赤ワイン

「ワインにハマりたい」、「ワインを飲めるようになりたい」、「ワインを好きになりたい」と思う人は実は多いんですよね。簡単なことのようでこれが意外と難しいのです。実は、私自身もその一人。一筋縄にはいきませんでした。

ワインが日常となり仕事にも繋がってしまった今から考えると、うまくワインにハマれなかった理由は、ワインが美味しいと思えなかったからなんです。要は、ワインが苦手でした。

美味しいと評判のワインを奮発して購入して飲んだら、「美味しくない」。とてもじゃないけれど飲み進められなかったんです。

「美味しくない」そう感じてしまうと、次のワインは遠のいていくんですよね。そもそも美味しくないと感じたものを買おうと思えないのです。

そんな私がどうやってワインを飲めるようになったのか、他の人はどうワインにハマっていくのか、他のワイン好きさんの例も含めて、ワインのハマり方、ワインを好きになる方法をまとめておこうと思います。

人はなぜワインを飲めるようになりたいのか!?ワインが人にもたらすメリットとは!?

泡

日常にワインがあるようになって、感じる大きなメリットは、

  • 人から良い印象を抱かれる
  • 人との繋がりができる

なんですよね。

人から良い印象を抱かれる

人がなぜワインを飲めるようになりたいのか。多くの若い方がワインに興味を抱くポイントは、ワインのステータスやオシャレ感です。そのイメージをモノにできるのがワイン。

「ビールよりもワインの方がオシャレでカッコイイ」、「ワイン=ワンランク上、ステータスが高いイメージがある」、そんなワインのイメージが世の中に普及しています。

かくいう私もワインを好きになりたいと思い始めた20代は、まさにそんな理由からでした。

ということは、ワインを飲んでいる人に対して、無条件にカッコいい、憧れる、オシャレというような好印象を抱く人が多くいるということ。これってすごくメリットなんですよね。

実際に今現在ワインを飲む生活をしていると、人からの印象で得をすることがあります。そして、リアルな話ですがワイン好きの男性は女子からモテます。

人との繋がりができる

ワインを通して、リアルに高所得の方や、尊敬されるような職業の方々と繋がりが出来たり、会話が膨らみ縁を築けることがあります。

ワインは、ビールやチューハイなどに比べると価格が高いからか、高所得者の方や社会的ステータスの高い職業の方々がワインを好む傾向が強く、そんな方々とワインについて対等に話ができるようになり繋がることができます。

これはキャリアを築く上でも、様々な知識を得る上でも大きなメリットになります。

これらのメリットがあるワインへの道に憧れた私ですが、ワインに挑戦するも見事に2度も失敗することになります。

ワインをどうも好きになれず、挫折を繰り返しました。反面教師としてどう失敗したのか、参考に実例として共有しておきましょう。

ワインを好きになるどころか嫌いに。ワインにハマれなかった失敗例!

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20代の頃ワインにハマりたかった私は、ワインを飲めるようにチャレンジするも2度も見事に失敗しました。失敗した理由は最初に飲むワイン選びを間違ったからなんです。

私の場合、ワインへの最初の入り口として「赤ワイン(辛口)」を選びましたがこれがNG。ワインといえば、赤ワインという印象が強く、迷うことなく最初のワインに赤ワインを選びました。

最初は普通のスーパーで適当に赤ワインを購入して飲んでみたところ、全く美味しいと感じられず数口で断念。

2度目は、プロの方が美味しいと評価していた赤ワインをわざわざ購入してみたものの、美味しさが分からずこれまた1杯も終わらずに断念しました。

それからしばらくは、「ワインは私に合わない」とショックを受け、ワインが嫌いな時期がありました。

最初のワインに赤ワインはNG!?その理由とは!?

はてな

そもそもなぜ、ワインの最初の入り口が赤ワインだとNGなのかというと、美味しいワイン選びという意味では、ワインの中で最も選ぶのが難しいのが赤ワインだからです。

難しいとはどういうことかというと、まず、赤ワインの中には、購入してから飲み頃になるまで熟成が必要なものがあります。そういったワインは、適切な熟成期間を経ないと、美味しく飲むことが出来ません。

でも、どの赤ワインが熟成が必要なワインなのか、よほどの知識があるワイン好きさんでないと見分けがつかないのです。

 

赤ワイン

また、赤ワインはブドウ品種によっても好みの差が出やすいのが特徴。

例えば、私の場合、人気なブドウ品種であるピノ・ノワールが使われた赤ワインが苦手なんですが、逆にピノ・ノワールが使われている赤ワイン全般が大好きという方もいます。こういう明確な嗜好の感覚は、白ワインや発泡性ワインではあまり感じたことがありません。

