今回は番外編の日本酒スパークリング。有難く頂いた日本酒のスパークリングを飲んで衝撃を受けてしまいました。
日本酒に抱いていた固定概念が見事に崩れました。ワインもそうですが、1番始めに飲んで「美味しくない」「まずい」と感じると、なかなか次に飲もうと思えないんですよね。
そんな思い込みや固定概念から10年以上遠ざかっていた日本酒。そんな日本酒の道が開きました。
ということで、そんな日本酒スパークリングについてまとめておこうと思います。
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日本酒が好きになる、獺祭(だっさい)純米大吟醸にごりスパークリング45 とは!?
初の日本酒スパークリングで衝撃を受けたのが「獺祭(だっさい)純米大吟醸にごりスパークリング45」。一体どんな日本酒スパークリングなのか、簡単に特徴をまとめると次の通り。
- 旭酒造が造る超有名な日本酒「獺祭(だっさい)」のにごりスパークリング
- 瓶内二次発酵を経た日本酒スパークリング
- アルコール度数は14%
- 外観は白濁(にごった白色)
- 容量の種類は、3種類(720ml、360ml、180ml)
- 獺祭は、高級酒米の「山田錦」のみを使用した純米大吟醸 *1(日本酒の最高級品の立ち位置)で世界中で人気の日本酒ブランド
- 獺祭スパークリングは「山田錦」を45%まで磨き、粗越しした醪(もろみ)*2 が瓶詰され造られている
- おいしい日本酒のスパークリングというコンセプトから造られた
- 冷蔵庫による保管が必須
- スクリューキャップで開けるのは簡単
- 甘さのあるフルーティな日本酒スパークリング
- 価格はシャンパに比べるとかなり安い
普段の生活に日本酒がない私としては、日本酒の専門用語が難しいので、専門用語の解説を挟むと次の通り。
*1 純米大吟醸とは米、米麹、水のみを原料とし、日本酒の元となる玄米を中心に向かって半分以上削り取ったお米を使って仕込んだお酒のことを指します。
*2「醪(もろみ)」とは、日本酒を造る過程となる状態のひとつで、米、米麹(こうじ)、酒母(しゅぼ)、仕込み水をタンクなどに入れて発酵させた、どろどろの液体を指します。
この醪を搾って濾すと、日本酒の原酒ができあがります。濾さずにそのまま商品化したものが「どぶろく」で、酒税法上では「清酒」、つまり日本酒には分類されません。
そして、興味深かったのが獺祭の公式オンラインサイトに記載があった、獺祭スパークリングの下記コンセプトと、食中酒に良いということ。
女性向け、飲まない人向けというコンセプトで造られておらず”おいしい日本酒のスパークリング”というコンセプトから生み出された日本酒です。
揚げ物や味付けの濃い食事に合うなど、社内でも色々な意見がありますが食中に良いというのは変わりません。 個人的には、食後にフルーツと一緒に飲むのも合うと思ってます。
実は私、こういった解説を一切読まず、獺祭について何も知らずにこの獺祭スパークリングを飲んだんですが、リアルな感想をいうと、公式の見解と真逆の印象を受けてしまいました。
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獺祭(だっさい)純米大吟醸スパークリング45、リアル口コミ!ぶっちゃけどう!?
まず、獺祭にごりスパークリング45を飲んだリアルな感想(口コミ)は次の通り。
- 桃やマンゴー、プラムが混ざったようなフルーティな香りがあって華やか
- 発泡性は連続性はあるもののソフトめ
- 甘みがあって美味しい
- おつまみ不要で単体で楽しめる
- 食後に単体で飲ものもあり
- 開けるのが楽
- キンキンに冷やして飲むのがベスト(公式には-5℃~2℃)
華やかな香りとフルーティさにとにかく驚きました。冷蔵庫の温度が推奨の温度よりも高いため、温度は高めだったと思いますが、全然大丈夫。美味しく飲めました。
日本酒がこんなに美味しとは!
