シャンパンやスパークリングワインは、赤・白ワインよりも重いのをご存知でしょうか。
発泡性ワインのボトルはガス圧に耐えられるようガラスが厚くなっています。重さはフルボトル1本約2kg。そうなると、気になるのがシャンパンやスパークリングワインの持ち運び方法。
少し持ち歩くだけでビニール袋などは持ち手が伸びてしまう上に重い。長く持ち歩くのは腕や手に負担がかかりキツイのです。さらに、夏場、気温が高い中での長時間の持ち歩きは劣化のリスクが出てきます。
>>シャンパンやスパークリングワイン、夏の配送はなぜクール便じゃなきゃいけないの?
さらに振動も心配。開栓時の吹きこぼれや、ボトル破裂のリスクも潜んでいます。
では、シャンパンやスパークリングワインの持ち運びはどうすれば良いのでしょうか。私のリアルな失敗談も含めてまとめておきたいと思います。
シャンパンやスパークリングワインの持ち運びには、ワインバッグやクーラーバッグが便利でオススメ!
シャンパンやスパークリングワインの持ち運びには、ビニール袋から紙袋、専用バッグなど色々と種類があるのですが、持ち運びやすさや強度、劣化リスクなどを踏まえると、持ち運びしやすいのは
fa-lightbulb-o「ワインバッグ」→「クーラーバッグ」→「紙袋」→「ビニール袋」の順になります。
一押しはワインバッグ、そして次にクーラーバッグですね。
これまで外出先で、欲しいシャンパンやスパークリングワインを見つけては咄嗟に購入してきたのですが、やはり一番のネックは持ち運び。
すぐに車に乗って移動なら良いのですが、持ち歩きとなると10分でも相当キツイです。特にビニール袋は一番しんどいですね。
袋が有料の昨今、ビニール袋なら安いと聞くと「ビニール袋でがんばるか」となり、そのまま持ち運びながら帰路につくのですが・・。
ボトルの重さにビニール袋が耐えかねて持ち手がどんどん伸びてしまい、もう底を持たなければいつ切れるかハラハラドキドキなんてことに。持ち運び時間が長ければ長くなるほど腕や手も痛くなります。
そして紙袋だとどうか。紙袋はビニール袋よりは丈夫なのですが、心配なのは雨と長時間によって出来るしわやよれ。紙袋に穴が開いたこともありました。
さらに、夏場の長時間の持ち運びは高温に晒(さら)されることになり、劣化リスクも心配になってくるのです。
そんなわけで、オススメしたいのがワインバッグやクーラーバッグ。でも、ワインバッグとクーラーバッグ、何が違うのでしょうか!?
ワインバッグとクーラーバッグの違いとは!?
ワインを運ぶという意味では、クーラーバッグもワインバッグなのですが違いを言えば、冷やすことが出来るか出来ないか。
ワインバッグは、ワインを持ち運ぶことが目的で、シャンパンやスパークリングワインでいえば持ち運んだ先ですぐに飲むということには不向き。なぜなら、シャンパンやスパークリングワインは冷やして飲む必要があるからです。
逆にクーラーバッグは、持ち運び+すぐに飲めるというシーンに活躍できるバッグであり、真夏の高温多湿下での持ち運びにおいては劣化防止の目的も期待できます。
価格についてはどちらもリーズナブルなものがあるので、一概には言えませんがクーラーバッグ機能がついているバッグで機能性が優れているものは高価になる傾向があります。
また、機能性が優れたクーラーバッグの方は見た目にも重厚感があり、気軽さというい面では劣ります。
では、そんなワインバッグとクーラーバッグ、それぞれどんなタイプ(種類)があるのでしょうか。
ワインバッグってどんなものがある!?ワインバッグの種類!
