気になるシャンパンやスパークリングワインのカロリー。ワインというと低カロリーと思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。でも実際に調査すると、シャンパンやスパークリングワイン、決して低カロリーとは言えません。
ということで、シャンパンやスパークリングワインのカロリーについて、簡単にまとめておこうと思います。
シャンパンやスパークリングのカロリーは、ビールより高い!
ワインは低カロリー。よって、シャンパンやスパークリングワインも低カロリー!そして、ビールよりは断然カロリーが低いと思い込んでいたけれど、違った!ということで、その結果をまとめると各酒類のカロリーは次の通り。
- 赤・白ワインは、100mlあたり約75kcal!*1
- シャンパンやスパークリングワインは、100mlあたり、約100kcal!*2
- ビールは、100mlあたり約40kcal!*1
- 日本酒は、100mlあたり約109kcal!*2
- 焼酎は、100mlあたり約110kcal!*2
*1 asahi公式ページ参考。ワインのカロリーは?、商品のカロリーはどのくらいあるの?
*2 痩せTECHさんから引用。
上記を見ると、そもそも、赤・白ワインって、ビールよりもカロリーが高いことが分かります。この時点で、驚かれている方も多いのではないでしょうか。
上記の数値をもとに、具体的にカロリー計算をしてみると、シャンパンやスパークリングワインのフルボトルは1本750ml。となると、単純計算で、上記の7.5倍になるので、シャンパンやスパークリングワインのフルボトル1本のカロリーは約750kcal。それに対してビール(750ml)の場合は、300kcalとなります。
つまり、シャンパンやスパークリングワインのカロリーは、ビールのカロリーの倍以上。どっひゃーと驚いたのは私だけではないはず。
このカロリー差の原因はアルコール度数の違い。ビールは5%程度のものが多いと思いますが、シャンパンやスパークリングワインは12.5%程度が一般的。アルコール度数がカロリーと同じように倍以上違うのです。
ここで疑問が浮かびます。
ということ。
シャンパンやスパークリングワインはワインの1種なのにもかかわらず、赤ワインや白ワインよりはカロリーが高い。疑問に思うのも当然です。
なぜ、シャンパンやスパークリングワインは赤・白ワインよりもカロリーが高いの!?
シャンパンやスパークリングワインのカロリーが赤・白ワインの高いのは、ズバリ、醸造工程の違いが大きな原因。シャンパンやスパークリングワインの場合、製造工程に、糖分を加える(ドサージュ)という工程があります。それによって、次のように甘辛度が変わります。
実際にどれくらいの糖度の違いがあるかというと次の通り。
シャンパンの甘辛度と糖度!fa-caret-right超辛口(極辛口)超辛口:糖度0~3g or 3g 以下
(甘辛度表記)ブリュット、ナチュール(Brut Nature)、パ・ドゼ(Pas dose)、ドサージュ・ゼロ(Dosage zero)fa-caret-right超辛口(極辛口)極辛口:糖度6g未満 or 0~6g
(甘辛度表記)エクストラ・ブリュット(Extra Brut)
fa-caret-right超辛口(極辛口)辛口:糖度12g未満 or 12g以下 or 15g以内
(甘辛度表記)ブリュット(Brut)
fa-caret-right超辛口(極辛口)やや辛口:糖度12-17g
(甘辛度表記)エクストラ ドライ(Etra dry)
fa-caret-right超辛口(極辛口)やや甘口:糖度17-32g or 17-35g
(甘辛度表記)セック(Sec)
fa-caret-right超辛口(極辛口)甘口:糖度32-50g or 33-50g
(甘辛度表記)ドゥミ・セック(Demi Sec)
fa-caret-right超辛口(極辛口)極甘口:糖度50g以上
(甘辛度表記)ドゥー(Doux)
各甘辛度によって、糖分の量が大分違うんですよね。この糖分量によってカロリーが高くなるということなんです。
でもこのドサージュという糖分を加える工程は品質を安定させるために重要な工程でもあります。特にシャンパンが造られているフランスのシャンパーニュ地方は冷涼な地域であることから、ブドウ栽培に最適な地域とは言い難いんですよね。
そんな地域で、優良なワインを安定して造るためには、ドサージュという工程が大事なのです。
では、大好きなシャンパンやスパークリングワイン、なるべくカロリーオフしたい場合はどうしら良いのか。実は方法があります。
なるべくカロリーを抑えたい、どうしたら良い!?オススメのシャンパン、スパークリングワイン!おつまみも要注意!
少しでもカロリーを抑えたい場合は、糖度の低いものを選ぶと良し。ゼロドサージュ(ドサージュ ゼロ)やナチュール、パ・ドゼという表記があるものを探しましょう。>>ドサージュ ゼロを見てみる(楽天市場)、(amazon)、(Yahoo!ショッピング)
このドサージュ0というのは、すごいことなんですよね。糖分で安定させる必要がないと捉えることができるのです。つまり、原料のブドウが優れていたり、醸造技術(アッサンブラージュなど)で品質を保っているということ。
そんなドサージューのシャンパンやスパークリングワイン、例を挙げるとまずは、下記のシャンパン。fa-arrow-down超有名なシャンパンブランド「ルイ・ロデレール」が造る自然派シャンパンで、ドサージュゼロのもの。
【価格】1万円台~*価格は変動します。
上記シャンパンや超有名シャンパンブランドのヴィンテージシャンパンで限定品なので、とても高価ですが、スパークリングワインなどは数千円台など、リーズナブルなものも多々販売されています。>>ルイロデレール ナチュールを見てみる(楽天市場)、(amazon)、(Yahoo!ショッピング)
ドサージュ ゼロを見てみる(楽天市場)、(Yahoo!ショッピング)
次に紹介するのは、ピンドンに間違われたスパークリングワインとして人気を博したスペインのスパークリングワイン(カヴァ)、fa-arrow-downロジャーグラートカヴァのナチュール。
【価格】2千円台~*価格は変動します。
辛口・白でのスパークリングワインでドサージュをしていないものです。シャンパンに比べるとリーズナブルな価格です。>>ロジャーグラート ナチュールを見てみる(amazon)、(楽天市場)、(Yahoo!ショッピング)
あと気を付けるべきは、おつまみ。このカロリー、おつまみ分は当然入っていません。ということは、おつまみ次第で、カロリーはいくらでも増量されることに・・。
シャンパンやスパークリングワインを含むワインは、アルコール度数からも食中酒として活躍してくれますが、食事の前後に楽しむ場合はおつまみに要注意。食事のカロリーにプラスアルファのカロリー摂取になるからです。
私の場合、食後にシャンパンを開けて楽しんだ際、もう1食分に値する程度のおつまみを食べていた時期があり、気づいた時には1日4食。体が一回り大きくなっておりました。
体型を戻すのは、増える時とは比べものにならないくらい難しかったです・・。十分注意しましょう。
以上が、「シャンパンやスパークリングワインのカロリーについて」でした。それでは、また!