ピンクの色合いが人気のロゼスパークリングワイン。せっかく購入したり贈るのならば、美味しいものを選びたいですよね。
ということで、今回は私が実際に飲んで記憶に残り、もう１度リピートしたいと思えるもの、価格相応の価値を感じられたロゼスパークリングワインをまとめてみました。
美味しいと記憶に残り、価格相応かそれ以上の価値を感じられるロゼスパークリングワインはほんの一握りなんですよね。現在はたった２本。それだけ、リピートしたいと思えるものは少ないのです。
ロゼスパークリングワインの定義やロゼシャンパンとの違いもおさらいしながら紹介していきたいと思います。
ロゼスパークリングワイン、ロゼシャンパンと何が違うの！？
まずおさらいしておきたいのが、スパークリングワイン ロゼ と シャンパン ロゼ の違い。
まず、スパークリングワインとは、各国の発泡性ワインの総称。シャンパンを含む様々な国で造られている発泡性ワインは全てスパークリングワインというカテゴリーに入ります。（参考：下記図）
つまり、ロゼスパークリングワインは各国全ての発泡性ワイン（ロゼ）が含まれます。
一方、ロゼシャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で造られ、フランスのワイン法にある条件を全てクリアしたもののみ。つまり、ロゼシャンパンは限定的なロゼスパークリングワインなのです。
ロゼシャンパンのことをロゼスパークリングワインと言うのはOKなのですが、フランス以外のロゼスパークリングワインをロゼシャンパンと呼ぶことはできません。
例えばスペインや日本のスパークリングワインをシャンパンと呼ぶことは本来できないということ。そもそもシャンパンはフランスのシャンパーニュ地方産のものに限定されているのです。
ちなみに、ロゼシャンパンの場合は下記のようにラベルやボトルにには必ず「CHAMPAGNE（シャンパーニュ）」の記載があります。この記載があればシャンパン。
逆に下記のイタリアのロゼスパークリングワインには、「CHAMPAGNE（シャンパーニュ）」の記載はありません。
よって、上記はロゼシャンパンではなく、ロゼスパークリングワインになります。
日本においては、シャンパンはシャンパン、スパークリングワインはシャンパン以外の発泡性ワインと呼ぶ傾向があります。
このサイトでもその風潮と同じように、シャンパンはシャンパン、シャンパン以外の各国の発泡性ワインはスパークリングワインを意味しています。
ロゼスパークリングワインの価格相場はどう！？値段はいくらくらい！？
フルボトル（750ml）1本、5千円以上でないと購入できないロゼシャンパンに比べると、ロゼスパークリングワインは断然安いです。
これもロゼスパークリングワインの大きな魅力。安いお値段で特別感を演出できるんですよね。具体的に、
価格相場は1千円未満～。
ただ、プレゼントのギフトの場合は、せめて1千円台～からがオススメです。
スパークリングワインの最大の魅力はデイリーではない特別感を演出できること。1千円未満だと、自分でも購入できる価格帯のため、どうしてもスペシャル感が薄れてしまうのです。
プレゼントやギフトのロゼスパークリングワインであれば、オススメは2千円台～。手土産であれば、1千円台～がオススメです。
そんなロゼスパークリングワイン、これまで色々と飲んできた中で美味しさや感動が記憶にずっと残っていものを紹介していきます。
その数たった２本。記憶にずっと残り続ける発泡性ワインは、ごくごく一部です。
安くて本当に美味しい、ロゼスパークリングワインリスト！
これから紹介する２本、プレゼントやギフトとしてもオススメ。どれも話題性があって見栄えも良いです。
まず紹介するのはイタリアのスパークリングワイン下記の「FERRARI（フェッラーリ）ロゼ」。
【価格】3千円台～*価格は変動します。
F1レースの公式スパークリングワイン（2021-2023）でもあるフェッラーリ。シャンパン製法で造られているスパークリングワインで受賞歴も多く、イタリアの大統領官邸や公式行事で提供されるスパークリングワインとしても有名です。
なお、高級車フェラーリと名前が同じで覚えやすいのですが、関係はありません。
このフェッラーリ ロゼ、一口目の美味しさの感動が今でも忘れられません。この価格でこの美味しさとはびっくり。ロゼシャンパではまずない価格帯なので、本当に驚いたこを憶えています。
「また飲みたい。」そう思わせる初めてのロゼスパークリングワインでした。
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次に紹介するのは南アフリカのヴィンテージのロゼスパークリングワン「グラハム・ベック ロゼ ミレジム」。
【価格】2千円台～*価格は変動します。
グラハム・ベックは米国のオバマ元大統領や南アフリカのマンデラ元大統領が就任した際に祝杯をあげたスパークリングワインブランドとして有名。このグラハム・ベックのスパークリングワインもシャンパン製法で造られています。
そんなグラハム・ベックのロゼ ミレジム（ヴィンテージ）は、ヴィンテージスパークリングワイン。ヴィンテージスパークリングワインとは、単一年に収穫されたブドウのみを使って造られるスパークリングワインのこと。
ボトルやラベルに年号の記載があり（上記商品画像は2017）、その年に収穫されたブドウを使って造られていることを意味しています。
本来、ヴィンテージものはスタンダードなスパークリングワインより個性があり、貴重なことから価格が高価になります。シャンパンであれば、価格相場は1万円近く～。
そんなヴィンテージがなんと3千円程度で購入できてしまうというメリットに加え、本格派の美味しさ。価格相応のカジュアル感は一切なく、クラシックな印象を醸し出し、きめ細かい本格派のロゼスパークリングワインに脱帽。
公式感はクラッシック感を出したい、プレゼントやギフトにもオススメ。とにかく満足感の高いロゼスパークリングワインでした。
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ちなみに、ヴィンテージ以外にもスタンダードなロゼスパークリングワインもあります。
【価格】2千円台～*価格は変動します。
このラベルには、年号の記載がありません。最もスタンダードなグラハム・ベックのロゼスパークリングワインなのですが、なんとヴィンテージものと価格があまり変わらないのです。
このスタンダードのロゼでももちろん良いのですが、ヴィンテージのロゼの方が高級感がありオススメ。今後も両者に在庫があり、同じような価格であれば、ヴィンテージの方をオススメします。
探す際は、「ヴィンテージ」という表記があるか、「年号」がラベルに記載されているかを確認することで見分けがつきます。年号がある方がヴィンテージ、年号がないものはスタンダードなロゼスパークリングワインです。
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以上が、安くて旨いロゼスパークリングワインリストでした。
今後も飲み続けて素晴らしいロゼスパークリングワインと出会い次第、追記していきたいと思います。
それでは、また！