特別な日にスパークリングワインを!そんな時に湧くのが次の疑問。
スパークリングワインに合わせるおつまみどうしよう。
ということで、これまでの経験上スパークリングワインに合わせるおつまみを選ぶコツや合わせやすいおつまみ、NGなおつまみをまとめておきたいと思います。
スパークリングワインのおつまみ、3つの掟(おきて)!
スパークリングワインのおつまみを探したり準備したりする上で経験上、守っているのが次の3つの掟(おきて)。この3つの掟(おきて)がおつまみを選ぶコツになっています。
スパークリングワインに合う確率100%のおつまみを求めるな!
これが何より大事。用意したスパークリングワインに完璧に合うおつまみを探そうとしないことが重要です。特に用意したスパークリングワインが初めて飲むものならなおさら。スパークリングワインの味わいも分からない中、完璧に合うおつまみを探すことはほぼ不可能なんですよね。
私がおつまみで失敗したのは、100%合うおつまみを探そうとしたからなのです。期待しすぎた結果、合わないと怒りが湧いたり落胆したり、良いことがないんです。
よってオススメなのが、「これは合うかな?」と楽しみながらおつまみを合わせること。もはや、おつまみを合わせるのをイベントと捉えて、スパークリングワインに合うおつまみを探すのを楽しむ感覚でおつまみを合わせるのです。
万が一合わないおつまみに出くわしたら、「あ、これは合わないのか。」と経験を積めば良い。そんな感覚でおつまみを合わせる、そしてそんなイベントのためにおつまみを選んだり準備したりするのがオススメです。
気張りすぎない!準備が簡単なおつまみを選ぶべし!
様々なオシャレ雑誌やレシピ集にワインに合うおつまみが紹介されているのですが、その中には材料が地元のスーパーでは手に入らないようなレアなものや普段家にはない食材が必要なものが多いんですよね。
特別な時間にしたいからこそ、特別でオシャレなおつまみを作りたい気持ちは重々承知の上でお伝えすると、
準備(買うの)が簡単なおつまみを選ぶべし!
これも経験値からのオススメなんですが、手の混んだおつまみを作るとですね、普段作りなれていない場合は時間も含めて大きな労力がかかります。そうなると、もはや飲む前に疲れる。w そして後片付けにうんざり。さらに、残った食材は普段使うものでもなく、食品ロスに・・。
私の場合は、普段お目にかかれないチーズを買うのに何軒もハシゴし、電話をかけ、半日以上を費やした経験があります。そんな労力を費やしたチーズが全くワインと合わず、時間のロスと出費に怒り心頭という最悪の結末に・・。労力とお金をかけた分だけ期待は大、そんなおつまみが合わなかった時の落胆といったら、相当なものなんです。
だからこそ、簡単に準備できたり、作れたり、買えたりするおつまみがベストです!
高級チーズは要注意!
ワインにチーズ。ワインのおつまみとしてチーズは定番とされています。オススメされているものは大体がナチュラルチーズで海外産。パッケージも横文字でなんだかオシャレ。
けれど、本当にチーズが好きですか!?
私はこれで大失敗しているのですが、実はそんなにチーズが好きではないことに気づきました。w チーズは、嗜好性が高く、実は好き嫌いが大きく分かれるおつまみなんです。
それに、専門誌などで紹介されているチーズのほとんどは海外産のナチュラルチーズ。高価な上に、せっかくだからと購入しようとすると、販売されているお店が見つからず入手が困難なものも多い。
それなのに、特別な日だからと、高価なナチュラルチーズを取り寄せスパークリングワインに合わせたのですが、当然ながら惨敗。スパークリングワインにおつまみを合わせる上で、そのおつまみ単体が好き、美味しく食べられることが大前提にあるにもかかわらず、そのチーズ単体ですら苦手。そりゃ美味しく合わせられるはずがありません。
なので、1度も試食したことのない高級なナチュラルチーズは要注意。チーズ好きさんだったら、チャレンジする価値があるかもしれませんが、クセのあるチーズはそもそも苦手という方は、無難なクリームチーズや大手スーパーなどで手に入るリーズナブルなナチュラルチーズに留(とど)めておくのがオススメです。
スパークリングワインのおつまみ、料理は面倒!買うならどこ!?
もはや作るのはやめて買ってしまうのもあり!私が定期的に利用しているのは、スーパー成城石井さん。保存料、着色料などが入っていないお惣菜も多く、主張しすぎないものが多いのでよく利用しています。
特にリピートしているのは小籠包。しっかりめのスパークリングワイン(白)にも合うし、ロゼスパークリングワインにも合わせやすいです。後は、マリネなどもよく購入しています。
他には、町のパン屋さん。パンは超絶簡単、鉄板のおつまみです。
辛口白やロゼスパークリングワインであれば、バゲットやチーズパンなどを無難に購入して合わせ(たまに上に生ハムやチーズ、ネギトロの和えたものを乗せる)、甘口スパークリングワインなら甘いパンやカスタードパイのようなものを購入して合わせています。
スパークリングワインに合うオススメおつまみリスト!簡単レシピ!
