先日、栃木県のココファームワイナリーに足を運び多々試飲をした中で「美味しかった」と記憶に残っていたワインが、微発泡の白ワイン(ペティアン)「山のペティアン」でした。
試飲した量は少なかったので、しっかり飲んでみようと訪問ついでに「2022山のペティアン」を購入。しばらく、セラーで落ち着かせてじっくり飲んでみることに。
早速開けてみたんですが、驚きの美味しさで、価格も含め大満足だったんです。やっぱり試飲した時に、「お!これは美味しい!」という感覚は間違っていなかった・・!!
最近、自然派のワインショップでフランス等他国のワインを多々試飲もしていたんですが、それらを超える美味しさに感動。日本ワイン、どんどん美味しくなっています。
ということで、記録しておこうと思います。
微発泡ワイン「山のペティアン」ってどんなワイン!?特徴!
「山のペティアン」について簡単に特徴を挙げると次の通り。
- 微発泡(ペティアン)の白・辛口ワイン
- 生産者は日本の栃木県になるココファームワイナリー
- ココファームワイナリーの「こころみシリーズ」というカテゴリーに属すワイン
- ヴィンテージの日本ワイン(単一年の収穫年のブドウを使用)
- 2022山のペティアンのブドウ品種はプティ・マンサン
- 2022山のペティアンで使用されたブドウが収穫された畑は山形県高畠町59%、長野県安曇野40%、山形県置賜1%
- 野生酵母で醗酵され、無濾過、無清澄、無補糖
- 澱があり、澱と合わせて飲むのが醍醐味
- 栓はコルク栓ではなく王冠のみ
- 価格:3千円台~*価格は変動します。
このワインはココファームワイナリーが販売するワインの中で、「こころみシリーズ」というカテゴリーに属すワイン。この「こころみシリーズ」とは次の通り。
“こころみシリーズ”は可能な限りベストなワインを造ろうという私たちの新しい試みです。
異なる畑の様々なブドウを使用したこの限定発売プログラム。この私たちの“試み”をぜひお試しください。
とうことで、この「山のペティアン」は限定販売品。2021年ヴィンテージもあったんですが、2021年ヴィンテージはすでに完売。この「2022山のペティアン」も今後完売すると思われます。
>>山のペティアンがあるか見てみる(楽天市場)、(Yahoo!ショッピング)
また、今後の方針によっては今後販売がなくなるのか、定番品として定着するのか、今後の動向に注目が集まります。
そして、この「山のペティアン」は、ヴィンテージワインというのも押させておきたいところ。
ヴィンテージワインとは、単一年に収穫されたブドウのみで造られるワイン。収穫年(年号)がボトルに記載されます。
そんなヴィンテージワインは、その年のブドウの個性が出るのが魅力なんですよね。よって、ヴィンテージ(収穫年)によって味わいや香り等も異なるのが特徴です。
「山のペティアン」のペティアンって何!?
ペティアンとは、フランス語「Pétillant」から来ており、日本語だと「ペティヤン」や「ペティアン」と表記されています。
フランス語「Pétillant」はスパークリングワインを指すのですが、スパークリングワインの種類としては「ペティアン=微発泡ワイン」となります。
つまり、ペティアンは一般のスパークリングワインよりも泡が弱いワインということ。具体的には、ペティアンの気圧は2.5気圧以下で、一般的なスパークリングワインは3気圧以上、フランスのシャンパンとなると6気圧以上になります。
なので、ペティアンはシャンパンに比べると泡はかなり弱くなります。少しシュワシュワとする程度。ある意味飲みやすいのです。
ちなみに、ペティアンはもともとフランスの微発泡ワインだったんですが、その名称がスパークリングワインの種類として「山のペティアン」のように日本でも使われているのが現状。
つまりこの「山のペティアン」の場合は、ペティヤンが名称として使われ「山の微発泡ワイン」と、このワインがどんなワインかが分かりやすくなっています。
このペティアンという単語、覚えておくと良し。ペティアンと表記があれば、「微発泡のワインだ!」とすぐに分かります。
そんな微発泡ワインの「2022山のペティアン」はどんな味や香りだったのか、見ていきましょう!
「2022山のペティアン」、どう美味しいの!?味や香りはどうだった!?
私にとってはズバリ、パイナップルの香りと共にフレッシュで「純」を感じられる味わいが美味でした。※この香りや味わい、ヴィンテージ(年号)によって変わるのでその点は注意が必要です。
「2022山のペティアン」の色合いは濁りが少しある、輝きのあるコパーゴールドで見た目も癒されます。
さすが、野生酵母で醗酵、無濾過、無清澄、無補糖というだけあって、「純」で透き通るような印象を受ける微発泡白ワインだったんですよね。透き通るといっても、ワイン自体が透き通っているというわけではないのですが、味わいとして透き通っている感覚、まさに純な印象が残りました。
具体的に感じられた香りは、パイナップルが印象的でしたが、ハチミツやシナモンも感じられました。香りだけで癒されるワインです。
フレッシュさについては、酸が強すぎることはなくバランスが良かったです。果実味がしっかりと感じられて旨さが残る、そんな味わいのワインでした。
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「2022山のペティアン」に合うおつまみは!?
やっぱりおつまみは簡単が良い。ということで、家にあったゴーダチーズや無添加のナッツを合わせたところ、よく合いました!
他にも、白菜と豚肉を出し汁で煮たものを合わせたんですが、化学調味料を使っているせいか、後味に風味や苦みが残り合わず。自然派傾向のワインはやはり化学調味料を使うと合わなくなってきます。
ちなみに、ココファームワイナリーの公式サイトには、「山のペティアン」のデータシートもあり、香りや味わい、おつまみ等の見解について記載されているので、参考にしてみましょう。
>>「2022山のペティアン」(公式サイト)
「山のペティアン」開栓の注意点!
ヴィンテージ2021もこの2022もコルク栓ではなく、王冠のみで栓がされています。
開ける際は、栓抜きを使って開けられるのでとても簡単な反面、状態によってはポンと大きな音と共に栓が少し飛んでしまうことがあるので、その点は注意が必要です。
「山のペティアン」どこで買える!?売り切れ必至!?
【価格】3千円台~*価格は変動します。
生産量が少ないのでほとんど販売が見られませんが、時期によっては大手ショッピングサイトの楽天市場やYahoo!ショッピングでほんの少しばかり見つかることがあります。大手ショッピングサイトは、ポイントも貯められるのがメリット。
>>山のペティアンがあるか見てみる(楽天市場)、(Yahoo!ショッピング)
そして、ココファームワイナリーさんの公式オンラインショッピングサイトでも販売されています。>>ココファームワイナリーさんサイト
売り切れ必至。無くなり次第終了なので、気になる方は早めのチェックがオススメです。
そして来年もこの「山のペティアン」が販売されるのか、楽しみにしたいと思います。
以上が、微発泡ワイン「山のペティアン」についてでした。
それでは、また!