ロゼシャンパンで飲んだ後も記憶に残り、「もう1度飲みたい」と衝動に駆られるものにこれまで出会えませんでした。○万円を超えるロゼシャンパンや、ワイン専門誌やプロの方が「これぞロゼシャンパンの神髄」なんて言われているものも経験とばかりに勇気を出して財布の紐を緩めて飲んでみたのですが、期待するような感動を抱けず、ずうずうしくも満足できなかったのです。
でもついに、「もう一度飲みたい」そう切に願うロゼシャンパンに出会ってしまいました。紹介するシャンパンは、ワイン初心者さんや素人さんでも美味しいと感じ、楽しめるものであって欲しい、ワインに縁のなかった私がワインで人生が変わってしまったからこそ抱えてきた強い思いなのですが、このロゼシャンパンは、そんなワインの1つです。今回は、そんなロゼシャンパンについて紹介しておこうと思います。
記憶に残る、まるで糸を引くようなロゼシャンパン、「ブルーノ パヤール ロゼ」。
【価格】5千円台~※価格は変動します。
それが、ブルーノ・パイヤールという生産者が造る、極辛口(エクストラ ブリュット)のロゼシャンパン。色合いを見ても分かるように、オレンジがかったピンクが鮮やかなロゼシャンパン。簡単にどんなシャンパンか特徴だけをまとめると次の通り。
- 極辛口(エクストラブリュット)、ノン・ヴィンテージのロゼシャンパン。
- 生産者は、1981年設立の家族経営、ブルーノ・パイヤール。大手の傘下には入らず、品質を重視しながら独立を選び展開する生産者。
- ブルーノ・パイヤールが生産するシャンパンは、ノン・ヴィンテージとヴィンテージの限られた種類のみ。シャンパン本来の味わいを重要視することからどれも辛口で補糖(糖分を変えることは)は極力抑えている。
- 葡萄果汁のファーストプレス(一番搾り)のみを使用して造られている、ロゼシャンパン。
- 有名フランス料理店、ジュエル・ロブションが惚れ込んだシャンパンブランドでお店では常にオンリストされていることで有名。その他にも、有名なワイン誌(ワインアドヴォケイト)や評価機関(ロバートパーカー)で90点以上の高評価をされている。
1981年設立ということで、シャンパン造りにおいては歴史が深いわけではなく、大手の傘下に入っていないため知名度も大手ほどありません。それにも関わらず、こんなにも人の記憶に残るシャンパンを生産しているということに驚きと凄さを感じることができます。まるで、掘り出し物を見つけたようで、より価値が高まります。
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ブルーノ・パイヤール ロゼ、実際に飲んでどうだった!?
イチゴの香りから始まり、一口飲むとまろやかさがわーっと広がり思わず「美味しい」と感嘆。果実の凝縮感(濃厚な味わい)と共に、それこそ絹のような、なめらかな糸が繋がっているようなまろやかさがありましたね。
このロゼシャンパンを例えるのならば、上品な女性。勝手なイメージですが、白金や東京の港区を歩く、品と柔らかさのある笑顔が素敵な女性という感じです。
ブルーノ・パイヤールンのシャンパン、贈り物としてはどう!?
ワイン好きさんやワイン通さんへのロゼシャンパンギフトにオススメ。是非、贈ってみてください。きっと喜ばれるはず。このロゼシャンパン、一般の小売店で目にすることもなく、手を伸ばしやすい大手のシャンパンではないので、日常とは違う特別感やワクワク感を演出してくれます。
逆に、ワイン初心者さんへのギフトとしてはインパクトが薄くなる可能性があります。ワイン初心者さんが自分で飲むためのシャンパンとしては、是非オススメなのですが、ギフトとなると知名度があまりないため、贈り物の価値が分かりづらい可能性があります。
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「もう1度飲みたい」と思わせるロゼシャンパン、記憶に残るロゼシャンパン、今は1本なので唯一のロゼシャンパンですが、「唯一」でなくなる日はいつ来るのか。記憶に残るロゼシャンパン、また新しい出会いがあり、唯一でなくなることを願っています。
それでは、また!