アルマンドとドンペリ、どっちが高い！？違いは！？高級シャンパン「アルマン・ド・ブリニャック」の種類と価格！アルマンド信号機って何！？

シャンパン「アルマン・ド・ブリニャック（ARMAND DE BRIGNAC)」、日本においてはドンペリと共に知名度が高い高級シャンパン。米国では日本でいうドンペリの位置にいるのがこのアルマン・ド・ブリニャック。まさにセレブの象徴と言われています。

そんなアルマン・ド・ブリニャック、日本では「アルマンド」と呼ばれ夜のサービス業では大人気。高級シャンパンの代名詞とされ、注文するだけでステータスを感じさせてくれるシャンパンです。

ということでそんな「アルマン・ド・ブリニャック」について今回はまとめておきたいと思います。

シャンパンブランド「アルマン・ド・ブリニャック」とは！？

【価格】10万円台～*価格は変動します。

簡単にシャンパンブランド「アルマン・ド・ブリニャック」の特徴を挙げると次の通り。

アルマン・ド・ブリニャックは高級シャンパンブランド。簡単にいってしまえば、高価なシャンパンしかありません。

そんなアルマンドと言えば、米国セレブリティの象徴。豪勢なパーティで使われているため、マグナムボトル（1500ml）から30Lの特注品コレクションまであります。日本での販売が確認できたの大容量ボトルはジェロボアム（3000ml）。

そして、アルマンドはもともと米国の有名ラッパーJAY-Zのお気に入りブランドで、JAY-Zがアルマンド・ブリニャックの50%を買収しています。これは、英語版の公式サイトに記載がありました。

さらに、高級シャンパンらしくボトル外観も圧巻の豪華さ。このボトル、フレンチピューターが施されているボトル。ビューターとは、錫（スズ）を主成分とする合金のことであり、フランス合金が施されています。

しかも手作業で仕上げられているため、１時間に20本のボトルしか出来ないそう。よって、同じボトルが２本となく、プレミア感満載。飲んだ後も装飾品として捨てずに飾っている方が多いです。

（参考）アルマン・ド・ブリニャック公式サイト

そんなアルマンド・ブリニャックについて、多くの人が挙げる疑問点を見ていきましょう。

アルマンド・ブリニャック、ブリニャックの意味は！？

先ほど特徴の中にさらりと記載しましたが、「アルマンド・ブリニャック」という名は、生産者の12代目であるジャン・ジャック・キャティア氏のお母様が呼んでいた小説に出てきた登場人物「Ｍ・ド・ブリニャック」という名前が由来しています。

その名にお母様が気に入り、ワインの名商にと商標登録をしたことがきっかけ。その名を息子であり12代当主であった、ジャン・ジャックが時を経て採用したことになります。

ジャン・ジャックの母親であるネリ・キャティアは、1950年代、「M・ド・ブリニャック」という小説を読んでいる時、ある登場人物に目を留めました。

この名前に高貴な雰囲気を感じたネリはワインの名称に使用するため、商標登録しました。

このことは長い間忘れられていましたが、2000年代初めに新しいテテ・ド・キュヴェを製造するにあたり、ジャン・ジャックがこの名前を採用し、母親に敬意を表したのです。

名称-アルマンド・ブリニャック公式サイト

アルマンドとドンペリ、どっちが高いの！？ドンペリとの違いは！？

まずはアルマンドとドンペリの価格を見ていきましょう。シャンパンは輸入品のため、価格変動がありますが、アルマンド・ブリニャックの方がドンペリよりも高いです。

現在の価格を比べると、ドンペリの最もスタンダードな白・辛口の価格は次の通りで、

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アルマンド・ブリニャックの最もスタンダードの白・辛口は下記の通り。

あす楽 時間指定不可【正規品シャンパン】 送料無料 アルマン ド ブリニャック ... 価格：38,500円（税込、送料無料) (2023/6/8時点)

 

なお、実際の価格は変動するため、価格についてはその都度確認するのがオススメです。

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次にドンペリとアルマンドの違いについて見ていきましょう。

アルマンドとドンペリは何が違うのか、簡単に一言でいうと、造るシャンパンの方向性が全く異なります。また、一般消費者からすると、アルマンドの方がエンターテイメント性が強くなります。

具体的な違いを簡単に挙げてみると次の通り。

ドンペリとアルマンドは両者とも高級シャンパンブランドなんですが、実際はシャンパン造りの方向性に大きな違いがあります。

アルマンドとドンペリ、シャンパン造りの方向性が全然違う！

特に大きな違いは、ドンペリは「ヴィンテージ オンリー」といって、ヴィンテージシャンパンであることにこだわりがありますが、アルマンドはマルチヴィンテージを採用していること。

ドンペリはヴィンテージシャンパンといって、単一年に収穫されたブドウのみを使って造られるシャンパンで、エチケット（ラベル）には必ず収穫年の記載があります。つまり、その年のブドウの個性やテロワールを表現する高級シャンパンがドンペリなんですよね。