私の日本酒の概念が崩れました。
私の日本酒のイメージはというと、アルコール臭・アルコール感が強い・辛いだったんです。日本酒とは無縁の生活を送ってきたこともあって、かなり偏ったイメージかもしれませんが、きっと私と同じようなイメージを抱き、日本酒が苦手という方は多いはず。
そんな方でも、獺祭スパークリング45は美味しく飲める日本酒です。
そして、価格がシャンパンに比べると断然安いこと、開けるのが楽なことも満足感が上がるポイント。
まず、この価格帯で満足の行くフルボトルのシャンパンは買えないんですよね。なので、シャンパンを購入する方からすると、「え?こんなに安くて美味しいの!?」と満足しやすくなります。
そしてコルク栓でなく、スクリューキャップであることから、とにかく開けやすいんですよね。発泡性なので、少しずつガスを抜きながらゆっくり開ける必要はありますが、コルク栓よりは断然楽です。
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獺祭にごりスパークリング45、おつまみは!?食事に合う!?
リアルな話をすると、獺祭の公式サイトでは下記の通り食中酒として良いという記載があったのですが、私個人の感想としては食中酒として楽しめる感覚が芽生えませんでした。
揚げ物や味付けの濃い食事に合うなど、社内でも色々な意見がありますが食中に良いというのは変わりません。 個人的には、食後にフルーツと一緒に飲むのも合うと思ってます。
日本酒を飲みなれていないからかも!?シャンパンを含むワインの辛口を飲みなれているせいかもしれませんが・・。
獺祭スパークリング45は、ワインの辛口に比べると甘さがしっかりあるんですよね。ワインだと甘口として販売されるような甘さがあります。
日本酒だから肉じゃがとか甘みのある煮物や和食だと合うのかもしれませんが、個人的にはどちらかというと食中酒というより、獺祭スパークリング45単体で楽しむ、おつまみ要らずの日本酒スパークリングという感覚でした。
逆に甘さがあるので、食後酒として期待できます。
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獺祭(だっさい)純米大吟醸にごりスパークリング45、シャンパンみたいってホント!?
私のリアルな感想からいうと、獺祭(だっさい)純米大吟醸にごりスパークリング45シャンパンとは全くの別物という印象が強いです。
似ている点といえば、スパークリング(発泡性)ということと、瓶内二次発酵をしている点でしょうか。原料も異なりますし、泡もやはり異なります。
泡で言えば、シャンパン(ノン・ヴィンテージ)はもっときめ細やかで強く、連続性がありますし、そもそも原料が違うので色や見栄えも異なります。
ただ、「シャンパンみたい」という表現を使うことで、この日本酒がどんな日本酒なのか、一般消費者さんに伝わりやすい。シャンパンというワードで、発泡性ということが容易に分かります。
そういった意味で「シャンパンみたい」という表現が使われているのだと思います。
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獺祭(だっさい)スパークリング 45、どんな人にオススメ!?逆にNGな人とは!?
獺祭(だっさい)にごりスパークリング 45、私がオススメしたいのは次のような方です。
- 日本酒が嫌いな人
- 日本酒が不味いと思う人
- 甘いお酒が好きな方
- 女性、もしくは女性と一緒に飲むシーン
でも実は、この意見は公式な見解と異なります。公式な見解は次の通り。
女性向け、飲まない人向けというコンセプトで造られておらず”おいしい日本酒のスパークリング”というコンセプトから生み出された日本酒です。
でも、実際、獺祭スパークリング45のエチケット(ラベル)はピンク色で女子ウケ良し。そして、フルーティで甘さがあります。逆に、一部の甘辛口の日本酒好きな方は、甘さからかこのスパークリングが苦手という方がいらっしゃいます。
なので、どちらかというと、私のような日本酒にに苦手意識がある方、日本酒が嫌い、日本酒がまずいという概念がある方、甘いお酒が好きな方へのプレゼントや贈り物、そんな方と一緒に飲むシーンの方が、美味しさの感動が芽生えると思います。
ということは逆に、獺祭にごりスパークリング45をオススメしないのは、辛口の日本酒好きの方や甘さがあるお酒は苦手という方です。
あくまで私個人の意見ですが、これがリアルな本音です。
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獺祭(だっさい)スパークリング、どんなグラスで飲むのがオススメ!?
シャンパングラスで美味しく飲めます。細長いフルートグラスでOKです。
ただ色味が白く濁っているため透明グラスだと華やかさが若干欠けます。なので、華やかな雰囲気を演出したい方は、グラス自体が鮮やかさのある上記のような細身の切子グラスもオススメです。
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以上が、番外編 - 獺祭にごりスパークリング45 - についてでした。
それでは、また!