みです。
一方で、この方法のネックも手配の労力と、バルーンやセット品に関しては価格が高価になりがちなこと。でもその分、見た目のインパクトは絶大です。
ちなみに筆者は、バルーンとシャンパンをセットにし、結婚祝いに複数回サプライズで贈った経験があります。とても喜ばれるギフトになりますよ!
複数人で贈って“格上げ”するという選択

職場や友人グループなど、複数人で結婚祝いを贈る場合は、ひとりでは手が届かない価格帯の泡を選べるのも大きなメリットです。最高級のシャンパンやシャンパンやグラスセット、バルーンも添えるなど、単体よりも一段上の選択肢を選ぶことで、結婚祝いとしての存在感がぐっと増します。
また、「みんなで選んだ」という背景自体が、特別感のあるストーリーとして相手に伝わるのも、複数人ギフトならではの魅力です。
筆者は、複数人での結婚祝いとして、ドンペリ+名入れ+バルーンでサプライズのお祝いをしたことがあります。新婦が涙ぐむほど、感動して下さいました。体験談はこの後でまとめています。
▶ 結婚祝いにドン・ペリニヨンはあり?種類・価格・選び方を徹底解説
実際に結婚祝いで泡を贈ってきた体験談

筆者自身、友人・知人など、さまざまな立場で結婚祝いにシャンパンやスパークリングを贈ってきました。その中で感じたのは、 「高いから喜ばれるわけではない」 「ボトル単体より、ひと工夫が記憶に残る」ということ。
ここでは、実際に贈って印象に残ったエピソードを紹介します。
実例① 名入れドンペリは「一生の記念」になった
結婚祝いに、複数人でお金を出し合い、新郎・新婦の名前と結婚式の日付、そして「HAPPY WEDDING」のメッセージを刻印した名入れのドン・ペリニヨンを贈ったことがあります。
新婦様は筆者の知人でしたが、ボトルを見た瞬間に涙ぐんで喜んでくださったのが、今でも強く印象に残っています。
後日ご自宅を訪れた際、そのドンペリは「結婚記念日の節目に開ける予定」とのことで、ワインセラーに時が経っても大切に保管されていました。その様子を見て、贈った筆者の方が感動してしまい、思わず写真を撮ってしまったほどです。(下記が実際に画像で、黄色矢印のドンペリが筆者が贈ったドンペリ)

名入れのシャンパンは、世界にひとつだけのギフト。飲み終わった後もインテリアとして飾ることができ、まさに“一生の記念”になる結婚祝いだと感じました。
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実例② シャンパン×バルーンで印象が一気に変わった
知人の仕事関係の方の結婚祝いとして、甘口シャンパンとバルーンを用意し、披露宴会場にサプライズで届けたことがあります。知人自身は披露宴に出席しなかったため、「ギフトで気持ちを伝える」形になりました。
贈ったのは、氷を入れて楽しむ甘口シャンパン「モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル」。
そこに下記商品画像のハート型のバルーンを組み合わせ、披露宴会場の新郎・新婦の控室にサプライズで設置してもらいました。
後日、知人を通じて「とても喜んでもらえた」と聞き、筆者自身も嬉しくなったのを覚えています。
シャンパンはボトル単体だと比較的コンパクトな贈り物に見えますが、バルーンと組み合わせることで、一気に存在感と華やかさが増します。
結婚祝いは「何を贈るか」より「どう贈るか」で記憶に残る

筆者が特におすすめしたいのが、結婚式や披露宴の会場に、あらかじめギフトを届けておくサプライズ演出です。事前に式場スタッフへ相談し、シャンパンやバルーン、メッセージカードを新郎・新婦の控室などに配置してもらいます。
披露宴が終わり、新郎・新婦が控室に戻った瞬間、「なにこれ!?」と驚き、名入れのシャンパンやメッセージを見て感動される、こんな演出を複数回お願いし、新郎・新婦がとても喜ぶ瞬間を何度も見てきました。
この演出には多少の準備や手間はかかりますが、“ただ渡すだけ”ではない分、記憶に残る結婚祝いになります。
結婚祝いでは、高いかどうかよりも、選び方と渡し方が一番伝わる。これは、実際に贈ってきて強く感じたことです。
結婚祝いのシャンパン・スパークリングでよくある質問(Q&A)

