開いたスパークリングワイン

シャンパンやの開け方を調べてやってみたけれど、「難しい!」「開けられない!」と困っている方はいませんか!?

シャンパンのコルク抜栓は、1度開けて経験を積んでしまえば簡単に出来るようになるのですが、プロの開け方にこだわりすぎると抜栓が難しく、心が折れてしまうことがあります。

ということで今回は、女性である筆者でも開けられるようになったシャンパンの開け方について紹介しておきたいと思います。シャンパンを開けるのが初めての初心者さんにもオススメ。

豪快で大きな「ポンッ」という音が怖いいう方でも大丈夫。コルクを押さえて開けるので、「シュッ」か、小さく可愛い「ポンッ」で開けることができますよ。

ただ、今回紹介するのは、ワインの本やプロの開け方として紹介されているやり方とちょっと違います。ちょっとアウトローな開け方です。w その点はご了承くださいね。

ちなみに筆者は当初、プロの方が紹介する王道の抜栓方法を何度もトライしたもののうまく開けられず。そこで、王道のやり方にこだわらず、抜栓する、開栓するということだけに集中してチャレンジしたら成功。

それから何度も開栓を重ねて、自分なりに開けやすい開け方が定まりました。(今では、王道の開け方もばっちり出来るようになりましたよ!)今回は、筆者が最初に出来るようになったシャンパンの抜栓方法、開栓方法をまとめています。

アウトローだけど開けられる!初心者さんや女性向け、シャンパンの抜栓・開栓方法!

開けたドンペリ

男性でも女性でも、大丈夫。必ず開けられるようになります。まずは1度の成功体験を積みましょう。1度出来れば、次に繋がりますよ!

開け方については、画像付き説明と動画の両方を用意しています。どちらがご都合の良い方をご覧ください!

シャンパンの開け方、動画解説バージョン!

動画で見た方が分かりやすいという方のために、初めて動画を作成してみました。動画内の発泡性ワインはスパークリングワインで、題名はスパークリングワインの開け方になっていますが、シャンパンの開け方も全く同じ。

参考にしてみてくださいね!

今後、少しずつ動画撮影や編集に慣れてより良い動画の公開できるように頑張ります!

シャンパンの開け方、画像付き解説バージョン!

気づきのマーク

文章の方が分かりやすいという方のために、画像付きで解説していきます。開け方の簡単な手順は次の通り。

順に見ていきましょう!

1.キャップシールを剥がす

ドンペリ シール

まずはキャップシールというものを剥がします。

キャップシールって何!?

キャップシールというのは、ボトル上部を覆っているアルミのようなもの。上記の画像で言えばシールと記載のある上部の黒色の部分。各シャンパンによってキャップシールの色は異なります。

そんなキャップシール、どうやって剥がすかというと、大体のキャップシールには、剥がしやすいようにつまみのようなものがついています。

キャップシール

そのつまみを引っ張ると簡単に剥がすことが出来ます。もしも、つまみが見当たらなければ少し切込みを入れると簡単に剥がせますよ!

実際に剥がすと下記の通り、針金と留め具・コルクが見えてきます。

パイパーロゼ ミュズレとコルク

2.針金を緩める、外す

コルクとミュズレ

1.でキャップシールを剥がしたら、今度はコルクの上にある針金で留めてある部分を緩めます。上記画像に緑色の文字で「ミュズレ」という記載がありますが、「ミュズレ」とは、コルクの上に乗っている黒くて丸い帽子のようなものと、それを固定する針金のことです。

シャンパンやスパークリングワインは、ボトル内にガスがあり、その圧力でコルクが押し上げられるのを防ぐため、針金でしっかりコルクを固定しています。では、どうやって針金を緩めるのか、針金の緩め方、説明していきましょう。

針金を緩めるためには、つまみを探します。下記の画像で赤丸で囲った部分、わっかのようになっているところが、つまみです。

針金わっか

下記画像のようにこのわっかを指で持って、自分の体側に倒し何度かひねると、針金を緩めることが出来ます。

 

