シャンパングラスと海

決して安くないシャンパン、せっかくなら美味しいシャンパンに出会いたいですよね。でも、シャンパンを含むワインは専門用語も多く難しい。

気難しいものや玄人さん向けのものも正直多いため、選ぶのに難しさがあります。「やみくもに選んで損したくない!」ということで、今回は、「美味しいシャンパンに出会うシャンパンの選び方」をまとめておこうと思います。

この選び方はNG!シャンパンを選ぶ上で避けるべきこととは!?

はてな

シャンパンの選び方で、NGなのは下記の選び方。私自身が経験した選び方で、「後悔」や「損した」と感じてしまう可能性大です。

シャンパン選びで「避けるべき」選び方とは!?
  • やみくもにシャンパンを探し、選ぼうとする
  • 口コミ評価が高いシャンパンを探し、選ぼうとする
  • 最初から高級シャンパンを選ぶ

多くの人が大手ショッピングサイトで「シャンパン」と検索し、やみくもに探し始めてしまいます。でも、これはNG。

シャンパンは生産地がフランスのシャンパーニュ地方と限られているため、ワインの中では選びやすいのですが、それでも種類は多く迷います。どれを選んで良いのか分からず、ひたすら彷徨い(さまよい)、時間を費やしてしまうんですよね。まさに、シャンパン難民。

その内、美味しいシャンパンを探したいという強い思いから、「口コミ評価が高いシャンパン」を探そうと、評価順に並べ始めます。これもNG。

ある程度候補のシャンパンを絞った上で、評価順に並べ替えて探すのならば良いのですが、「シャンパン」で探すと、評価が高いものばかりなのです。

評価の高いシャンパンが多すぎて比較できず、これまた迷う。

美味しさを評価(口コミ)で判断しようとしても、自分の経験をもって「美味しい」と思えない限りは不安が付きまといます。よって、なかなか決められず、時間とストレスがかかります。これもまたシャンパン難民の状態に・・。

泡

「では、知っている高級シャンパでいっか。」となりますが、これもまた美味しいシャンパンを探す上ではオススメしません。(プレゼントやギフトならアリ)

高級シャンパン、なぜ美味しくないと感じるの?」で詳しくまとめていますが、一部の高級シャンパン以外は、価値を理解し、美味しいと感じるのにワインの経験値が必要になります。つまり、高級シャンパンは飲み手を選ぶものが多いということ。

高級シャンパンは生産者が造る最高級品のため、個性的でブランドのこだわりを表現しているものが多いのです。個性派が万人に受けないように、高級シャンパンは気難しさがあるものも多いといういこと。

だからこそ、最初の1本に高級シャンパンはオススメしません。

ではどう探せば美味しいシャンパンに出会えるのか、次に説明していきましょう。

美味しいシャンパンに出会いたい!美味しいシャンパンの選び方!

泡

美味しいシャンパンに出会うためのオススメの選び方は下記の通り。

まず「辛口」シャンパンか、「甘口」シャンパンかを選ぶ!

甘辛度表

シャンパンの主流は辛口ですが、上記画像のように様々な甘辛度があります。

一般的には最初から「辛口」を選ぶ人が多いのですが、

普段甘いお酒を好んで飲んでいた方は、「甘口」のシャンパンからスタートすることをオススメしています。

逆に、甘いお酒は苦手、「日本酒」や「焼酎」が大好きという方は、「辛口」からのスタートでOK。

というのも、シャンパンのアルコール度数は12.5%と高いものが多いんですよね。ビールやチューハイなどのアルコール度数よりも遥かに高いため、辛口だとアルコール感が強く、苦手に感じてしまう方が実は多いのです。

一度「美味しくない」と思うと、次に飲もうとなかなか思えないもの。アルコール感の強いお酒や、「日本酒」、「焼酎」が苦手という方は、「甘口」シャンパンからスタートしましょう。

>>オススメの甘口シャンパンは!?

シャンパンランクでいう、最もスタンダードな「ノン・ヴィンテージシャンパン」を選ぶ!

【価格】6千円台~※価格は変動します。

シャンパンには、ランクやグレードがあります。>>シャンパンランク

その中で最もスタンダードとなるのが、「ノン・ヴィンテージ」というランクに該当するシャンパン。例としては、大手スーパーでもよく見かける上記の「モエ・エ・シャンドン アンペリアル」がノン・ヴィンテージシャンパンですね。

最初はこのノン・ヴィンテージのランクに該当するシャンパンから飲み始めるのがオススメなのですが、多くの人は、シャンパンの入り口として高級シャンパンを選んでしまいます。

でも、高級シャンパンは先にお伝えした通り、一部を除いて個性的なものが多いため、価値を理解するのが難しく、単純に「美味しい」と感じられない可能性があるのです。

また、高級シャンパンは高価であることから、飲み手側が過剰に美味しさを期待しがち。そうなると期待が大きい分、価値が分からないとがっかり度も増します。「もう二度とシャンパンなんて飲まない!」と嫌悪感まで出てしまいかねません。

一方、スタンダードとなる「ノン・ヴィンテージ」に該当するシャンパンの場合、万人受けするものが多いです。

特に大手生産者の造るノン・ヴィンテージシャンパンは、生産量も多く、多くの人が飲むことを想定して造られているため、美味しさが分かりやすく、「美味しい」と思えるものが多い。

だからこそ、最初は「ノン・ヴィンテージシャンパン」がオススメなのです。

>>オススメのノン・ヴィンテージシャンパン!

大手生産者のシャンパンを選ぶ!

