ワインで乾杯

ワインはただのお酒ではない。これは、これまでたくさんのワインを飲んできて感じることです。「お酒」と一言で定義してしまうのは、おこがましい、そんな風に思ってしまうほど、「ワイン」が自分の人生を変えてしまいました。

そんな変化の中でも、特にワインに助けられ、改善したのは最も大切なパートナーとの人間関係。そして、「ワイン」がきっかけで大切な人たちとの縁も深まりました。私の場合、これは決してビールでは叶いませんでした。シャンパンやスパークリングワインを含む、「ワイン」だからこそ出来たことだったのです。

私にとってワインは目先のストレスを一時的に緩和したり楽しさを共有できるお酒ではなく、本質の人間関係に影響する最高のコミュニケーションツールになりました。

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「ワイン」は人との「時間」を生み出す。

パーティ

ビールだって人との時間を生み出すじゃないか。確かにその通り。ビールを人と飲んでいる間は、飲んでいる相手と時間を共有することが出来ます。でも、私の場合ワインとビールでは、生み出す時間の量と質が異なります。これは、シャンパンやスパークリングワインを含むワインにある程度の投資(時間と金銭を費やす)をしている人であれば、理解できるはず。

ワインの場合は、ただ単にワイワイと楽しい時間を人と共有するだけではなく、その後の人間関係に著しい変化を生じさせてしまうほどの濃い時間を生み出すことがあります。

では、ワインが生み出す時間とはどんな時間なのでしょうか。ビールが生み出す時間と何が違うのでしょうか。

ワインとビール、生み出す時間の量(長さ)が違う。

青空に砂時計

まず、ワインとビールの生み出す時間の違い、量や長さについて話すと、ワインが生み出す時間はビールが生み出す時間よりも長くなる傾向があります。つまり時間の量が多いということ。この時間の長さの違いは、両者のアルコール度数が影響していると考えられます。

ビールのアルコール度数が5%程度だとすると、ワインは12.5%程度。ワインの方がアルコール度数が高く、グラス1杯といってもビールのようにグビグビ爽快に飲めるわけではありません。健康的に会話を楽しみながら飲むには、ビールよりも遥かに飲む時間がかかるのです。

逆に、ビールの場合はキンキンに冷えたものをグビッと飲んで、旨さや爽快感を気軽に楽しむことが出来ます。冷えている内に飲み終える、それがCMなどからも暗黙の一般通念ではないでしょうか。

現に、お店で出てくる瓶ビールのために、保冷目的のクーラーは出てきません。逆にシャンパンやスパークリングワインの場合は、ビールと同じように発泡性ワインで冷やして飲むものですが、お店で頼めばボトルと一緒に保冷目的のクーラーが出てきます。それは、飲むのに時間がかかるということが前提にあるからです。飲む時間が長くなれば、温度が上がってしまう、だから保冷が必要となるのです。

そして、飲む時間が長くなれば、おのずと相手とコミュニケーションを取る時間が増えます。コミュニケ―ションを取れる時間が長くなればなるほど、相手をより知ることが出来る。そうなると、相手に対して知らずの内に抱いていいた誤解や固定概念に気づき、より無駄のない円滑な関係性を築くことに繋がります。

では、時間の質という側面ではどうなのでしょうか。

ワインが生み出す時間は、質の高いものになる。

泡

ある程度の価格のワイン(個人的な経験を踏まえると、1本3千円以上のワイン)になると、各ワインごとにキャラ(特徴)があり、そのキャラによってどんな時間になるか、時間の演出が変わってきます。それは、人のキャラクターのようなもので、この人がいればその場が明るくなる、協調性が生まれるとか、その人が来ると緊張感があるとか、そんな感覚に似ていますね。そんな風にワインには、それぞれ独特のキャラや雰囲気があり、各ワインによってガラリとその場の空気が変わります。そして、そんな空気や雰囲気を感じ取ることで飲んでいる人の気分や感情も動きます。

そうなると、シーンや状況に合ったワインを選び見事にマッチすれば、相手との濃密で質の高い時間を演出することが可能になります。ワイワイとしたパーティに陽気で明るいワインを選べば、より楽しい時間となりますが、そういったシーンで陰性で気難しさのあるワインを選んでしまうと話が弾みません。逆に、相手とじっくりと深い話をしたいときに、ワイワイとした気軽さと陽気さのあるワインを選べば、簡単でさらりとした話し合いで終わりがちですが、落ち着いた柔らかさのあるワインを選べば、じっくりと友好的にその人と深い話ができる時間になります。

