シャンパングラスと海

「アペリティフ」という言葉、ご存知ですか!?

「聞いたことある!」という方も多いと思いますが、アペリティフとは食前酒のこと。そんな食前酒、なぜかシャンパンやスパークリングワインを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

実際、結婚式などでのウェルカムドリンクは発泡性ワインであることが多いです。

でもそれって、なぜ!?よく考えたら、食前酒のこと知らない!

ということで、今回は食前酒(アペリティフ)について、まとめておこうと思います。

食前酒(アペリティフ)とは!?

泡

アペリティフ(食前酒)の意味は食前酒。

最近は、メニューにアペリティフと記載がある飲食店も多いですよね。なんだかカッコいい言葉ですが、それもそのはず。アペリティフ(食前酒)は、フランス文化から来ています。

食前酒という言葉からも分かる通り、アペリティフ(食前酒)とは、これから食事をする仲間たちと食事の前に飲むお酒のこと。そんなアペリティフ(食前酒)、なぜ必要なのでしょうか。

アペリティフ(食前酒)の目的は!?

なぜ食前酒(アペリティフ)が必要なのか。次の2つの目的を挙げることができます。

  • 食事の前に食欲を促すため(アルコールで胃を刺激して、働きを良くする)
  • これから食事を共にする仲間との雰囲気作りをするため(会話を盛り上げる)

なので、食前酒を勧めるレストランなどでは先に飲み物の注文を取ります。

ただ、このアペリティフ(食前酒)、フランスの文化ということもあって、色々な疑問も浮かぶはず。日本文化に親しんでいる身としては、慣れないアペリティフ(食前酒)の習慣に不安を抱きやいのです。

ということで、いくつか身近な疑問をピックアップしてみました。

アペリティフ(食前酒)、Q&A!

アペリティフ(食前酒)は、注文しないと失礼!?
無理して注文する必要はありません。不要であれば、さらりとお断りすればOK。
食前酒だから、食事前に飲まないといけないの!?
これも、食事前に必ず飲みきらなくちゃいけないという暗黙のルールのようなものはなくて、そのまま食事と共に飲んでもOKです。
食前酒(アペリティフ)って何を飲めばいいの!?
オススメは軽めでさっぱり飲めるもの。食前酒(アペリティフ)、オススメは!?というところで、食前酒(アペリティフ)のオススメを紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

アペリティフ(食前酒)、なぜシャンパンやスパークリングワインが良いの!?

スパークリングワイン

食前酒(アペリティフ)というと、シャンパン・スパークリングワインというイメージが定着していますがなぜなのか。一般的には下記理由が挙げられます。

五感で楽しめる(泡の音、色、冷たいグラス、立ち昇る泡、香り)ので、その場を華やかに盛り上げてくれるから。そして、嗜好性が低く多くの人が楽しめるから。

ただ、シャンパン(スパークリングワインの一種)に関して言えば、食前酒(アペリティフ)は、フランス文化から来ているからという理由が個人的にしっくりきます。

フランスと言えば、日常にあるのがワイン。そして、食事前に軽く、誰もが飲みやすく、その場を盛り上げるとなれば、やっぱりスパークリングワイン(シャンパン含む)が人気ということなのです。

食前酒(アペリティフ)、ビールじゃダメなの!?

はてな

もちろん、ビールではダメということはありません。日本流のアペリティフとしては全然アリですよね。発泡系列ですし、アルコール度数もワインよりも軽めで飲みやすいと思います。

ただ、アペリティフ(食前酒)がフランスの文化から来ていると考えると、ビールはなんとなく合わない、という意見もあります。それに、食前酒(アペリティフ)の目的が、これからの食事への食欲増進と考えると、ビールだとすぐにお腹が張ってしまうっていう意見も多いです。

なので、フレンチやイタリアンなどのレストランの場合は、アペリティフ(食前酒)のルーツを踏まえた上で、TPO(場所の雰囲気や食事の内容)を考えると、ビールは不向きと考えられます。

ただ、こればかりは個人の自由であって、ビールであっても全く問題ありません。ワインが苦手な方もいますし、シャンパンやスパークリングワインを含むワインはアルコール度数も高いことから、酔いを懸念される方もいると思います。

よって、食前酒(アペリティフ)の選択は個人の自由、ビールでもOKです。

食前酒(アペリティフ)、オススメは!?

ホワイトミモザ

食前酒(アペリティフ)と聞いてパッと思いつくのは、フレンチ、イタリアン、ちょっとオシャレなダイニングバーなど。そんな時のオススメ食前酒をまとめてみました。(上記画像はホワイトミモザ)

アペリティフ(食前酒)のオススメ!
  • シャンパン
  • スパークリングワイン
  • ミモザ(シャンパン&オレンジジュース)
  • キール・ロワイヤル(シャンパン&キール)
  • ジントニック
  • カンパリソーダ など

ホームパーティで、準備する食前酒なら・・

上記の他に、簡単にスパークリングワインを注いで、季節のフルーツをカットして入れちゃうとか、果汁をちょっと絞って風味をつけるなども簡単でステキです。

食前酒は、軽くさっぱりがオススメ。なぜなら、食事の前に酔い過ぎないため、また甘さが強いお酒だと糖分でお腹が膨れてしまうからです。

>>『ミモザ』や『キールロワイヤル』の画像付き簡単レシピ!

食前酒(アペリティフ)の注意点!?

気づきのマーク

注意点はズバリ、

食前酒(アペリティフ)って決して酔うためのものではない!

ということ。食事が運ばれる前に、俗にいう”出来上がっている”状態は、NG。空腹時は良いやすいと感じる人がほとんど、気を付けましょう!

 

以上が、『食前酒(アペリティフ)って何!?なぜシャンパン・スパークリングワインが良いの!?ビールじゃダメなの!?』でした。

それでは、また!

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