ランブルスコ

女子が大量買いをする光景も見たことがある、ランブルスコ。そんなランブルスコについて、まとめておこうと思います。

ランブルスコとは!?

ランブルスコとは、イタリアのエミリア・ロマーニャ州で主に造られる、赤色が特徴の天然微発泡の赤ワイン(スパークリングワイン)のこと。

産地であるエミリア・ロマーニャ州は、美食の地としても有名ですよね。パルミジャーノ・レッジャーノというチーズや、生ハム(プロシュート)、バルサミコ酢ー、ボロネーズなどが有名です。

ランブルスコの甘辛度、表記について!

気づきのマーク

ランブルスコの甘辛度は下記の通り。シャンパンやその他スパークリングワインと表記の仕方が異なるので注意しましょう。

ランブルスコの甘辛度!
  • Dolce(ドルチェ)、Amabile(アマービレ):甘口
  • Secco(セッコ):辛口

この甘辛度どこに表記されているかというと、ランブルスコのボトルや各ランブルスコの名前の後に記載があることが多いです。例えば、下記画像は私が実際に飲んだものですが、ラベルに甘辛度の記載がありました。赤線を引いた部分に、Amabile(アマービレ)の表記があるので、甘口と分かります。

ランブルスコ

ランブルスコの魅力とは!?女子がつい好きになってしまう、3つの理由!

ランブルスコばかりをを大量買いしている女子がいる!なぜ、ランブルスコが良いのか!

実際に飲んでみると、ランブルスコが他のワインより長けていて、女子を虜にしてしまう理由3つが見えてきます。その3つの理由は、下記の通り。

ビールよりオシャレで、他のワインより気軽で飲みやすいから!

ランブルスコ

ランブルスコと言えば、ワインの中でもビールに近い印象で手軽で気軽。そしてグビっと旨い感じだけれどビールとは違うオシャレ感がある。それがランブルスコの魅力なんですよね。ビールよりもワンランク上、あくまでワインというところが女子心をくすぐります。

しかも、ランブルスコの甘口を選べば、甘いけれど、甘さが残らず、スッキリ飲みやすい。今までワインが苦手という方にとってはパラダイムシフトが起こるかも!?あまりの美味しさに驚くはず。

さらに、価格もデイリーに楽しめるようなお手頃価格で気軽に買えるのも魅力。1000円未満のものも多数販売されています。実際ランブルスコはイタリアでは安いワインという位置づけだったそう。今はそんなランブルスコの印象を変えようと品質を重視する生産者も増えているようですが、価格はやっぱり手頃のものが多いですね。

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おつまみ選びが簡単!女子が好きなイタリアンが楽しめる!

生ハム盛り合わせ

ワインはおつまみ選びも楽しみの1つですが、そのおつまみ選びが意外とストレスになります。ワインに合うとか合わないとか、欲しいものがなかなか売っていないとか、迷いも生じることからもろもろ負担になりやすいんです。

でもランブルスコ(辛口)の場合は、生産地が美食の地として有名なイタリアのエミリア・ロマーニャ州ということで、その産地のものをおつまみとして選べばOK。とても気楽なのです。

イタリアのパルマ産生ハム(プロシュート)、イタリアのチーズの王様と呼ばれる、パルミジャーノ・レッジャーノ、ボロネーゼなどと合わせてみると楽しめるはず。

パルマ産生ハムやパルミジャーノ・レッジャーノは割と大きなスーパーでも販売されているので、揃えるのも簡単。

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さらにボロネーゼやミートソース系のパスタ、ピザなどのイタリアンは女子の大好物。作るのも簡単なので、美味しくて簡単で楽しみが倍増するのです。

なお、甘口の場合は若干おつまみが難しい傾向にあります、詳しくはランブルスコのおつまみ事情を参考にしてみてください。

>>ランブルスコのおつまみ事情

アルコール度数が低め

ランブルスコは、アルコール度数が低め。赤白ワインや、シャンパン、その他スパークリングワインのアルコール度数って、大体12.5%が多いですよね。アルコール度数としては高めで、2杯くらいで酔いが回ります。

でも、ランブルスコの場合、アルコール度数11%程度が多く、中には8%程度というものも多い。

なので、ワインのアルコールの強さが苦手という方でも若干飲みやすい傾向にあります。特に女子は、辛口ワインとなると、苦手意識を持つ方が多いですよね。アルコール感が強くて飲み進められないという意見を聞きます。

ランブルスコの場合は発泡性ワインである上に、甘口でアルコール度数が低めのものを選べば、他のワインより断然飲みやすく感じるはず。いつもは飲み進められない方でも、気づいたら空っぽなんていうことがありえるのです。

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逆に、ランブルスコが他のワインより劣っているところってあるの!?

