「シャンパンを飲もう!」、そう思った時についつい気になるのが、おつまみ。
これまでたくさんのシャンパンと共に様々なおつまみも試してきたので、そんな経験を踏まえて、シャンパンに合うおつまみや料理、NGなおつまみなどを一挙にまとめておこうと思います。
fa-lightbulb-oなお、ここで掲載しているのは、あくまで簡単に準備できるシャンパンのおつまみです。
今は便利な世の中なので、「シャンパンに合うおつまみ」や「シャンパンに合う料理」を検索すればたくさんの魅力的でオシャレなレシピを知ることが出来ます。
でも、「作るのが面倒」、「おつまみ作りに時間をかけられない」、「もっと簡単なおつまみがいい」、「作りたくても材料が普通のスーパーでは揃わない」、そんな思いを抱えていませんか!?
今回はそんな方に向けた、シャンパンに合うおつまみ情報、簡単に準備できるおつまみや、容易に手に入る材料で作る料理をメインに紹介していきます。
後悔しないためにも、知っておきたい!シャンパンのリアルおつまみ事情&注意点!
シャンパンに合うおつまみ選びの鉄則は下記の通り。
- 完璧に合うおつまみを探さない!
- 準備しすぎない!
- 気張りすぎない!
シャンパンのおつまみは、「これは合うかな!?」と試すことを楽しむ気持ちで合わせるのがオススメです。
というのも、現在は便利な世の中で、「シャンパンに合うおつまみ」、「シャンパンに合うチーズ」、「シャンパンに合う料理」など様々なものが紹介されていますが、正直に言うと紹介されているおつまみが全てのシャンパンに合うとは限りません。
シャンパンそれぞれに個性があるように、各シャンパンによって、そして人の好みによって合うおつまみやチーズ、料理は異なります。それは、後のおつまみ失敗談を見れば分かること。
シャンパンに合うと有名なチーズを取り寄せたものの合わずに落ち込んだり、映画でシャンパンと合わせていたおつまみが全く合わなかったり、そんなことが簡単に起きてしまうのです。
そして、おつまみに財布の紐を緩めて奮発すればするほど、期待すればするほど、準備に時間や手間がかかるほど、合わなかった時のショックは大きく、腹立たしい。苦い経験として記憶されてしまいます。
だからこそ、シャンパンのおつまみは、『これは合うだろうか!?』と試すことを楽しむ目的で準備する方が良いのです。
でも、せっかくのシャンパン、最初から全く合わないNGなおつまみは避けたいですよね。どんな「おつまみ」なら、全般的に合いやすいのか、どんな「おつまみ」がNGだったのか、経験を踏まえて紹介しておきましょう。
シャンパンに合う、究極の簡単おつまみ!オススメ3つ!超絶簡単レシピも掲載中!
もっと簡単におつまみを!そんな思いから色々と試し、どのシャンパンにも合いやすく準備も簡単ということからリピートしているのが下記3つのおつまみです。
「簡単すぎてごめんなさい」そんな言葉が出てしまうほど簡単です。
最後に簡単にパパっと作ったおつまみのレシピを掲載しておこうと思います。(こちらも簡単すぎてごめんなさいです)>>簡単おつまみ、レシピ!