こんな風にワインと状況がマッチすると、とても有意義で質の高い時間を過ごせる、これは一般消費者の私でさえ感じることが出来ます。だからこそ商談にワインが使われる、とても納得できます。

ただ、これらのワインの恩恵は、どのワインでも得られるものではありません。決して簡単なわけではないのです。

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ワインを最強のコミュニケーションツールにする鍵は、「ワイン選び」にある。

たくさんのワインボトル

残念ながら、全てのワインが最強のコミュニケーションツールになるわけではありません。先ほど少しお伝えしましたが、私の経験上、その候補となりうるワインは1本3千円以上のワインからでした。私にとってワンコインのワインやデイリーワインはどちらかというと、目先の楽しさや一時的なストレス緩和を促すお酒という感覚です。

つまり、ワインを最強のコミュニケーションツールにするには「ワインを選ぶ」必要があります。その人・その場にあったワインを選ぶ必要があるのです。

積むべきものはワインの経験と相手への配慮。

シャンパングラスと海

そんな「ワイン選び」に必要なことは2つ、「ワインの経験値」と「時間を共にする相手への配慮」です。まずは、ワインの経験値がないと、相手との時間に相応しいワインの候補が浮かびません。オススメは?と聞かれ途端に真っ白になる、そんな感覚です。

でも、ワインの経験値を積むにはかなりの時間とコストがかかります。その時間とコストをかけられるのかというと、物理的にかけられない、かけたくない人は大勢います。生活にワインは必須ではないので当然なのです。だからこそ、ここはプロにアウトソーシングすることが出来ます。

プロといって真っ先に思い浮かぶのは、ソムリエさん、ソムリエーヌさん。その他にもワインショップやワインバーの店主や店員さん、ワインを扱う飲食店の店員さんなどのプロにワイン選びを手伝ってもらうのです。もしくは、ワイン好きの方に相談する方法もありますが、よっぽどのワイン通でないと、難しいかもしれません。とはいえ、この「ワインの経験値」は自分ではなく他で補うことが出来ます。

となると、自分で取り組む必要があるのは「相手への配慮」。というのも、ワインで実りある時間を生み出すには、自分のオススメのワインではなく、相手が旨い、美味しいと感じるワインを用意する必要があります。

これは私や私のパートナーがよくやっていた過ちなのですが、自分が好きなワインは相手も好きと思い込み、自分本位でワインを用意してしまうのです。でも、自分本位で選んだワインは、失敗も多く、相手が全く飲み進められないという事態も起きてしまいます。そうなると、時間は半減、負の気持ちさえ残りかねません。だからこそ、相手はどんなワインを用意すれば喜ぶか、どんなワインなら美味しいと感じやすいのか、想像を膨らませ、確実性はないけれど自分が出来る最大の配慮を試みる必要性があります。

ソムリエさんやソムリエーヌさんに相談するのであれば、一緒に飲む相手がどんな人なのか、シーンと合わせて情報を提供します。ワイン初心者なのか、ワイン好きなのか、ビジネス関係なのか、女性なのか男性なのかなど、相手のことを考え、配慮することがとても大事だといえます。これは、自分のオススメを押し付けるよりも遥かに頭を使いますが、ある意味利益を得ることの基本、ビジネスの基本ともいえるのではないでしょうか。

このように、一般消費者である私でさせ感じることのできた、人間関係構築におけるワインの効果。シャンパンやスパークリングワイン含むワインのおかげで、たくさんのコミュニケーションを生み、パートナーと私は長年の誤解や認識の齟齬(そご)を解消。よりよい関係を築くことが出来ました。

だからこそ、「ワイン」はただのお酒じゃない、最強のコミュニケーションツール、そう言えるのです。

本日の1本:「アイアン  ホース  ウェディング  キュヴェ」

【価格】6千円台~*価格は変動します。

ふと思い浮かんだのがこのアメリカの辛口・白のスパークリングワイン。米国5代政権に渡ってホワイトハウス公式スパークリングワインとして活躍し、数々の商談や重要な場面で飲まれたと有名なもの。

スパークリングワイン名にある「ウェディング」は、つい結婚というイメージが前面に来てしまいますが、「融合」という意味合いがあります。>>アイアン・ホース・ウェディンキュヴェを見てみる(楽天市場)(Yahoo!ショッピング)

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