一方でアルマンドは、３つのヴィンテージ（収穫年）のワインをブレンドして造られています。これにより、アルマンドらしさを一貫して表現しやすく、品質も安定させやすくなります。つまり、ドンペリのようにブドウの個性やその年のテロワールを表現するシャンパン造りが目的ではないのです。

また、ドンペリは熟成にはステンレスタンクを使用しますが、アルマンドの場合は1年間はフレンチオーク（樽）が使われます。樽熟成の期間は短いによせ、これも、味わや香りに違いをもたらします。

エンターテイメント性の強さもアルマンドの特長！

さらに、ドンペリとアルマンドの大きな違いが、ボトル。金属コーティングがされている上に、職人が手作業で磨きをかけるという外観へのこだわりが強いのがアルマンド。アルマンドのボトルがその場にあるだけで、人々の生活を彩り、楽しさを演出する、まさにシャンパン界で最もエンターテイメント性に優れている存在といっても過言ではありません。

これも、ドンペリとアルマンドの大きな違い。このアルマンドのボトルの煌びやかさは、成功者の象徴とも言われています。

そんな富のイメージが定着しているシャンパン「アルマン・ド・ブリニャック」、どんな種類があるのかまとめておきたいと思います。

シャンパン「アルマンド」こと、アルマン・ド・ブリニャックの種類と価格！

【価格】30万円台～（セット商品）*価格は変動します。

上記はアルマンドシャンパンの定番品と限定品が入ったセット品。驚きの価格ですが、正規輸入ルートを通って輸入された正規品のセット品。では、それぞれのアルマンドシャンパンの価格はいくらなのか、見ていきたいと思います。

なお、アルマンドシャンパンには定番品と限定品があり、国によって販売されている商品も若干の違いがあります。

アルマン・ド・ブリニャック　ブリュット　ゴールド

【価格】3万円台～*価格は変動します。

アルマン・ド・ブリニャックの代表作でありスタンダードな辛口・白シャンパン。スタンダードと書きましたが、最高級ランクのプレスティｰジュランクに該当します。ボトルはゴールド。

柔らかいテクスチャーと新鮮な果物の性質、そして力強さを表すキュヴェとなっています。

アルマン・ド・ブリニャック　ブリュット　ゴールド（公式ページ）

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アルマン・ド・ブリニャック　ロゼ

【価格】5万円台～*価格は変動します。

アルマン・ド・ブリニャックのロゼ・辛口シャンパン。古木のピノ・ノワール（黒ブドウ品種）を使って造られるロゼシャンパン。ボトルは淡いピンク。

ほのかな焼き菓子の香りを伴う晴れやかで、さらに赤い果実の新鮮さを感じられるシャンパンになるのです。

アルマン・ド・ブリニャック　ロゼ（公式ページ）

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アルマン・ド・ブリニャック　ドゥミ・セック

【価格】7万円台～*価格は変動します。

アルマンドシャンパンの甘口・ロゼシャンパン。世界で唯一のプレスティージュ（最高級）ランクの甘口ロゼシャンパン。「ドゥミ　セック」は甘口を意味するのですが、このドゥミセックの高級シャンパンはないのです。しかも、ブドウ果汁の一番搾りのみで造られます。ボトルは濃いピンク。

世界で唯一のプレスティージュ　キュヴェであるドゥミ・セック。これは最上級の選ばれた初搾り分だけを使用して作られた特別なシャンパンです。

ドサージュを行い更に長期間熟成させることで、力強い果実の香りと複雑さがあらわれ、またバランスのとれた甘さが多くの食事に華を添えます。

アルマン・ド・ブリニャック　ドゥミ　セック（公式ページ）

 

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アルマン・ド・ブリニャック　ブラン・ド・ブラン

【価格】11万円台～*価格は変動します。

白ブドウ（シャルドネ）のみで造られた、白・辛口シャンパン。ボトルはシルバー。

この限定品である100% シャルドネのキュヴェは、伝統的なシャルドネの地域であるコート・デ・ブランで作られ、ほぼ半分のブレンドはモンターニュ・ド・ランスによるものです。

このユニークなブレンドは、モンターニュ・ド・ランスからのミネラル、柔らかさ、丸み、軽さをお届けし、熟成により、更に素晴らしくなります。

アルマン・ド・ブリニャック　ブラン・ド・ブラン（公式ページ）

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アルマン・ド・ブリニャック　ブラン・ド・ノワール　アッサンブラージュ2

【価格】90万円台～*価格は変動します。

かなり希少性のあるアルマンドシャンパン。ピノ・ノワール（黒ブドウ品種）のみで造られているシャンパンで、2,333本のみの生産。海外だとアッサンブラージュ２はもう販売されておらず、アッサンブラージュ3が販売されている国もあります。

日本でも在庫はほぼなし。価格も破格のお値段です。

(A2)は、ブージィ、ヴェルズネイ、シニー=レ=ローズ、ルードゥス、リリー・ラ・モンターニュを含む、最上級のピノ・ノワールを生産するシャンパーニュ村から収穫された特別なブドウを使用しています。
2,333本のすべての生産品は2016年6月20日に澱引きされました。アルマン・ド・ブリニャック ・ブラン・ド・ノワールA2の各ボトルには、 固有の番号(1 から 2,333)が記載されています。