ここでのオススメおつまみのキーワードは「簡単」。簡単なおつまみのみ紹介しています。
厳密にいえば、各スパークリングワインによって合うおつまみは違うんですよね。スパークリングワインごとに使われ会ているブドウも異なるので味わいも違います。よって、これから掲載するおつまみが100%合うとは断言できませんが、一般的にそして経験上合う可能性が高いオススメのおつまみを紹介しているので、参考にしてみてください。
辛口・甘口ごとにオススメとおつまみリストを掲載していきます。
辛口スパークリングワインに合うおつまみリストと簡単レシピ!
オススメ1:フライドポテト
超絶簡単で申し訳ないのですが、これが簡単なのに辛口スパークリングワイン全般に合うのです。
レシピ
我が家は冷凍ポテトを購入して飲む直前に揚げています。たったこれだけ、超絶簡単。
少し手をかけられるなら、ジャガイモをスライスして揚げるのがオススメ。素材から切って揚げるので、添加物等の心配もなく安心して食べられますし、スパークリングワインの味わいを邪魔することもありません。
オススメ2:ネギトロディップとバゲット(パン)
若干合わないスパークリングワンも一部ありますが、新鮮なネギトロであれば臭みもなく、スパークリングワインの邪魔をする可能性も低いです。
パンは、もはや何でもOK!オススメはバゲットやバタールなどのフランスパン。細目にスライスしてトースターで焼いたものに、ネギトロディップを乗せて食べます。
<材料>
- ネギトロ(お好み量)
- オリーブオイル(少々)
- 塩・こしょう(少々)
- にんにくチューブ(少々)
- マヨネーズ(適量)
- レモン汁(あれば数滴)
- わけぎ(あれば小口切少し)
1.上記材料を全て混ぜ合わせて完成。簡単です。基本面倒で計量等せずに作っています。気をつけたいのが、ニンニクチューブの量が多すぎないこと。少量がオススメ。多すぎると、匂いと味ともにきつくなり、スパークリングワインが負けてしまいます。
オススメ3:グラタン
オススメする中では最も手がかかりますが、私の場合は販売されているグラタンソース or キットを使うので簡単です。
下記のようなキットを使用する場合は、そのキットの材料に書かれているものを購入してレシピ通りでOK。
下記のようなグラタンソースの場合は、少し手を加えて作っています。
上記のハインツグラタンソースを使う場合はハインツの公式サイトに同ソースを使ったレシピが掲載されていて>>ベーコンと角切りポテトのグラタン、それを基本に家にある食材や簡単に手に入る食材でアレンジします。
上記レシピをアレンジして作った最近のレシピはというと、次の通り。
<材料>
- ハインツ グラタンソース(缶)
- たまねぎ(1/2個)
- じゃがいも(大1個)
- 鶏肉のささみ3本
- バター(約20g)
- 牛乳(100ml)
- 玉ねぎを薄切りにする
- じゃがいも(皮付き)を5mmの角切りに、鶏のささみ肉も同じように小さめの角切りにする
- フライパンにバターを入れ、1と2を炒めて火が通ったら、ハインツのグラタンソースと牛乳を入れて溶かしグツグツとひと煮たちさせる
- 耐熱皿に入れてピザ用チーズを上にのせてトースターで5分程度焼く(オーブンは230℃の予熱で7分程度)
- 出来上がり!
他には、下記のようなものがオススメです。
その他おつまみ
- 天ぷら
- 枝豆
- 一部のポテトチップス
- 白身魚のカルパッチョ
- 白身魚のソテー
- 蒸鶏
- クリームチーズとバゲット(クラッカー)
- クリーム系の料理
- 唐揚げ(塩)
- 鍋
- ナッツ類
- パン(クラッカー)
甘口スパークリングワインに合うおつまみリスト!
甘口スパークリングワインのおつまみ、甘くて美味しいのでおつまみは不要という感覚の方も多いのですが、私が合わせるとしたらスイーツを合わせます。よく合わせるのは、カスタードパイやチーズケーキ、チーズタルト。合う確率が高く、風味も匂いも主張しすぎないのでオススメです。
私はもっぱら、購入しますが、お菓子作りが好きな方は作るのももちろんあり!基本的にはレアチーズケーキよりもベイクドチーズケーキの方がオススメです。
他には、次のようなものを合わせたことがあります。
おつまみ
- クラッカー(クリームチーズを乗せることも)
- シンプルな甘めのパン
- クッキー
ロゼスパークリングワインのおつまみは!?簡単レシピ!