フライドポテト
【調理・準備時間の目安・・5分】
「簡単すぎてごめんなさい」とはまさにこのおつまみのこと。
シャンパンなどの発泡性ワインは、揚げ物と相性が良く、フライ系全般に良く合います。泡が口の中をさっぱりさせてくれると言えば分かりやすいでしょうか。
その中でもこのフライドポテトはとにかく調理が簡単。
スーパーなどで販売されている冷凍のものを揚げたり、油多めでフライパンで炒めたりするだけなので、手間がほとんどかかりません。
味付けはシンプルに塩を振るだけでも良し、塩コショウしても良し、パセリをぱらりと振っても良し。ちなみに私は、クレイジーソルトで味付けして楽しむことも。
クリームチーズとフランスパン or クラッカー
【調理・準備時間の目安・・5分】
実はチーズは、とても難しいおつまみ。
先のおつまみ失敗談にありますが、チーズは人の好みを左右しやすいおつまみです。特にナチュラルチーズとなると風味や塩分の高さが苦手という方も多く、人によっても好き嫌いが分かれるんですよね。
そんな中、クリームチーズはチーズの中でもクセがなく、万人受けしやすいタイプ。ほとんどのスーパーで扱っているため、手に入りやすいのも魅力です。
そんな、クリームチーズをスライスしたフランスパン(バゲット、バタールなど)やクラカーに乗せるだけ。フランスパンは、軽くトーストしても良し、そのままでもOKです。
このおつまみ、シンプルなだけあってどのシャンパンにも合う傾向があります。
そしてアレンジも簡単。
後程、簡単おつまみレシピにも実際に作ったものを掲載していますが、>>簡単レシピ ロゼシャンパンであれば、スライスしたバゲットやクラッカーの上にクリームチーズ、その上に生ハムを乗せて合わせてみたり、
甘口シャンパンであればクリームチーズの上にハチミツをかけてみたりと、様々なバリエーションを楽しめます。
グラタン
【調理・準備時間の目安・・20分~30分】
シャンパンは、バター風味が効いたものやクリーム系との相性も良し。その中でも、グラタンは馴染み深い料理で、簡単に作れるのでオススメです。
上記2つのおつまみに比べると、作る手間はかかりますが、完成イメージが分かるので作りやすい。
それに、下記のように、材料がある程度計られて揃っているキットを使えば、簡単に作ることが出来るのも魅力です。
なお、グラタンもアレンジが可能ですよね。じゃがいもグラタンにしたり、かぼちゃグラタンにしたり。ロゼシャンパンであれば、サーモンを入れてみたり。グラタンも様々な食材でアレンジできるおつまみです。
これら3つのおつまみ。我が家にとっては、究極の簡単おつまみ&料理の3強でして、ずっとリピートしています。
次に簡単にパパっと作ったおつまみの簡単レシピを掲載しておこうと思います。
超絶簡単!シャンパンやスパークリングワインのおつまみリアルなレシピ!
最近は先にシャンパンやスパークリングワインを開けて少し飲んでから、合いそうだなと思うものを簡単に作ったり、冷蔵庫の中から見つけたりしています。
そんな中で、簡単で作るハードルがかなり低い、誰でも作れるおつまみレシピを掲載しておこうと思います。(レシピというほど工程もありません・・)
クラッカーのおつまみ(クリームチーズと生ハム)
- クラッカー(今回はルヴァンプライム使用)
- クリームチーズ
- 生ハム
作り方は超絶簡単です。
1)クラッカーを用意する
我が家はスイーツづくりに残ったルヴァン・プライムのクラッカーを使用しました。普通のスーパーで販売されているものを購入。クラッカーはお好みで何でもOKです。
クリームチーズも何でもOK。この時我が家はフィラデルフィアの余ったクリームチーズを使いました。
ただ、生ハムを載せます。私の場合は手で裂いてのせました。包丁使わなくてもOK。洗い物が増えるのが嫌という極度の面倒くさがりです。
この生ハムも何でもOK。我が家は、普通のスーパーで購入して余っていた生ハムを使いました。これで完成!
たったこれだけですが、シャンパンやスパークリングワインによく合わせています。
安く済むし、簡単でオススメです!
簡単カプレーゼ風
- モッツァレラチーズ
- トマト
- バジルの葉(なくてもOK)
- エクストラバージン オリーブオイル(回しかける程度)
- 塩・こしょう(粗挽き) 適量
- ワインビネガー or お酢(ほんの少し)
- 生ハム入れても良し
作り方は超簡単です。
1)上記材料を全部ボールに入れて混ぜ合わせて、完成!