パイパーエドシック

手っ取り早く「美味しい」シャンパンに出会うには、大手生産者が造るノン・ヴィンテージシャンパンがオススメ。

先ほどさらりとお伝えしましたが、大手生産者の場合は生産量が多く、より多くの人が楽しめるように造られています。なので、美味しさが分かりやすい傾向にあるんですよね。

>>オススメのノン・ヴィンテージシャンパン

一方で、小規模生産者のシャンパンとなると、高級シャンパンでなくとも個性が強くなります。

そもそも、小規模生産者が造るシャンパンの魅力は、それぞれの個性なんですよね。その個性の違いで勝負しています。なので、小規模生産者が造るシャンパンの場合は、高級シャンパンでなくても個性的なものが多く、経験値がないと価値の理解が難しいものが多々あります。

では、実際どんなシャンパンがオススメなのか、見ていきましょう!

「美味しい」と思える、オススメシャンパンリスト!

泡

ここでは、「美味しさ」が分かりやすいシャンパンをピックアップして紹介しています。

紹介しているシャンパンは、実際に私自身が飲んだことのあるものばかり。美味しいシャンパン選びの参考になれば嬉しいです。(内容は、「シャンパン初心者さんにオススメのシャンパンとは!?」と共有しています。)

オススメの甘口シャンパン

 

モエ・エ・シャンドン アイスアンペリアル

【価格】8千円台~*価格は変動します。

ドンペリの生産者が造る、モエ・エ・シャンドンというブランドの甘口シャンパン。従来のシャンパンの楽しみ方とは違って、普通のワイングラスに氷を入れて楽しむ、カクテルタイプの甘口シャンパンです。

このアイスアンペリアルは、「高級リゾートだけのモエ」と言われていて、一般の小売店やレストランなどには流通しないもの。希少性もあるため、人気が高い甘口シャンパンです。

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モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアル

【価格】1万円台~*価格は変動します。

こちらもドンペリの生産者が作るシャンパンブランド、モエ・エ・シャンドンのやや甘口のシャンパン。

氷を入れるタイプではなく、従来のシャンパンの通りに冷やしてそのまま楽しみます。やや甘口なので、甘さはほんのりといったところ。上記2タイプに比べると甘さは控えめです。

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あまり店頭に出ていないものと考えると、下記の甘口シャンパンも美味しかったです。オススメです。

パイパーエドシック シュブリーム

【価格】6千円台~※価格は変動します。

有名シャンパンブランド、パイパー・エドシックのシャンパン「パイパー・エドシック シュブリーム」。まろやかでクリーミー、品がありながらもふんわりとした陽気さをまとった女性という印象です。

このシャンパンは注意が必要。多くの小売店で辛口と記載されていることが多くて驚きますが、私が実際に飲んだところどう考えても甘口シャンパンでした。

パイパー・エドシックの公式ページの商品詳細にも「DEMI-SEC(ドゥミセック)」の記載があります。>>パイパー・エドシック公式サイト(シュブリーム)注意しましょう。

甘口シャンパンらしく、後味はすっきりとしていて甘さが舌に残りません。飲んでいる間とても明るい気分になり、会話も進むシャンパンです。

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オススメのノン・ヴィンテージシャンパン(大手生産者)

 

パイパー・エドシック ブリュット

【価格】4千円台~*価格は変動します。

このパイパー・エドシックは、元カンヌ国際映画祭の公式シャンパンとして、またマリリンモンローが愛飲していたとして有名なシャンパンブランド。

1口目から美味しさが分かりやすく、気難しさとは無縁。人を選ばず、陽気に楽しい気持ちにさせてくれる、気軽に飲める辛口シャンパンです。

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バロン・ド・ロスチャイルド ブリュット

【価格】6千円台~*価格は変動します。

このバロン・ド・ロスチャイル ブリュットド、ボルドーの赤ワインで有名な生産者が手がけるシャンパンなのですが。1口目のインパクトが強く、あまりの美味しさに感動してしまうかも!?

私自身、1口目の美味しさが忘れられず、ずっと記憶に残っている美味しいシャンパンです。

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オススメの高級シャンパン

 

クリュッグ  グラン  キュヴェ
 

【価格】5万円台~*価格は変動します。

「クリュッグ」のスタンダードシャンパンですが、「クリュッグ」のシャンパンは全てがプレスティ―ジュ(最高級)に該当するため高級シャンパン。

気品があるのに、気取らずに誰でもウェルカム。人を選ばずに温かく受け入れ、美味しくて陽気で楽しい一時を演出してくれる高級シャンパンです。

この「クリュッグ」に魅せられ、クリュギストと呼ばれる愛好家さんたちが世界中に居るんですよね。私自身この「クリュッグ」を飲んでから、美味しさと感動が忘れられず、ずっと記憶の残っている高級シャンパンです。

>>クリュッグを見てみる(amazon)(楽天市場)(Yahoo!ショッピング)

テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ

【価格】2万円台~*価格は変動します。

有名シャンパンブランド「テタンジェ」のプレスティ―ジュ(最高級)シャンパン!テタンジェの最高傑作とされる高級シャンパンで、白ブドウ100%(ブラン・ド・ブラン)で造られたもの。

最初の1杯から美味しさに感動した高級シャンパン!私が飲んだのは「2003」ですが、香りも魅力的で、メープルシロップやモカの甘い香りで思わずスイーツが目の前にあるかのような気分に。(香味は収穫年によって変化があります)

こちらも、あまりの美味しさと甘い一時が記憶に残り、忘れられない高級シャンパンです!

>>コント・ド・シャンパーニュを見てみる(amazon)(楽天市場)(Yahoo!ショッピング)

 

以上が、「美味しいシャンパンに出会う、シャンパンの選び方!オススメシャンパンは!?」でした。

美味しいシャンパンに出会うのは意外と難しい。最初の1本でガッカリして諦めてしまう方が実は多いです。

まずは美味しいシャンパンに出会えますように。

それでは、また!

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