先日、ベルトラさん(世界中のオプショナルツアーやアクティビティを予約できるサイト>>VELTRA_wakuwaku)が開催するオンラインワイナリーツアーなるものに参加してみました!今回訪問したのは、米国のオレゴン州のワイナリーだったのですが、題名にある「こんなに安くいけちゃうの!?」というのは実際の私の感想です。
このご時世、海外旅行は当然のこと、外出さえも控えている状態なので、正しく言えば実際に「行く」ではないのですが、オンラインで現地から生配信、リアルに世界のワイナリーに訪れている、そんな感覚から「行く」、「訪問している」という表現がやはりしっくりきましたね。
それに、世界のワイナリーを訪問するという意味では安く行けたという満足感が残りました。これまで私の中では、海外のワイナリーツアーは海外旅行の延長線上にあるものだったんです。海外旅行にオプショナルツアーをつけるという感覚。
でもそうなると、参加するには時間と費用というハードルが必ず出てくるんですよね。2つの仕事を抱える私にとって、旅行時間の確保が出来るのは基本的に土日祝日のみ。となれば旅行先も限られる上、多くの人が休みになる休日は旅行費用も高騰するわけで・・、結果的に、海外旅行なんて滅多にいけない、実際全く行けていない状態でした。
それが、パソコンやスマホで世界のワイナリーを訪問できる!このご時世だからこそ生まれた新しいツアーの形だと思いますが、実際に参加し、このスタイルはずっと需要があるはず、そう感じます。集団が苦手という方にもオススメ。私自身ほど良い緊張感と共にとても新鮮で実のある時間を過ごすことができました。
そんなオンラインワイナリーツアー、実際どうだったのか!?メリットやデメリットも含めて、まとめておきたいと思います。
※冒頭画像は実際のツアー画像ではありません。
参加したベルトラさんのオンラインワイナリーツアー、ぶっちゃけどうだった!?リアル体験記!
私が参加したのは、3月に開催された米国オレゴン州の日本人醸造家が手掛けている「Shiba Wichern Cellars」という小規模ワイナリーのツアーだったんですが、とにかくブドウ畑の風景やお話が新鮮で画像や音声に釘付けになってしまいましたね。ツアー時間も1時間という、短くもなく長くもない丁度良い時間であっという間に終わってしまったという感覚です。
ツアーは、一般的なオプショナルツアーと同じく日本語堪能な現地ガイドさんがいらっしゃって、オレゴン州のワイン事情の概要からスタートし、「Shiba Wichern Cellars」さんが管理する生のブドウ畑の映像と醸造する方のお話しが聞けました。
ガイドさんは実際に活躍している現地のプロの方なので、進行がまあ上手。話の中でオレゴン州の地域の話がでれば、分かりやすいようにオンライン上で地図を共有してくださったりもして、オンラインの強みでもある、各ユーザーがしっかりと情報を共有できる視覚面での有意さも実感しましたね。
そして、今回のツアーは、季節的にブドウの木の「剪定」時期ということで、1年のワイン造りの工程を整理しながら、この時期ならではの現地の実際のブドウ畑や木の状態、どう剪定するか、剪定して残した枝をどうワイヤーにつけるのか、切り落とした木はどう処理するのかなど、実際に生配信で現地のデモンストレーションを見ることができ、細かいリアルな作業も聞くことが出来ました。
各ワイナリーによって、剪定方法や作業方法、醸造方法など細かいところは異なるはずですが、「Shiba Wichern Cellars」ならではのやり方やスタイルが短い時間ながら映像や実際のお話の中で感じられるツアーでしたね。
このオンラインツアー、なんと季節によって楽しめるのも大きな魅力。私が訪問した「Shiba Wichern Cellars」さんも次のツアーが予定されていて、5月は「芽かき」作業の見学がコンセプト。
今後の天候などの状況にもよるので、その先の予定は現時点で出ていませんでしたが、秋にはブドウの収穫見学や、後に醸造見学のツアーもあるのでは・・と期待できます。これが海外旅行だったら、時間や経済的にも1年に何度も訪問はできません!これはオンラインの大きなメリットです。
さらに、このオンラインワイナリーツアー、座学で参加できるので私の場合は紙とペン持参で参加。その分、「学んだ」という感覚も強かったです。何を目的に参加するかは人それぞれですが、終わった後は、オンラインで見た海外の風景と日常とは違う新鮮さと共に、学んだ満足感でいっぱいでした!
と、ここまでが参加したオンラインワイナリーツアーのリアルな感想なんですが、次にもっと分かりやすく、オンラインワイナリーツアーがどんなものだったのか、私なりの特徴を次にまとめてみたいと思います。
>>オンラインワインツアーを提供するベルトラオンラインアカデミー
もっと簡単に知りたい!オンラインワイナリーツアーの特徴!
オンラインワイナリーツアーの特徴は次の通り。
- 海外のオプショナルツアー予約専門サイトのベルトラさんが提供する、オンラインのワイナリーツアー
- ツアー時間は現時点で1時間が多く、1.5時間のツアーもあり
- ベルトラさんのサイトでは、ベルトラオンラインアカデミー
というカテゴリーに属しているツアーで、ワイン以外にも世界のアートや世界遺産など世界中のツアーが多数ある
- オンラインツアーは「Zoom」を使用
- 場所を選ばず、パソコンやスマホなどで参加可能
- オンラインを通して現地の方と質疑応答を含めたコミュニケーションが取れる(一部チャット機能)
- 価格は、各ツアーや為替などによっても異なるが、私が参加したものはUSD 30.00(その時点で日本円だと3千円台前半)
- オンラインツアーの配信は現地からのリアルな生配信(生中継)
- 各ツアーには、講師とよばれる現地のプロのガイドさんが案内役となっている
オンラインツアーの参加となると、「Zoomの使い方が分からない!」など、不安を抱く方も多いと思いますが、意外と簡単、すんなり参加できると思います。私の場合ですが、予約確定後にURLとID、パスワードがメールで送られてきて、ツアー当日にそのURLをクリックし、パスワードを入力するだけで参加出来ました。>>ベルトラオンラインアカデミー
では、このオンラインツアーですが、現地のツアーと何が違うのでしょうか。メリットも多いオンラインツアーですが、もちろんデメリットもあります。ということで、次は、現地のツアーとの違いを踏まえて、経験した私が感じたオンラインツアーのメリット・デメリットをまとめておきたいと思います。
実際のワイナリーツアーとオンラインツアー何が違うの!?