緩んだ針金

プロの方の開け方だと、この緩めた状態で、ミュズレが付いたままコルクを抜くようになっています。針金がコルクに付いた状態で、コルクを抜くということ。

急激なコルクの上昇を避けるためなのですが、ミュズレが付いたままだと何だかやりづらいという方はミュズレを取ってしまってもOK。私の場合、最初はミュズレが付いたままだとどうも上手く行かず。

「何度やっても出来ない!」ということで、筆者は下記の通りミュズレを外して開けていました。外しても外さなくてもOK。ここではミュズレを外して開けてみましょう。下記画像がミュズレを取っているところ。

 

針金を外す

ここでコルクが圧で飛んでしまうことが不安な方は、針金を外したらコルクを押さえておけばOK。ちなみに、今まで何十本とこの方法で開けてきましたが、コルクが飛んでしまったことは1度もありませんでした。

3.コルクを抜く

コルク

これで最後!ついにコルクを抜きます!「急に飛び出してくるかも!?」と思うとドキドキが止まらないので、筆者の場合は念のため下記のようにふきんをかけて抜きます。

ドンペリを開ける

ふきんをかけた上からコルクを押さえ、ボトルを斜めにします。ボトルは重いので、瓶底はテーブルなどにつけたままです。(木製のテーブルだと、傷がつく可能性があるのでゴム製の何かを敷くと滑らず良いです。)

上記画像は撮影のために直立気味ですが、もっと斜めにした方が開けやすいです。

コルクを押さえている手と反対側の手でボトルネック(ボトル上部の首に当たる部分!)を持ち、ボトルをゆっくり回します。ここがまた王道とちょっと異なるところ。

プロの方のやり方だと、ボトルネックは持たずにボトル底を持って回すのですが、これが上手く出来ない。というこで、ボトル底は付けたままにするという自己流に至りました。

そしてコツは、コルクではなく、ボトルを回すことでコルクを少しずつ緩めること!

ここで注意したいのが、コルクをちゃんと押さえておくこと。ボトルを回す度に、瓶内からの圧力で、コルクが上に上がってきます。そこで圧力に任せてコルクを押さえる手を緩めると、「ポンッ」と大きな音と共に、急にコルクが抜けてしまいます。

なので、あくまでコルクを押さえつつ、ボトルを回しながら少しずつ力を緩めていくイメージです。ゆっくり少しずつゆるめて、ガスを少しずつ逃すことで、穏やかに開けることを目指します。

開けたドンペリ

そうすると、ボトルを回している内に、「シュッ」と静かにコルクが抜けるか、小さめで可愛い「ポンッ」という音とともにコルクが抜けます!この開け方えで最も大変なのは、コルクが急激に上がってくるのを抑えながらゆっくりと開けること。コルクを押さえるのには少々力が入ります。

でも時間をかけてゆっくりゆっくりボトルを回しながら開けることで、どこかで「シュッ」や小さめの「ポンッ」と抜ける瞬間が訪れます。これで、抜栓完了です!

目指すべきシャンパンの開け方は「シュッ」!

開けたドンペリ

シャンパンを開けるのが苦手なという人の多くが、突然起こる「ポンッ」という大きな音を苦手としています。これって、風船が突然パンッと割れるのと同じ感覚で、いつ鳴るか分からない恐怖を駆り立てるんですよね。

なので、ここで紹介するシャンパンの開け方は「ポンッ」ではなく、「シュッ」という静かな音(天使のため息と言われている音)を目指します。天使のため息とも言われるその音は、怯える要素がないほど穏やかな音。

そもそも本来、シャンパンの場合「ポンッ」という開け方は王道ではなく、「シュッ」が正解です。スパークリングワインの場合はガス圧が強く、小さな「ポンッ」と開いてしまうことも結構ありますが、開ける経験を積めば積むほど女性でもワイン初心者さんでも「シュッ」と開けることが増えていきますよ!

以上がシャンパンの開け方でした。

王道からは少し外れますが、ワイン初心者で、全く開けられなかった私が、開けられるようになった方法ですので、是非試してみてくださいね。

それでは、また!

関連キーワード

Twitterでフォローしよう

オススメ記事