結婚祝いでシャンパンやスパークリングを贈るときは、細かい不安がつきものです。ここでは、実際によく聞かれる質問とその答えをまとめました。
迷いやすいポイントを事前に解消しておくことで、安心して結婚祝いを選ぶことができます。
Q. シャンパン・スパークリングに賞味期限はある?

アルコール度数10%以上を超えるシャンパンやスパークリングワインについては、賞味期限はありません。賞味期限についてもっと詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
▶ シャンパン・スパークリングワインの賞味期限は?未開封と開封後の目安&劣化サイン
Q. 箱なしのシャンパンは結婚祝いとして失礼?

箱なし=失礼、ということはありません。ただし結婚祝いでは、見た瞬間に「お祝いだ」と伝わるかどうかが重要です。
箱がない場合でも、
・ラッピングをする
・メッセージカードを添える
などの工夫があれば、十分に結婚祝いとして成立します。
ちなみに上記画像は、筆者が箱なしシャンパンを購入しラッピング対応をお願いしたもの。ラッピング次第で見応え十分なギフトなることがお分かりいただけると思います。
Q. 結婚祝いの泡はどこで買うのが安心?

筆者が贈った結婚祝いは全て楽天市場を利用しました。楽天市場のようなモール型ネット通販は、価格比較や在庫確認が容易のうえ、外出や持ち運びの労力がかからないのが大きな魅力です。
特に楽天市場は、ラッピング対応が豊富でギフト利用しやいのがメリット。
出来る限り失敗したくないギフトシーン(上司や目上の方への結婚祝い)は、エノテカや、デパート利用の方が安心感があるかもしれません。ちはみに筆者は、結婚祝いではありませんが、ビジネスシーンでのシャンパンギフトはエノテカを利用しています。
百貨店系オンラインショップや、大手通販モールの正規品取扱店であれば、保存状態・配送対応・ラッピング面で失敗が少なくなります。
Q. クール便で送った方がいい?
夏場や気温た高い季節(目安:5月頃~10月)の場合は、クール便をおすすめします。一方、涼しい季節(秋〜冬)で短期間配送の場合は、通常便でも問題ないケースが多いです。
まとめ|結婚祝いの泡ギフトは「特別感+ひと工夫」が秘訣

結婚祝いのシャンパン・スパークリング選びでは、「高いかどうか」「有名かどうか」よりも、選んだ理由が明確がどうかで大きく印象が変わります。
シャンパンでもスパークリングでも、
・普段とは違う非日常感がある
・お祝いの意味やストーリーが感じられる
・名入れやサプライズ、メッセージカードなど、ほんのひと工夫が添えられている
このどれか一つ、あるいは組み合わせるだけで、泡のギフトは「ただのお酒」から記憶に残る結婚祝いに変わります。
この記事が、「これなら安心して贈れる」「気持ちがちゃんと伝わりそう」そう思える1本を見つけるヒントになれば幸いです。
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Yua.|全日本ソムリエ連盟認定ソムリエ・シャンパーニュ委員会公式MOOC修了
最初はワインが苦手でしたが、ドンペリをギフトに選んだことをきっかけにシャンパンやスパークリングワインの魅力に気づき、これまで100本以上を試飲。
実体験をもとに、初心者にも寄り添った「シャンパン・スパークリングワイン選びをもっと楽に!」をテーマに発信しています。
「トキメキを感じられる」「寄り添ってくれる」「場がパッと明るく陽気になる」など、感情やイメージで選べるシャンパン選びも提案。ギフトや自分へのご褒美にぴったりの1本が見つかるサイトを目指しています。