ワインバッグの特徴は、持ち運びが主目的であり、冷やす機能は一部を除いてありません。
そして、人にプレゼントする際にバッグごとプレゼントすることも可能。そんなワインバッグの種類は簡単に分けると次の通り。
- 機能性が優れたタイプ
- 見た目が優れたタイプ
機能性が優れたタイプとは、断熱や防水が期待できる生地を利用しているなど、ワインを持ち運ぶことに特化したバッグのこと。例えば、下記のワインバッグは機能性に優れたタイプ。
【価格】2千円台~(2個セット)*価格は変動します。
断熱や耐水性のある素材を使って作られているバッグで、衝突防止にもなるバッグ。密閉はできないためクーラーバッグとしては使用できませんが、極度の温度上昇は防げるようになっています。
ブラックでシックなデザインも服などに合わせやすく、とてもリーズルなお値段です。
実は我が家ものこのバッグを購入済なんですが、注意したいのはこのワインバッグは赤・白ワインなどの非発泡性ワイン専用ということ。
シャンパンやスパークリングワインの場合は、入らない可能性があるため、シャンパンやスパークリングワイン用のワインバッグを探している方には不向きです。
逆に見た目が優れたタイプのワインバッグの例を挙げると下記のようなもの。
【価格】5千円程度~(10枚セット)*価格は変動します。
麻素材のワインバッグで、デザインもオシャレ。
ワインをプレゼントする際にバッグも一緒にお渡しするのもアリ。そういった目的でも使えるのがワインバッグです。
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そして最後に私も欲しいシャンパンブランドから出ているシャンパンバッグ付きのセット品。例えば、有名シャンパンブランド「パイパー・エドシック」白・辛口シャンパンとグラスも付いているセット品、
【価格】9千円台~*価格は変動します。
とにかくオシャレなのです。私が欲しい・・。ただ、このトラベルは限定品のため、在庫
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この他にもシャンパンブランドが出しているクーラーバッグもあります。次で紹介していきましょう。
クーラーバッグってどんなものがある!?クーラーバッグの種類!
クーラーバッグというと、食品などの持ち運び用のものも入ってしまいますが、ここではワイン単体で持ち運べるクーラーバッグのこと。
そんなクーラーバッグですが、簡単に種類分けをすると次の通り。
- ワインの劣化防止に長けた機能性タイプ
- カジュアルに冷やすタイプ
ワインのことを考え、劣化防止に長けた機能性タイプ例としては下記のようなアイテムが販売されています。
例えば、下記はワインを運ぶための専門のワインバッグ。保温とありますが、シャンパンやスパークリングワインで保温機能は必要なしです。考えられるとすれば、冬時期の赤ワイン。冷えすぎるのを防ぐことはできます。
人が持つと下記のような感じ。
中を開けると下記の通り。
まさに保冷バッグという印象です。他にも、同じようなタイプもあります。
これらのバッグは、数本持ち運びできるタイプですが、1本のみのクーラーバッグもあります。
どれも、チャックがありなるべく密閉できるように出来ているバッグで、保冷剤などを入れれば、より保冷機能が期待できるバッグです。
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では、カジュアルタイプだとどうなのか。カジュアルなクーラーバッグは、次の通り。氷や保冷材を入れて簡易的に冷やせるタイプです。
上記のクーラーバッグは見た目にもオシャレですが、こういうタイプのクーラーバッグは密閉の期待は出来ません。
よって短時間の持ち運びか、アウトドアでシャンパンやスパークリングワインを飲む、アウトドアでシャンパンやスパークリングワインを冷やすということに長けています。
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以上がワインバッグとクーラーバッグについてでした。では、オススメは一体どれなのでしょうか。
要注意!シャンパンやスパークリングワインの持ち運び用のワインバッグ購入!
