シャンパンの開け方
ちょっと贅沢したくて開けようとしたシャンパンが、硬くて全然開かない!ネットで開け方を調べて試したけれどうまくいかない、コルクが固すぎて抜栓できないなど、開けるのに困っていませんか!?

シャンパンを楽しもうと思った瞬間に、、まさかの事態!こんな状況、苛立ちも募りますよね。でも、焦って力任せにするとコルクが飛んだり、中身が噴き出したりすることも。

ということでこの記事では、100本以上のシャンパン含むスパークリングワインを開けてきた日本ソムリエ連盟認定の筆者が、コルクが固い(硬い)シャンパンの開け方について、実体験を踏まえて分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば、きっと開けられるはず!是非お試しください!

目次
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シャンパンのコルクが「固い」「硬い」「開かない」3つの理由とは?

気づきのマーク

シャンパンのコルクが硬く開けづらい場合、以下3つの理由のどれかに該当します。

コルクそのものが抜きづらい形状になっている!

まずは以下の2つのコルク画像をご覧ください。どちらか抜きやすく、開けやすいと思いますか!?もしくは、どちらが硬くて(固くて)開けづらいでしょうか。

コルク

答えは一目瞭然!画像左の細いコルクの方が開けやすく、画像右のコルクの方が固い(堅い)、開けづらくなります。この2つのコルクはどちらもシャンパンなんですが、コルクの形状(太さ)がこんなにも違うんですよね。

また、長期保管されたシャンパンや、乾燥した場所した置かれていたシャンパンの場合はよりコルクも乾燥し、滑りが悪くなります。現在固くて(硬くて)なかなか開かないシャンパンは、画像右のように、もともと抜きづらいコルクの可能性があります。

シャンパンが十分に冷えていない!

ランソン

シャンパンは十分に冷やすことで開けやすくなります。逆に、冷えが足りないと、瓶内の気圧が高くなり、コルクが強く押さえつけられることでコルクは抜けにくくなってしまうんですよね。

冷えが足りず状態で無理に開けようとすると、コルクが勢いよく飛んだり、噴き出したりする場合も。常温のシャンパンを冷蔵庫で冷やす場合、少なくとも3時間以上は必要。しっかり冷えているか確認しましょう!

開け方が自分に合っていない!

NG

人によっては、プロが行う王道であるシャンパンの開け方が合わない方もいます。実は、ワインを飲み始めたばかりの頃の筆者もその一人で、いくらやってもうまく開けられませんでした。

ということで、後にワイン初心者さんや女性でも開けやすい開け方を紹介しています。この開け方は、うまく開けられず、開ける方法を筆者が実際に模索して開けられるようになった方法です。

コルクが固くて開かない!という方は、是非後に紹介する開け方を試してみてくださいね!

>>シャンパンの簡単な開け方!

今すぐ開けたい!固くても安全に開ける5つのコツ!

硬い(固い)コルクを開けるコツは次の通りです。

1. プロの開け方にこだわらない!

開け方画像

目的はシャンパンを開けて楽しむこと。よって、プロの開け方にこだわる必要はありません。プロの開け方にこだわって時間を費やすよりも、王道でなくとも自分に合った開け方をすれば良し。

この後に、王道の開け方とちょっと違う、筆者がワイン初心者の頃にうまく開けられずに辿り着いたシャンパンの開け方を紹介しています。硬くて(固くて)開かない場合、是非試してみてくださいね!

>>シャンパンの簡単な開け方!

