特別な日にドンペリを開けたはいいものの、飲み切れずに「どうしよう…」と困っていませんか?
高級シャンパンだから、捨てるなんてもったいない!
そのお気持ち、痛いほどわかります。
実はドンペリは、開栓後でも数日間楽しめることをご存じですか?ただし、美味しく飲みきるには、ちょっとしたコツと覚悟が必要なんですよね。
この記事では、全日本ソムリエ連盟認定ソムリエであり、ドンペリに人生を変えられた筆者が、開けた後のドンペリを最後まで楽しむ保存方法と対処法を、初心者向けにやさしく解説します。
これを読めば、特別なドンペリを最後の一滴まで味わい尽くせるようになりますよ!
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開けたドンペリ、翌日も飲める?
結論から言えば──正しく保存すれば翌日も楽しめます!ただし、保存方法によっては、楽しめない可能性も。
このパートでは、開栓後にドンペリをどこで・どう保存するか、そして何日くらい美味しく飲めるのかを詳しく解説します。
常温?冷蔵庫?どう保存すべき?
飲み残しのドンペリは、栓をして冷蔵庫で保存するのが基本です。常温保存はNG。特に日本の夏場は室温が高く、過熟成や酸化のリスクが高まります。
中でも最も重要なのは、「どう栓をするか」。途中保存に適した方法については、このあと詳しく解説します。
いつまで飲める?目安は2〜3日以内
開けた後のドンペリは、正しく保存すれば2〜3日以内であれば十分に楽しめます。とはいえ、泡の持続を期待するなら、翌日までが限度。時間とともに泡は徐々に弱まっていくため、やはり早めに飲むに越したことはありません。
でも意外や意外、翌日に飲んだら「昨日より美味しい!」と感じることも...。実はこれ、筆者のリアルな体験談です。泡は弱まっていても、微発泡の上質な白ワインのようで楽しめました!
泡の強さにこだわらないのであれば、2〜3日以内であれば十分美味しく楽しめる可能性があります。「高級だからこそ、大切に、でも早めに」が途中保存の鉄則です。
飲み残したドンペリ、正しい保存方法で楽しめる!
ドンペリを飲み残してしまったとき、保存の大原則は 「栓をして冷蔵庫に入れること」。どんな方法で栓をするかによって、翌日以降の美味しさに差が出ます。ここでは、3つの保存方法をいきます。
1. 専用ストッパーを使う
シャンパンは発泡性ワイン。栓をしなければガスが徐々に抜けていきます。そんなガス抜けを少しでも抑えるため、専用のストッパーが販売されています。その名もシャンパンストッパー。(上記商品画像もストッパーです)
Kaldiさんや、大手スーパーのワインコーナーで販売されていることも多く割と見つけやすいです。お値段も安いので、今後もシャンパンやスパークリングワインを飲む可能性がある場合、自宅に1つはあると便利ですよ!
>>シャンパンストッパーを見てみる(楽天市場)、(amazon)、(Yahoo!ショッピング)
この記事を読んでいる方はすでにドンペリを開けている方多いと思いますが、近くにお店がある方や時間的に買いに行けそうな方は、購入するのもアリです。ただ、周りにそういったお店があるとは限らない!しかも、ドンペリを開けるのは大体夜であるはず・・。
飲んだ後に外出するのは億劫!そんな方は次の方法で、飲み残しのドンペリを保存できる可能性ありです。
ドンペリに合うストッパーとは!?
筆者は現在、5種類のシャンパンストッパーを持っているのですが、その内2つはドンペリに装着できました。その2つのストッパーとは下記のものです。
(※仕様変更などあった場合は使えなくなる可能性があります。)
fa-checkKALDIさんのシャンパンストッパー!