ロゼスパークリングワイン(辛口)のおつまみは、ロゼの色合いと同じようにピンク系の色合いと同じものを合わせるのが定番と言われています。
オススメ1. 小籠包
完全に私好みで選んでしまいましたが、ロゼスパークリングワインに小籠包合わせるのが定番。私は成城石井さんのをリピートしていますが、化学調味料や添加物がきつくないものを選びましょう。
化学調味料などが強すぎると、小籠包単体としては味が濃くて美味しいのですが、味が濃すぎて後味が残ってしまいがち。そうするとスパークリングワインとうまく合いません。その点だけ注意が必要です。
そして、レシピは・・・無理!w 作れないので買います。
オススメ2. クラッカーやパン 生ハムやクリームチーズのせ
作るおつまみとしてはとても簡単。
<材料>
-
- クラッカー or パン(バゲット、バタール等のフランスパン)
- 生ハム
- クリームチーズ(スーパーなどで販売されているもの)
1. クラッカーやパン(バゲット、バタール等のフランスパン)にクリームチーズをのせ、その上に生ハムをのせる。出来上がり!
パンの場合は焼くとカリカリとして美味しいのでオススメ。
クリームチーズがなくてもOK!生ハムなくてもOK!
オススメ3. ネギトロとバゲット(パン)
これは辛口スパークリングワインのおつまみとして紹介した通りです。>>レシピ
他には下記のおつまみを合わせて美味しかったです。
その他おつまみ
- お好み焼き
- たこ焼き
- 豚肉・鶏肉のソテー
- とんかつ
- ローストビーフ
- うなぎの蒲焼
- フランスパンやパン
若干リスキー!スパークリングワインにNGなおつまみとは!?
ここでは私が失敗したおつまみを記載しています。全てのスパークリングワインに合わないとは言えず、人の好みにもよるのですが、私にとっては合わせるのが難しいものです。
NGだったおつまみ
- チョコレート
- フルーツ
- 個性のあるナチュラルチーズ(ブルーチーズ、ウォッシュチーズ他)
- くせのあるお肉
- 化学調味料が多く使われいるもの
どれもスパークリングワインが負けてしまう、もしくはスパークリングワインの邪魔になってしまいました。舌に味が残って、スパークリングワインの味が分からなくなる感じです。
ただ、スパークリングワインによっては合うものもあるかも!?楽しみながらチャレンジしてみるのもアリ!「あれ!?全然合う!」なんてことが起こるかもしれません。
スパークリングワインのおつまみ、失敗体験談!
失敗談1:張り切りすぎて、飲む前に疲れ果てる。
今ほどワインの経験がない頃、スパークリングワインを空けて特別感を演出したく、張り切っておつまみを作ろうと考えました。
イタリアンでしたがレシピを調べ3品作る予定に(前菜系、肉、パスタ)。レシピ通り当時家に常備していなかった香辛料や材料を買い出しに行き、オーブンを使うなど手をかけたのですが、作り慣れないものをレシピを見ながら作るので想定よりも時間がかかり、一緒に飲む相手を待たせる始末。
焦りを抱えて作った結果、飲む前から心身ともに疲労困憊。当然、大幅に遅れてのスタートになり、相手を待たせた分後片付けは後回し。疲れで飲んだらすぐに眠くなるわ、後に行うべく片付けが気になって心底楽しめず、楽しむためのおつまみはどこへやら。
もはやメインは料理になってしまった夜でした。
失敗談2:簡単だが、スパークリングワインが楽しめない。
おつまみに手を込んだものを作るのは大変だからと、市販のチキチキボーンをロゼスパークリングワインに合わせようと考えました。
チキチキボーンは本当に大好き。子どもの頃から食べていて今でも好きで日常的に購入しているのですが、スパークリングワインに合わせるとなると別の話。
レンジでチンで出来るので、準備としてはすごく簡単なんですが、美味しい分、スパークリングワインに合わせる場合お味が濃すぎてしまうのです。私が合わせた際は、チキチキボーンの味が舌にのこってしまい、スパークリングワインの味が分からなくなってしまいました。
チキチキボーンに限らず、市販のナゲットでも同じようになったものがあります。つまり、食肉加工品の中には、スパークリングワインと相性が悪いものが複数あるということ。
食肉加工品を合わせる場合はなるべく、化学調味料が少ないもの、添加物が少ないものを目安に選ぶのがオススメです。
以上が、スパークリングワインとおつまみについてでした。それでは、また!