
シャンパンを開けてみたものの、「コルクが戻らない!」と困ったことはありませんか?せっかく美味しい泡を少し残しておきたいのに、栓ができないと炭酸が抜けてしまいそうですよね。
実は、一度抜いたコルクはもう戻せません。でも安心してください。泡をなるべく逃がさず保存する方法はちゃんとあります。
この記事では、100本以上シャンパン、スパークリングワインを飲み、“泡ライフ”を楽しむ筆者が、シャンパンやスパークリングワインのコルクが戻らない理由と、美味しさを保つ正しい保存法を分かりやすく解説します。
この記事を読めば「もう余ったシャンパンを無駄にしない方法」が見つかりますよ!
シャンパンやスパークリングワインのコルク、もう一度入れ直す方法や戻し方は?

開けたシャンパンを飲み切れず、「もう一度コルクを戻したい」と思うこと、ありますよね。見た目は細いし、入りそうなのにいざやってみると全然入らない。
実はこれ、誰もが一度はつまずく“シャンパンあるある”。でも大丈夫。無理せずスマートに対応する方法があります。
この章では、なぜコルクが入らなくなるのか、そして応急的にできる一時的な対処法までを解説します。焦らず、理由と解決策を一緒に見ていきましょう。
なぜコルクを入れ直せないの?その理由と仕組み

先ほどもお伝えした通り、残念ながら一度抜いたコルクはもう戻せません。その理由は、コルクの「形」と「構造」にあります。
発泡性ワインのコルクは、打栓機という専用の機械で強く圧縮されて瓶に押し込まれています。日本のびん詰め機械メーカー「きた産業(株)」の資料によると、コルクは本来の太さの約50%まで圧縮されて瓶内に入れられるそうです。
つまり、人の手の力では再び押し戻せないんですよね。しかも、抜栓直後のコルクはシュッと細いのですが、ほとんどがすぐに膨張して、一気に膨らみます。
実際の例を挙げると、下記インスタ画像2枚目の右のコルクをご覧ください。抜栓直後のシャンパンコルクなんですが、抜栓直後は「わぁ、細い!」とその細さに感動たんですが...。
1時間経った時のコルクは下記画像の状態に。これ、同じコルクです。

この膨らみこそが、瓶に入らなくなる一番の原因。この状態で瓶口に入れ直すのは不可能。無理に押すと危険。瓶を倒すなどのリスクも生じます。
要するに、「戻せない」のではなく、「戻すように作られていない」んですよね。シャンパンの高い内圧をしっかり閉じ込めるための仕組みだからこそ、手動での再栓はできません。
とはいえ、「飲み残したシャンパンを捨てるしかないの…?」と思った方もいるかもしれませんが、安心してください。正しい方法で途中保存すれば、翌日も美味しく飲めます。
余ったら?途中保存は専用記事へ
コルクを戻せない場合は、炭酸をできるだけ保つ途中保存の正解へ。詳しい手順は下記で解説しています。
泡が抜けた後の活用法
炭酸が弱くなったら、料理やカクテルへの活用アイデアを参考にどうぞ。白ワイン代替として美味しく使い切れます。
まとめ|コルクは戻せないけど、美味しく楽しめる

一度抜いたシャンパンやスパークリングワインのコルクは、残念ながら元に戻すことはできません。でも、無理に押し込もうとせず、正しい方法で保存やアレンジをすれば、最後まで美味しく楽しむことができます。
- 一番確実なのは、発泡専用の「シャンパンストッパー」を使うこと
- すぐに手に入らないときは、ペットボトル保存も応急処置として有効
- 炭酸が抜けても、ワインや料理として活用できる
どんなに少し残った泡でも、工夫次第で“もう一度楽しめる時間”に変えられます。余っても慌てずに、あなたのペースでシャンパンやスパークリングワインを味わってくださいね!
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あらゆう(ハッシー)|全日本ソムリエ連盟認定ソムリエ・シャンパーニュ委員会公式MOOC修了
最初はワインが苦手でしたが、ドンペリをギフトに選んだことをきっかけにシャンパンやスパークリングワインの魅力に気づき、これまで100本以上を試飲。
実体験をもとに、初心者にも寄り添った「シャンパン・スパークリングワイン選びをもっと楽に!」をテーマに発信しています。
「トキメキを感じられる」「寄り添ってくれる」「場がパッと明るく陽気になる」など、感情やイメージで選べるシャンパン選びも提案。ギフトや自分へのご褒美にぴったりの1本が見つかるサイトを目指しています。