上記が実際にドンペリに装着した画像。当時は、500円台で購入したのですが、現在は値上がりしているかもしれません。下記の通りネットショップでも販売されていました。
これは東急ハンズで当時1千円未満で購入しました。瓶口にストッパーを装着し、外すときは上のボタンを押すようになっています。ちなみに、ネットでも販売されています。
>>【Yahoo!ショッピング】うさみシャンパンストッパーを見てみる
2. 炭酸用ペットボトルで保存
見映えは悪くなりますが、泡をできる限り保つ手段として、炭酸飲料が入っていたペットボトルを使った保存も有効です。ドンペリを移し替えてキャップをしっかり閉め、冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫保存の際は、ドアポケットのように開閉で振動が起きやすい場所は避けて、できるだけ振動の少ない奥のスペースに置くのがおすすめです。
ただ、この方法にも弱点があります。それは「空の炭酸用ペットボトルが手元にないと使えない」こと。
急に必要になっても家にない場合も多いですよね。そんなときは、次の方法も検討してみましょう。
>>【楽天市場】炭酸用保存ボトルを見てみる
3. ラップ保存はワイン用と割り切る
ラップは最終手段としてアリです!ただし、泡はなくなる前提で使いましょう。
実は筆者も、別のシャンパンで実験的にラップで保存してみたことがあるのですが、翌日には泡が完全になくなっていました(上の写真がその時のものです)。
とはいえ、ラップをかけておけばホコリなどの異物混入は防げますし、ドンペリは良質なブドウから造られているため、泡が抜けても白ワインとして美味しく楽しめる可能性があります。
よって、ラップ保存を選ぶ場合は、「二日目はワインとして楽しむ」と割り切るのがコツです。
コルクは戻せないの?
残念ながら、抜いたコルクは基本的に再使用できません。
筆者が保管するドンペリのコルクは上記画像の左で抜いた後もとても細く、ドンペリではない上記画像右のシャンパンコルクと比べると先端は入る可能性がありますが、これは危険。
しっかりと栓をすることができず、すぐに外れてしまったり、ボトルを動かすことで内圧が高まり、コルクが勢いよく飛んでしまうリスクもあります。
見た目は良くても、密閉性も安全性も確保できないため、抜いたコルクでの再栓はNGです。
保存のポイント|いつまで・どう保存?
飲み残したドンペリを翌日以降も楽しむには、保存のポイントを押さえておきましょう!
- 保存期間の目安は2〜3日以内
正しい保存方法をすれば、2〜3日以内であればドンペリの風味は十分に楽しめます。ただし、少しでも泡を楽しみたい場合は翌日までがベスト。 - 冷蔵庫内でもドアポケットはNG
ドアポケットは開閉時に振動や温度変化が起こりやすく、繊細なドンペリには不向きです。 - 横置き・縦置きはどっち?
短期間であれば、どちらでも大きな問題はないです。横置きの場合は栓がしっかり閉まっていることを確認しましょう!
ただ、少しでも泡を楽しみたいと気を付けたのに、泡が完全に抜けていた..なんてことがあります(スパークリングワインで経験があり)。そんなときでも、ドンペリを無駄にしないために──次は、泡がなくなった場合の楽しみ方や活用法をご紹介します。
泡が抜けたドンペリをどう楽しむ?
「もう泡が抜けちゃったし、飲んでも美味しくないのでは…」と思うかもしれませんが、実はそうとも限りません。ドンペリは高品質なブドウから造られているため、泡がなくなっても、ワインとして十分楽しめるポテンシャルがあります。
- 泡なしでもワインとして美味しい
炭酸が抜けたドンペリは、白ワインのように味わうことも可能です。果実味や酸のバランスに優れているので、冷やしてグラスに注げば十分に楽しめる可能性があります。 - むしろ「二日目の味わい」にハマる人も
筆者の体験では、翌日に飲んだドンペリが「昨日より美味しい」と感じたことも。時間が経つことで丸みが出て、よりまろやかになるケースもありますよ! - 料理酒として贅沢に使う手も
どうしても味が落ちてしまったと感じたら、贅沢に料理酒として使うという手も。最後まで楽しんじゃいましょう!
まとめ|ドンペリ、飲み残しても楽しめる!
ドンペリは開けたての瞬間が一番...では決してないんですよね。ゆっくり時間をかけて変化を楽しめる高級シャンパン。時間経過に耐えうるだけのポテンシャルがあります。
なので、飲み残しても正しく保存すれば、翌日以降も美味しく楽しむことができますよ!
ストッパーを活用することで炭酸をある程度キープすることも可能ですし、泡が抜けてもワインとしての魅力は十分健在です。
ポイントは「できる範囲で工夫して、なるべく早めに飲む」こと。
高級シャンパンだからこそ、大切に、でも気負わず、最後の一滴まで美味しく味わいましょう。