※上記画像はツアー画像ではありません。
まず、実際のワイナリーツアーとオンラインワイナリーツアーの何が違うかというと、私が感じた大きな違いは次の通り。
fa-check現地ツアーはその時の雰囲気や環境を体感することがメインなのに対し、オンラインツアーは(ツアーによっては長期的に)学ぶことがメインということ。
現地ツアーの場合は、実際のワイナリーを訪れ、その環境に身を置くことが出来るので、海外(現地)の環境や現地の方の雰囲気を体感することが出来ます。これは、まさに非日常(特別)な体験で魅力的ですよね。ただ、体感できるのは訪問したその時のみ。また、歩きながら本を開いたり、メモを取ったりするのは実際難しかったんです。
一方でオンラインツアーの場合は、場所は問わず参加可能。歩きながら参加するという方もいるかもしれませんが、ほとんどの方は、机やテーブルにデバイス(PCやスマホ、タブレット)を置いて、座って参加するんですよね。なので、メモを取ったり、他の資料を見ながら勉強する、学ぶという姿勢が取りやすいのです。
また、海外の現地ツアーは海外に行かないと参加できないのに対し、オンラインツアーの場合は、時間が許せばいつでも参加できるため、ツアーによっては季節ごとにワイナリーやブドウ畑を訪問することが可能。
これらが、私がリアルに感じた現地ツアーとオンラインツアーの大きな違いでした。これらを踏まえて、オンラインツアーのメリットとデメリット次に挙げてみましょう。>>ベルトラオンラインアカデミー
オンラインワイナリーツアーのメリットとデメリット!
※上記画像はツアー画像ではありません。
オンラインワイナリーツアー、メリットや魅力はたくさんありますが、当然ながらデメリットもあると思いました。見ていきましょう。
オンラインワイナリーツアーのメリット!
- 場所を選ばず参加できる!
- 海外旅行に行かなくてよい!
- だからこそ安く済む!
- よって定期的に(季節ごとに)、様々なワイナリーを訪問できる!
- ツアーによる拘束時間が短い!(海外のワイナリーツアーは1つのツアーで複数のワイナリーを回るという経験から)
- 時間や価格面から気軽に参加できる!
- 勉強や学びの感覚が強い!
- 現地で試飲できる可能性が高い!
これは先ほどもお伝えしてきたことなので、さらりと次に進みましょう。
オンラインワイナリーツアーのデメリット!
- 実際の雰囲気や環境を体感したり、現地の人には会えない!
- デバイスの最低限の操作が必要!
- デバイスやネット環境により、ツアーの質に差が出る可能性あり!
- 現地で試飲ができない!
私が感じたオンラインツアーの一番のデメリットは、デバイスやネット環境によってツアーの質に差が出ること。
実際のツアーではガイドさんから最初に操作方法などのおさらいがあったのですが、結局はそれぞれの人が持っているそれぞれのデバイス(機器)やネット環境を通してのツアーになります。よって、使っているデバイス(機器)や設定、ネット環境によってマイナートラブルが発生する可能性はなきにしもあらず。例えば、「音が出ない!」とか「画像が止まった!」など。
そうなると、提供しているツアー内容は一緒でも、ツアーの質はそれぞれ異なる場合があるということになります。
ただ、これは私が感じた率直な意見ですが、新しい体験には少なからず不安や学び(失敗)はつきものですし、ツアー価格が海外旅行に行かなくてよい分「安い」のでちょっとした失敗やトラブルがあっても、許せてしまう自分がいますね。w
ちなみに私が参加した際は、画像の乱れや音声に異常はありませんでした。
以上が、オンラインワイナリーツアーのメリット・デメリットでした。では、最後にオンラインワイナリーツアーの私なりの総括をしたいと思います。
1度は参加してみるべし!オンラインワイナリーツアーのススメ!
オンラインワイナリーツアー、1度は参加してみるべし!これが、今回のリアルな総括です。
このご時世だからこそ生まれた、新感覚のワイナリーツアースタイルに加えて、本来は行けない海外のワイナリーを訪問でき、価格もリーズナブル。オンライン上ならではのマイナートラブルが発生したとしても、許せる範囲のお値段なので(あくまで私の感覚ですが)、人生経験を積む意味でも1度体験してみて損はない、そう思います。
特に、海外のワイン事情や、ブドウ栽培、ワインについて学びたいという意識がある方にはオススメ。各国のワイン事情を学べるツアーから、季節を追いながらブドウ畑やワイン造りに触れることが出来るツアーもあります。オンラインツアーは座学で参加できるため、メモをとったり、別資料を見ながら参加することも容易に可能。
ということで、オンラインワイナリーツアー、ひきこもりがちなこの時期に、1度参加してみてはいかがでしょうか。新鮮で緊張感のある体験が出来るかも!?オススメです。>>ベルトラオンラインアカデミー
以上が、「ベルトラさんのオンラインワイナリーツアー体験レポ」でした。それでは、また!