私の場合、本当にふざけたことに全て目分量で作っております。
モッツアレラは、丸い大きな塊(かたまり)のものでも良いのですが面倒くさがりの私にとっては切るのが面倒。
ということで、スーパーで下記のように小さい丸状のミニタイプが販売されているため、下記のミニタイプを使用しています。
トマトは、上記の小さい丸いモッツァレラに合わせてミニトマトを使用しており、ミニトマトは半分に切って使います。普通のトマトを使っても何ら問題ありません。
バジルの葉があれば、適当に手でちぎって入れるし、なければ乾燥のバジルを入れてもOK。なくてもOKです。あくまでカプレーゼ風としています。
これらをボールに入れて適量の塩・コショウをふり、エクストラバージンオリーブオイルを回しかけ、ワインビネガー(なければ普通のお酢)をほんの少し入れ混ぜ合わせて終了。
生ハムを消費したいときは、ここに生ハムをちぎって混ぜ合わせております。
適当で簡単すぎるため、お恥ずかしい限りですが、これくらいの簡単さだと気負いなくパパっと作れて気楽なのです。
さて、いよいよ次は、これまでシャンパンと相性が良かったおつまみや料理、シャンパンにはNGだったおつまみや料理を一覧にしてまとめておきます。
シャンパンと相性の良かったおつまみリスト!
シャンパンのおつまみは、シャンパンの種類によって若干異なるため、下記3つの種類に分けて掲載しています。
なお、おつまみや料理の合う合わないは、先にもお伝えした通り、人の好みや各シャンパンによっても違いが出るため、参考としてご利用ください。
(シャンパン白)、(シャンパン全般)
- 白身の魚
- お寿司
- 白身魚のカルパッチョ
- マリネサラダ(カプレーゼ含む)
- 天麩羅
- 唐揚げ
- 蒸し鶏
- フライ系(フライドチキン、エビフライ、カニフライ、かにクリームコロッケなど)
- チキンナゲット
- ハム、パテ
- ポテトチップス
- フライドポテト
- ファーストフード
- バター風味を生かした料理
- クリーム系の料理
- グラタン
- 鍋物
- お浸し
- チーズ(パルジャミーノ・レッジャーノ、カプリス・デ・デュー、クリームチーズ)
- ナッツ類
- フランスパン、パン、クラッカー(クリームチーズや生ハムのせ)
(シャンパン ロゼ)
- 肉(豚肉、鶏肉、牛肉など)
- 生ハム、サラミ
- とんかつ
- ローストビーフ
- 鮭のホイル焼き
- うなぎのかば焼き
- 中華料理
- お好み焼き
- たこ焼き
- フランスパン、パン、クラッカー(クリームチーズ・生ハムのせ)
- カプレーゼ
(甘口シャンパン)
- チーズケーキ
- カスタードパイ
- クッキー
- チーズ(マスカルポーネ)
- パイ
- クリームチーズにハチミツをかけたもの
シャンパンとの相性がNGだったおつまみリスト!
NGだったおつまみですが、合せるシャンパンや、人の好みによっては合う可能性もあるので、チャンレジしてみるのも楽しいかも!?
- チョコレート※1
- フルーツ(イチゴ、オレンジ)
- くせのあるお肉
- 一部の風味の強いナチュラルチーズ
※1 チョコレートに合うシャンパンに出会いました。チョコレートに合うシャンパンも一部あります。>>チョコレートに合うシャンパンとは!?
シャンパンのおつまみ、リアル失敗談!