アルマン・ド・ブリニャック　ブラン・ド・ノワール（公式ページ）

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アルマン・ド・ブリニャック　グリーン　マスターズエディション

【価格】9万円台～*価格は変動します。

このグリーンボトルのアルマンドシャンパン、画像で結構見かけていたのですが実は限定品（辛口・白）。ゴルフトーナメントのマスターズを記念して造られたものなんですよね。

マスターズの優勝者はグリーンジャケットを着ますが、そんなグリーンと同じ色をしたボトルのアルマンドシャンパン。限定生産のため、希少価値は高くなります。

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スペシャル　エディション　ジャパン2020

【価格】3万円台～*価格は変動します。

日本のために造られたアルマンドシャンパン（辛口・白）。３つのヴィンテージ（収獲年）のブドウで造られたワインがブレンドされています。

ボトル下の部分に青紫色の囲いがあり、JAPON 2020の表記があります。キャップシール（ボトルの上部）も青紫色、この色で見分けることが可能です。

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アルマンドシャンパンの大容量ボトル！マグナムやジェロボアム！

【価格】30万円台～*価格は変動します。

まずは、現在日本で販売されている大容量ボトルで最大がジェロボアム。ジェロボアムはフルボトル（750ml）4本分の大容量3L。各シャンパンによって差はありますが、一般的なジェロボアムを考えると約６kg、高さは約50cm程度。

圧倒的な存在感で、その場の雰囲気を豪華に演出することが可能です。ただ、飲むことを考えると保管や冷却をどうするかという課題点あり。

ショップやバーやクラブなどで大きなクーラーなどがあれば保管も冷却についても問題なし。個人へのプレゼントだと、持ち運びや保管に困る可能性があります。

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次の大容量ボトルが、聞いたことがある方も多いマグナムボトル。マグナムボトルは、1.5Ｌ容量でフルボトル（750ml）2本分です。

【価格】6万円台～*価格は変動します。

一般的なマグナムボトルは約3kg、高さ39cm程度。私もホームパーティの手土産でスパークリングワインのマグナムボトルを頂いたことがありますが、テーブルの上での存在感は圧巻です。

パーティの演出にはぴったりなんですが、やはり難は保管・冷却です。

>>マグナムボトルをプレゼントされた、実際どう！？リアル体験記！

本数が入るワインセラーがあるご家庭だと保管できる場合もありますが、冷やすとなると大きなワインクーラーが必要。我が家は真冬に頂いたので、外で自然冷却しました。w

ただ、プレゼントとしてのインパクトは絶大。マグナムボトルの存在だけで喜んでいただける可能性があります。

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アルマンド信号機って何！？

 

【価格】10万円台～*価格は変動します。

夜のサービス業の映像で、「アルマンド信号機頂きました～！」というような声がよく聞こえてきます。

アルマンド信号機とは一体何なのかというと「黄色：ブリュット ゴールド」と「赤：ドゥミセック or ロゼ」と「緑（青）：グリーン」の３本セットのこと。

つまり、アルマンド信号機とは、信号の色に例えた３種類のセット商品ということになります。

上記の商品画像も信号色と記載がありますが、「ブリュット ゴールド」が限定品のジャパンエディションで、REDと表記があるのが「ドゥミセック」になっています。ちなみに、アルマンドの公式サイトにはREDという表記のものはないので注意しましょう。正式には「ドゥミセック」という種類名です。

なお、実はアルマンド信号機と表記されて販売されているものは滅多になし。そんなセット品を見つけたらラッキーです。

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アルマンドシャンパン、プレゼントやギフトにはどう！？オススメは！？

 

【価格】10万円台～*価格は変動します。

ズバリ、アルマン・ド・ブリニャックはプレゼントとしてオススメ、とても喜ばれます。頂けるのであれば欲しい！w

外観ボトルも豪華で華やか、第一印象に優れている高級シャンパンであることから、ワインの経験があるなしに関わらず、ここぞというお祝いやプレゼントにオススメ。飲んだ後も装飾品として利用する方も多く、跡に残るシャンパンギフトになります。

ワイン好きさんでも、自分ではなかなか手が届かない高級シャンパンのためかなり喜ばれるはず。ちなみに、私がもし頂けたら飛び跳ねて喜びます。

どの種類が良いのかは、予算次第。ただ、ワイン好きさんではない場合はブリュット・ゴールドやロゼ、ジャパンエディションなどがオススメです。

というのも、高価すぎるシャンパンは個性が強い傾向があり、価値が分かりづらかったり、好みが分かれたりする可能性があるからなんですよね。美味しく飲むことを考えると、万人受けできるスタンダードがオススメなのです。

ワイン好きさんへのプレゼントだとしても、ブリュット　ゴールドで十分。高級シャンパンなので、どの種類でも大喜びです。

>>アルマンドシャンパンの種類と価格

以上が高級シャンパン「アルマン・ド・ブリニャック」についてでした。

それでは、また！