シャンパンやスパークリングワインのボトルは、通常の赤・白ワインのボトルよりも底の幅が大きいものが多いんですよね。
よって、ワインバッグやクーラーバッグが、赤・白ワイン専用のタイトなバッグだと、せっかく購入しても入らない可能性が出てきます。その点だけは注意が必要。
実際私が購入した下記のワインバッグは、スリムなボトルのスパークリングワインはギリギリ入りましたが、シャンパンボトルの多くは入りませんでした。
唯一入ったスリムなスパークリングワインボトルも、ギリギリ入ったは良いけれど、今度は上記のワインバッグから取り出すのが大変だったんです。これが手土産として人様のお宅に持参していたとしたら後悔していたことでしょう。
なので、シャンパンやスパークリングワインの持ち運び用ワインバッグの購入は、こういったタイトなワインバッグではなく、ゆったりめのワインバッグを選びましょう。
シャンパンやスパークリングワインも入ると記載があるワインバッグか、シャンパンやスパークリングワインを入れている画像のあるワインバッグの方がより安心できます。
シーンによって違う!?シャンパンやスパークリングワインの持ち運びにオススメのバッグはどれ!?
シャンパンやスパークリングワインの持ち運びにオススメのバッグは、シーンによって、そしてワインに対する情熱によってオススメが異なってきます。
まず、アウトドアで冷やして飲むためのオススメバッグは、下記のようなアイスバッグ。
冷やして飲む必要があるシャンパンやスパークリングワインをアウトドアで楽しむ上で、氷と水があれば冷やせるという簡易さはアウトドアでは魅力的。
>>冷えていないシャンパンやスパークリングワイン、当日に冷やす方法とは!?冷やす時間は!?早く冷やす方法!
たとえ汚れても気にならない価格なので、気兼ねなく使えます。
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次に、シャンパンやスパークリングワインをプレゼントとして渡すシーンを考えてみましょう。
当日すぐにその場で開ける必要がないことから、夏場でなければさほど保冷を意識しなくても済むため、下記のようなオシャレなワインバッグ、
【価格】5千円程度~(10枚セット)*価格は変動します。
もしくは、ワイン用の紙袋がオススメ。
ただ、長時間の持ち運びや他に大きな荷物をかかえての持ち運びの場合は、紙袋だとヨレてしまうため、上記のようなバッグがオススメです。
デザイン性のあるバッグだとバッグごとプレゼントというのは素敵です。
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最後は、自分用のワインバッグ。保冷機能のないものは色々な種類が販売されています。下記は超高級ワインバッグで革製のもの。価格も特別です。
ソムリエナイフ等の小物も入るようです。
【価格】8万円台~*価格は変動します。
もう少しリーズナブルな価格だと下記のシャンパン専用クーラー機能付きのバッグ。
【価格】4千円台~*価格は変動します。
シャンパン専用のバッグのためシャンパンやスパークリングワインの持ち運びには安心感があります。
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他には、ワイン用のエコバッグタイプのようなものもあります。
ワインバッグは、シャンパンやスパークリングワインを含むワインの持ち運びの用途を考えて選びましょう。
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最後に、夏場のシャンパンやスパークリングワインの持ち運びの注意点について、お知らせしておきます。
夏場のシャンパンやスパークリングワインの持ち運びは要注意!
シャンパンやスパークリングワインはとてもデリケートと言われていて、特に高温多湿になる季節の長時間の持ち運びには劣化リスクが高まるので注意が必要です。
高温になる車内に放置は絶対NG。>>そもそも『劣化』って何!?
高温多湿の季節といえば夏、そんな時期の長時間の持ち運びはクーラーバッグでの持ち運びをオススメします。
温度が上がり過ぎないよう、そして適宜保冷剤などで保冷しながら持ち運びましょう。
以上が、シャンパンやスパークリングワインの持ち運び方法、ワインバッグやクーラーバッグについてでした。
BBQやホームパーティの手土産やアウトドアにシャンパンやスパークリングワインを持っていきたい、そんな方も多いはず。そんな時の持ち運びの参考になれば嬉しいです。
それでは、また!