おつまみの失敗はこれまでも数えきれないほどあるのですが、とても衝撃で忘れられない2つの失敗談について、サクッとまとめておきます。
- 事件簿1:シャンパンに合うと有名なチーズで惨敗
- 事件簿2:有名映画シーンを真似てイチゴを合わせて落胆
事件簿1:シャンパンに合うと有名なチーズで惨敗
シャンパンの本や、ネット上などで、シャンパンに合うチーズで有名なナチュラルチーズがありました。スーパーなどではなかなかお目にかかれないチーズで、以前百貨店にも問い合わせてみましたが見つからず。
チーズ専門店やネットショップで販売されていることが分かりましたが、約250gで2000円程度に加え送料がかかるため、なかなか購入しなかったのです。
結局そのチーズに数年もの間思いを馳せて、いよいよ購入するタイミングに恵まれました。
ナチュラルチーズ2つで送料合わせて約5000円程度。一般家庭としては、チーズに5000円は大奮発です。
そして、いよいよ念願のシャンパンに合うチーズ、シャンパンと合わせて食した時の気持ちは一生忘れません。
まさかの「こんなはずじゃない」でした。シャンパンよりもチーズの方が強く、後味に風味が残ってしまって楽しめず。そもそも、塩分が高く、チーズ単体でも苦手ということに気づきました。
せっかく購入したのだからと、頑張って食べようとしましたが、惨敗。どうしても苦手で食べられなかったのです。
私だけが苦手なのかと思いきや、一緒に飲んでいたパートナーも「合わない」、「苦手」となり・・。
なんだか、楽しいはずの夜が複雑な気持ちでいっぱいになったという、おつまみにまつわる苦い記憶です。
事件簿2:有名映画シーンを真似てイチゴを合わせて落胆
若いころから知っていて、憧れを抱いていた有名な洋画がありました。
貧しいヒロインが、お金持ちのエリート男性に見初められてセレブに転身していくという、若い女性なら誰しも夢見るストーリーだったのですが、その洋画の中に、シャンパンを飲みながらイチゴを食べているシーンがあったのです。
若いながらも、「美味しそう」いつか大人になったらやってみたいと思っていて、念願叶って試してみることに。
スーパーでイチゴを購入し、映画のヒロインのようにシャンパンと合わせてみたのですが・・・・、「合わない」。
期待が大きかった分、落胆してしまいましたね。ちなみに、オレンジも合いませんでした。
ただ、いちごに関しては、シャンパンと合うとおっしゃっている方もいて、シャンパンやイチゴの種類によっては合うのかもしれません。
まmた、人によっては好む方がいらっしゃるのかもしれませんが、その時の私には合いませんでした。
リアルおつまみシーンまとめ
参考までにおつまみシーン(画像)をまとめておこうと思います。(スパークリングワインに合わせたものも掲載しています。)
我が家の場合、合う合わないというより、「合いそうなもの」を1つくらい準備したらあとは、食べたいものを準備するというスタンス。
そして、「これは合うかな!?」とクイズのように楽しむのが好きで、思いがけず「合う!」という驚きの発見もあります。
上記の画像は、お家に手土産スパークリングワインをもって訪問してくれたシーン。
下記は、ナスのトマトソースグラタン。これはロゼスパークリングワインと合わせてみましたが、他にも赤ワインがありましたね。
下記はポル・ロジェというブランドのロゼシャンパンのシーン。枝豆も夏場は結構おつまみにしています。
あとは、テイクアウトのお好み焼きをロゼスパークリングワインに合わせたり、
たこ焼きまでも、ロゼスパークリングワインと一緒に楽しんだりします。
あとは、白いんげん豆とシーチキン、トマト、赤たまねぎなどを混ぜ合わせたもの。これは辛口白のスパークリングワインやシャンパンと合わせてみました。
あとはナスのマリナートやパプリカのマリナートなるものをレシピを参考に作り、バゲットと一緒に合わせてみたり、
食べたくて、ラザニアをおつまみにしたり、
あまったトマトソースとチーズをナスの上に乗せてオーブンで焼いてみたり、
テイクアウトオードブルを買っておつまみにしたり、
おせちをおつまみにしてお正月にシャンパンを開けたり、
などなど、他にも色々なおつまみを試して楽しんでおります。
本当に何でもあり。「合う!」というのもあれば、「これ合わない!」というのもある日常です。
以上が、「シャンパンのおつまみ事情」でした。
せっかくのシャンパンナイト、楽しみたいですよね。ならば、おつまみを合わせることに楽しみを見出してはいかがでしょうか。
ゲームにチャレンジする感覚でいると、合う・合わないという結果論に左右されずに楽しむことが出来てオススメです。
今宵も楽しいシャンパンナイトを!それでは、また。