さらに、赤ワインの場合、使われているブドウが栽培されている村や畑の情報がワインの価値を知る上で重要になることがあります。

つまり、自分好みの美味しい赤ワインを見分けるにはそれなりの知識が必要なのです。

これらのことから、美味しいワインに出会うという意味では、最初に赤ワインを選ぶことはオススメしません。失敗しやすくなります。

せっかくチャレンジしたワインが「美味しくない」と感じてしまうと、かなりショック。そうなればワイン欲は低下し、しばらくは飲みたいと思えないもの。中には、二度と飲まないと心に誓ってしまう人もいます。

そうなるリスクを抑えるためにも、最初のワインは赤ワイン(辛口)ではないワインを選びましょう。>>最初のワインにオススメワイン!

こんな失敗をしてきた私ですが、長い時を経て、ワインを好きになり楽しめるようになりました。

では失敗の過去を持ちながらもどうやってワインを好きになれたのか、私以外のワイン好きさんがワインにハマった流れと合わせて、ワインを好きになる方法を見ていきましょう。

ワイン好きさんはどうワインを好きになったの!?ワインにハマる方法!

シャンパングラスと海

ワインを好きになったり、ワインにハマったりする上で、最も大事なことは、「美味しい」と思えるワインに出会うことです。

1度美味しいワインに出会えていれば、次に美味しくないワインに出会ったとしても、「美味しいと思えるものと、思えないものがあるのだな」と、その体験を学びとして捉えることができます。そのため、ワインの道が閉ざされることはありません。

一方で、最初から美味しくないと感じるワインに出会ってしまった場合、「ワインは合わない」、「ワインは苦手」というような認識を持ってしまう方が多く、ワインの道が閉ざされてしまいます。

では、美味しいと思えるワインに出会うには、どんなワインを選べば良いのでしょうか。

美味しいと思えるワインに出会うには、どんなワインを選べば良いの!?

ワインで乾杯

最初に選ぶワインとしてオススメなのは、シャンパンやスパークリングワインなどの発泡性ワインか、白ワイン。発泡性ワインや白ワインは、飲みやすく、美味しいと感じやすくなります。

私の場合は赤ワインで撃沈しましたが、その後甘口の白ワインに出会い、ワインの道が広がりました。知り合いのワイン好きの男性は、辛口の白ワインで美味しさを知り、ワインの道が開けました。

ということで、ワインにハマる方法として下記のような流れになります。

ワインのハマり方!

白ワインや発泡性ワインで美味しさを知り、ワインに好意を抱く

ワインの経験を積み、美味しく楽しい記憶を増やす

赤ワインにチャレンジする

この流れだと、途中で美味しくないと感じるワインに出会ったとしても、「美味しい」と感じた記憶がすでにあるため、「ワインは合わない」、「ワインが嫌い」というような極端なワイン離れは起きません。

逆に「合わないワインもある」という良い学びにできます。

では、肝心な最初のワイン、「美味しい」と感じるためにはどんなワインを選べば良いのでしょうか。次にオススメを記載しておきましょう。

「美味しい」と感じやすい!最初のワインとしてオススメなワイン!

泡

最初のワインとして断トツでオススメしたいのは、甘口ワイン(白、発泡性ワイン)。なぜなら飲みやすく、美味しいと感じやすいからです。

特に女子や、甘いものが好きな男子にはオススメ。ただ、男性の方に多いのですが「甘いものが嫌い」、「甘いお酒は苦手という方」は甘口は選ばずに、辛口ワイン(白、発泡性ワイン)を選びましょう。

ということで、「美味しい」と感動しやすい、甘口ワインや辛口ワインのオススメをいくつかピックアップしてまとめておこうと思います。

オススメの甘口ワイン

まず、断トツでオススメしたいのは、下記の「モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル」という、甘口シャンパン。

発泡性ワインは飲みやすく、特別感や非日常な感覚を演出しやすいのも魅力です。

価格:7千円台~*価格は変動します。

ドンペリの生産者であるモエ・エ・シャンドン社が展開するシャンパンブランド、モエ・エ・シャンドンの甘口シャンパン。

一般の小売店では出回らない、リゾートだけのモエと呼ばれるもので、普通のワイングラスに氷を入れて楽しむ甘口シャンパンです。

甘いのに甘さは舌に残らず後味さっぱり、「ワインってこんなに美味しいの!?」とあまりの美味しさに感動を覚える人が多く、ワインにおいて良いイメージが定着します。

また最初に良いワイン(少々高価なワイン)を選ぶことで、ワイン=高価という世界を体験し、ワインの世界へ足を踏み入れる自信にも繋がるため、あえて最初に選んでみました。