2. しっかりと冷やしてから開ける

シャンパンの瓶内の気圧は高いため、冷えが足りずに瓶内の温度が高いと、瓶内の圧力が高まり、コルクが抜けづらかったり、コルクが勢いよく飛んでしまったり、シャンパンが噴き出してしまったりするリスクがあります。

開ける前にはしっかりと冷やしましょう!(冷蔵庫で冷やす場合、設定温度にもよりますが最低でも3時間以上は冷やす必要があります。)

3. タオルや布巾、軍手で滑り止め&安全対策

上記の開け方でもお伝えしましたが、コルクを緩める時にコルクとボトルが一緒に回らないように押さえるのですが、これが滑りやすいんですよね。

また、素手で押させていると力が入って痛くなることがあります。そんな時は、タオルや布巾をコルクの上に被せて開けるのがオススメです。見栄えを気にしないようであれば軍手やゴム手袋を付けて開けるのもアリ。

タオルや布巾を被せておけば、万が一にコルクが勢いよく飛び出ても、物や人に当たらず安全対策にもなります。

4. 「コルク」ではなく「ボトル」を回す

コルクを緩める時のコツは、コルクを回すのではなく、コルクは押さえてボトルを回すこと。コルクを回すよりも、ボトルを回した方が圧倒的に楽に開けられます。

5. ボトルは斜め45度でゆっくりと

直立よりもボトルを斜めした方がボトルを回しやすい!また、直立だと万が一コルクが飛んだ際に顔に当たってしまう可能性があります。(布巾やタオルを被せてしまえば、物に当たることも防いでくれますよ!)

シャンパンの簡単な開け方!開かない時編!

ここではプロが行う王道の開け方とは違う開け方を紹介しています。動画と、画像&解説の2パターンありますよ!

シャンパンの簡単な開け方、動画編!

この動画で登場するのはスパークリングワインですが、開け方はシャンパンも全く同じです。ボトルをテーブルに付けたまま開けることで安定して開けやすくなります。

シャンパンの簡単な開け方、画像付き解説編!

この記事にたどり着いている方のほとんどが、コルクを開けるところまで進めているはず。ということで、コルクを抜く・開ける手順に特化した手順を記載していきます。

1. コルクの上に布巾を被せる

シャンパンの開け方

滑り防止のため、コルクの上に布巾を被せます。布巾ではなく、タオルでも問題なし。タオルでなくゴム手袋は軍手でも問題なし。(もはや開けることが優先、最終的に見映えは気にしません。)

2. ボトルを斜めに倒す(45度程度)

シャンパンの開け方

ボトルをテーブルに置いて斜めにし、ボトルをテーブルに置いたまま回します。テーブルに跡や傷がつく可能性があるので、気になる方はテーブルに何か敷いておきましょう!(ゴム製のものだと滑り防止になります)

このボトルをテーブルにおいたままというのも王道の開け方とは違う点。本来は、ボトルの底はテーブルに付けずに手で持って回すのですが、当初の私にとってはボトルが重くどうも不安定な感覚があり、うまくいきませんでした。

3. コルクを押さえボトルネックを回す(コルクを緩める)

シャンパンの開け方

そして、いよいよコルクを緩めていきます。利き手とは反対の手(上記画像では左手)で布巾の上からコルクを押さえ、利き手(上記画像では右手)でボトルネック(ボトル上部の細い首のような部分)を持って、ボトルを回してコルクを緩めていきます!

コツは、コルクではなく、ボトルを回すこと!

ボトルを回すにつれて、瓶内の圧力でコルクが上に押し出されてきます。一部のシャンパンはここでなかなかコルクが緩まず固いと感じるものがあります。

固い(硬い)場合は、コルクをしっかり押さえてボトルを回すのがコツコルクとボトルが一緒になって回ってしまうと一向に緩まないため、コルクはしっかり押さえて動かさず、瓶口だけ回す必要があります。

また、一度緩むと一気に圧力で上にコルクが押し上げられるものがあります。ここで一気に手を緩めてしまうと、ボンッと大きい音と共に突然抜栓しがち。

開けるという意味ではこれでも十分OKなのですが、突然のボンッという音が苦手な方も多いので、できればシュッと静かに開けたいところ。本来は、ポンッではなく、シュッとため息のような音と共に開けるのが王道で理想的です。

開いたスパークリングワイン

ではポンという音を出さずに開けるにはどうすれば良いか。コルクを押し出す圧力に負けずにコルクを押さえながらゆっくりボトルを回すことを意識しましょう。

ここは結構力が入りますね。コルクを押さえながらゆっくりゆっくりボトルを回していくとその内にシュッと静かに開きます。これでOKです。コツは、圧力のまま任せず、押さえながら少しずつ回すことです。

これが、シャンパンのコルクが固い(硬い)時に試していただきたい開け方です!