はてな

個人的な見解ですが、シャンパンや他の一部のスパークリングワイン、赤白ワインと比べると気軽さが勝るがために「深さがない」。そんな印象は少なからず受けます。

ワインを飲んでいると感情を動かされることが多いのですが、ランブルスコに限れば、今のところ感情が揺れ動いたことがないんですよね。ただ単に「美味しい!」、「爽やか!」という感じ。

ある意味美味しさが分かりやすく気軽だけれど、ワイン好きさんの中には「物足りない」と感じる方もいらっしゃると思います。

ランブルスコについて、あえて劣っているところを挙げるとすればそんなところでしょうか。

オススメのランブルスコは!?プレゼントや手土産、ギフトにもオススメ。

【価格】1千円台~*価格は変動します。

女性へのプレゼントやギフト、手土産、そして女子が多いパーティにオススメしたいのが上記のやや甘口のランブルスコ、「グランディ コルディス ランブルスコ ドルチェ」。

生産者はランブルスコ造りにおいてトップワイナリーとされる、チェヴィコ。2018年のサクラアワードで金賞を獲得しています。

ラベルも赤いハートデザインで上品で可愛いことから、特別な雰囲気を演出してくれます。お味も品があって美味。ちょっとスイーツ感覚で楽しめます。パーティシーンでもビールではなく、こんなランブルスコが振舞われたらオシャレです。

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次にオススメするのは下記の辛口のランブルスコ、「コンチェルト ランブルスコ」。

ランブルスコの中では王道ともいえる、1本。辛口のため、生ハムやパルジャミーノ・レッジャーノ、トマト系のパスタなどの相性も良いことから、食事と一緒に楽しめるのが魅力。

【価格】2千円弱~*価格は変動します。

生産者はイタリアの名門、メディチ・エルメーテ。ランブルスコは安いワインというイメージを覆したのがこの生産者であり、数々の賞を受賞し、日本のワイン誌にも数多く取り上げられており、ランブルスコ生産者としてNo.1と言われていますね。そして、上記のランブルスコは、そのメディチ・エルメーテが造るランブルスコの最高峰。

食事と一緒に楽しむなら、辛口がオススメ。また、男性も甘口より辛口を好む傾向があることから、男性へのプレゼントやギフト、男性が多いパーティへの手土産にオススメです。

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最後にオススメするのは、先に紹介したメディチ・エルメーテのもっとカジュアルなランブルスコ、「クエルチオーリ・レッジヤーノ」。

価格もとてもリーズナブルでカジュアなシーンでのプレゼントやギフト、手土産として活躍してくれます。辛口と甘口(やや甘口)両方あるのも魅力。下記は辛口の「クエルチオーリ・レッジヤーノ」。

【価格】1千円弱~*価格は変動します。

そして、下記はやや甘口タイプです。

【価格】1千円弱~*価格は変動します。

食事と合わせるのなら辛口を。スイーツのような感覚で単体で楽しめるのは甘口。価格もリーズナブルなので、アウトドアシーンでも活躍してくれるはず、2本セットにして贈るのも喜ばれます。

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ランブルスコ、甘口・辛口どちらを選べば良いの!?オススメは!?

はてな

ワイン初心者さんや、アルコール感が強いお酒が苦手という方、女性に人気なのは甘口のランブルスコ。甘さがあるので、とても飲みやく、「ワインってこんなに美味しいの!?」と感動してしまうかも!