>>モエ アイスアンペリアルを見てみる(楽天市場)(amazon)(Yahoo!ショッピング)

ちょっとシャンパンだとお高いなという方は、とてもリーズナブルな下記のドイツの甘口スパークリングワイン、「シュワルツカッツ ゼクト」を試してみるのもアリです。

価格:1千円台~*価格は変動します。

大手スーパーなどでも気軽に目にすることができ、価格面でも手にしやすいのが魅力。ただ、シャンパンの甘口に比べると、甘さが舌に残る感覚があります。

甘いものが好き、スイーツが好きという方にはオススメです。

>>シュワルツカッツ ゼクトを見てみる(楽天市場)(amazon)(Yahoo!ショッピング)

次に紹介するのは甘口の白ワインで貴腐ワインというもの。

色々な価格帯ものもがありますが、下記商品画像は、私が実際に飲んだ貴腐ワインの造り手「シャト・スデュイロー」のもの。美味しさに感動できた貴腐ワインです。

価格:1千円台~(貴腐ワインハーフ375ml)*価格は変動します。

貴腐ワインとは、フランスのボルドー地方のソーテルヌ地区で収穫する貴腐ブドウを使って造られる甘口白ワインのこと。甘口白ワインの高級品であり、とにかく上品で驚く美味しさです。

貴腐ワインは、生産者や畑の格付けなどによって価格差がありますが、高価なものが多く、とても甘いので、チャレンジするという意味ではハーフで十分です。よく冷やして飲みましょう!

>>シャトー・スデュイローの貴腐ワイン(ハーフ)を見てみる(楽天市場)(amazon)(Yahoo!ショッピング)

オススメの辛口ワイン

「甘いお酒は苦手」という方もいますよね。特に男性に多いのですが、そういう方は飲みやすい辛口ワインを選びましょう。

まず、オススメしたいのが、赤いラベルが印象的な「パイパー・エドシック ブリュット」。

価格:4千円台~*価格は変動します。

シャンパンの中には美味しさを感じる上で飲み手を選ぶものもあるのですが、このシャンパン美味しさが分かりやすい万人受けタイプの辛口シャンパンです。

生産者の「パイパー・エドシック」といえば、元カンヌ国際映画祭の公式シャンパンやマリリン・モンローが愛飲したことでも有名なシャンパンブランドです。

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次に紹介するのもシャンパン、「バロン・ド・ロスチャイルド(ロートシルト) ブリュット」。

価格:6千円台~*価格は変動します。

フランス、ボルドーの高級赤ワインで有名な造り手のロスチャイルド(ロートシルト)家が手掛けるシャンパン。ロスチャイルド家といえば、ワインだけでなく金融業を営み成功するなど、名門一家。

そんな名門一家が造るシャンパンは一口目のインパクトがとにかく凄く、美味しさの衝撃に感動する方も多いはずです。

>>バロン・ド・ロスチャイルド ブリュットを見てみる(楽天市場)(amazon)(amazon)(Yahoo!ショッピング)

今度は、辛口白ワインを紹介しましょう。まずは、イタリアの辛口白ワイン「ヤレ シャルドネ クズマーノ」。以前は、水色のラベルでしたが、新しいものからネイビーのような色合いのラベルに変わりました。

価格:3千円程度~*価格は変動します。

私自身があまりの美味しさにリピートしている白ワイン。

イタリアのシチリア島で栽培されるブドウで造られた白ワインで、辛口ですがハチミツやバニラといった甘さを感じさせるトロピカルな雰囲気を持つ1本。

陽気さや美味しさに虜(とりこ)になっている白ワインです。

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辛口白ワインで次に紹介するのは、国産ワインの「光 甲州」。あまりの美味しさに1度飲んでから忘れられず、毎年のようにわざわざ購入する白ワインです。

価格:3千円台~*価格は変動します。

山梨県産の白ワインですが、国産ワインで衝撃を受けこの価格帯でリピートする唯一のワイン。

濃いゴールドの色味から想像できるように、熟れたリンゴのような濃厚で深みのある美味しさは感動もので、記憶に残り忘れられないほど。

国産ワインにおいてもオススメしたいワインです。

>>光 甲州を見てみる(楽天市場)(amazon)(Yahoo!ショッピング)

以上が、「ワインのハマり方!どうやったらワインを好きになれるの!?ワインを好きになる方法!」でした。

ワインに興味があって、好きになりたいけれどなかなか好きになれない方も多いのがワイン。

専門用語も多く、難しいワインの世界ですが、入り口さえ間違えなければ、好きになれる可能性はグンと上がります。興味のあるワインの世界、是非覗いてみてください。

それでは、また!

 

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