なので、女子へのプレゼントやギフト、女子の多いパーティなどでは断然甘口がオススメです。逆に男性は辛口を好む傾向にあるため、辛口がオススメ。

また、食事に合わせたいのであれば辛口を選びましょう。逆に甘口のランブルスコは、実際の経験上、食事に合せるのに難しさがあります。甘いので、どちらかというとスイーツ感覚で単体で楽しむのがオススメ。一部のスイーツと合わせることも出来ますよ。

>>ランブルスコに合うおつまみは!?

ランブルスコ、グラスは何を使えば良いの!?

ランブルスコとグラス

ランブルスコを飲む時、グラスは何を使うべきか迷いますよね。微発泡でも発泡性ワインだからシャンパングラスが良いのか、それとも普通のワイングラスが良いのか、私自身も迷いました。

ということで、実際に飲み比べてみたのですが、ズバリ、普通のワイングラス(特に、白ワイングラス)がオススメです!

シャンパングラス(フルート型の細長いもの)も試してみたのですが、微発泡なので泡立ちがないことから逆に貧弱に見えてしまいなんだか盛り上がらない。逆に普通のワイングラスで飲んでみたら、赤の微発泡ということもあるのか若干まろやかさが広がって美味しさが増したように感じられました。

では、なぜ普通のワイングラスでも白ワイングラスがオススメなのかというと、赤ワイングラスでももちろん大丈夫なのですが、ランブルスコは冷やして飲むので間口が広い赤ワイングラスよりは若干間口が狭めで小さめの白ワイングラスの方が温度の上昇がさほど気にならずに楽しめたからなんですよね。

ということで、ランブルスコには普通のワイングラス、特に白ワイングラスがオススメです!

ランブルスコに合うおつまみとは!?おつまみ事情!

パネットーネ

ランブルスコのおつまみ事情、実際に色々と試してみたのですが、辛口と甘口で合うおつまみが違って、おつまみにおいては辛口の方が簡単です。

ランブルスコ辛口の場合は、わゆるイタリアンと合わせればOK!イタリアの産の生ハム、イタリアのチーズの王様と呼ばれる、パルミジャーノ・レッジャーノ、ボロネーゼなどトマト系のパスタやピザなどと楽しめます。

一方で、難しかったのが甘口。個人差があることは承知の上で実際に試した経験を言うと、パルミジャーノ・レッジャーノや生ハム、塩分のあるナッツ類も「うーん」という感じで合わずでした。

甘さがあるので、塩分と相性が悪いという印象でした。でも、衝撃なのですが、脂身の多い豚バラ肉が入ったキムチチャーハンを合わせてみたら、これが意外と合う。お肉やキムチ、お米を炒めたことで感じる甘味が良かったのかもしれません。

では、スイーツと合わせたらどうか。甘口シャンパンやスパークリングワインではよくあることなのですが、これも若干難しさがあって、一部のスイーツは合う感じでしたね。例えば、シンプルなビスケットは合いましたが、チョコレートやフレーバーが付いているケーキ類やスイーツはNGでした。チーズケーキは実際に合わせられなかったのですが、フレーバーが付いていなければ合う気がします。

1つ、おつまみとしてものすごく合ったスイーツがあるのですが、それが、下記のようなイタリア産のケーキ「パネトーネ(パネットーネ)」。イタリアのクリスマスシーズンに定番のケーキらしいのですが、ドライフルーツやレーズンが入っているふわりとしたケーキ。(南米産のものもあるようです。)

【価格】3千円台~*価格は変動します。

実は我が家で購入したものが余っていて、ランブルスコの甘口と合わせてみたらとにかく合う。おつまみとして絶品でした。

ただ、このパネットーネ(パネトーネ)、イタリアから輸入されるケーキなので秋冬に多く販売されていて、年明けからは徐々に売り切れが目立つようになります。残っていればセールの可能性がありお得です。私としては通年で楽しみたいスイーツでオススメです。

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ということで、ランブルスコのおつまみ事情は、辛口の場合はイタリア料理や食材と、甘口の場合はシンプルなビスケットやクッキー、甘めのシンプルなパンなどがオススメです。

以上が、『女子が好きな「ランブルスコ」とは!?一般消費者としてこれだけは知っておきたいこと!』でした。

ランブルスコは、リーズナブルな価格から気軽に購入することができます。気軽さも魅力の1つなので、甘辛度を決めて、まずはさらりと飲んでみましょう。それでは、また!

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