どうしても開かない!、どうする!?対処法!

気づきのマーク

色々と試したけれど「どうしても開かない」場合はどうするか、対処法の大原則は一旦開けるのをやめるです。せっかく飲もうと思っている中でこの判断は心苦しいのですが、筆者の経験上、一旦やめるのが無難で安全です。

その後どうするのか、対処法を紹介していきます。

とりあえずは代替えのお酒で楽しむ!

今日の気分はシャンパンだったという方がほとんどで、開かない事態に苛立ちや落胆といった感情を抱くはず。なので、とりあえずは、シャンパンと同じ発泡性ワインを代替えとして楽しみましょう!

大手スーパーやコンビニに行けば、上記商品画像のように開栓に手間がかからないスクリューキャップタイプの発泡性ワイン缶が多々販売されています。

楽しみは後に取っておき、まずは発泡性ワインを飲む欲求を満たしちゃいましょう!

別日にチャレンジする!

その日は一旦開けるのをやめて、別日にすると意外と開けらることがあります。開ける側のコンディションも重要。(なんかアスリートみたいですが・・。w)筆者はこの手段で開けました。

シャンパンオープナーって知ってる!?

次回のチャレンジに向けて、シャンパンオープナーを購入し使うのも1つの方法です。「シャンパンオープナー」とは、シャンパンを開けるためのアイテム。

意外と安価で販売されており、様々な種類があるので、今後もシャンパンを楽しみたい方はこの機会に購入するのもアリです。

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ちなみに上記の商品画像はPULLTEXシャンパンオープナーといって、コルクを抜く機能と飲み切れずに余ったシャンパンを炭酸ガスが抜けないよう保存できる専用栓(ストッパー)の2つの機能を兼ね備えた、便利なオープナーです。

>>Pulltex シャンパンオープナー&ストッパーを見てみる(楽天市場)(amazon)(Yahoo!ショッピング)

固すぎて開かなかった、スパークリングワイン体験談!

martini

シャンパンではなくスパークリングワインだったんですが、コルクが固くて抜けず、筆者も開けるのに苦戦した経験があります。別記事で詳しくまとめていますので、ここでも共有しておきます。

シャンパンやスパークリングワインを自分で開け始めて10年以上。初めて「固すぎて開かない」スパークリングワインに遭遇しました。それが上記のイタリアのスプマンテ(スパークリングワイン)「MARTINI(マルティニ)」。

仕事帰りに疲れを癒そうと一人飲み用に購入したハーフサイズボトル(375ml)のスパークリングワイン。全ての用事が終わって、「さあ飲むぞ!」と抜栓を試みるも、全然開かないのです。

さぁどうしたか、あまりに手が痛くなりその日は降参しました。w 10年以上、相当数のスパークリングワインを自分で開けてきましたが、これほどまでに開かないのは初でした。ということで、どうしてもあかない、そんなスパークリングワインがあることを知りました。

すぐに飲もうと思っていただけに相当なストレスだったことを今でも思い出します。(→飲む気満々だったので・・。)その後、また後日チャレンジしようと一時的に冷蔵庫に冷やしたものの、それから大分時が経ってしまいコルクはさらに乾燥。

そして後日、また抜栓に15分程度格闘しもののなんとか抜栓できました。手は真っ赤、次の日筋肉痛に。抜栓で筋肉痛は初。w

開かなかった原因はやはりコルクの太さ。ご覧ください下記の末広がりのコルク画像を。抜栓直後でこの太さ。今までで一番の太さでした。(抜栓直後のコルク写真です)

もはやワンピースみたい!ちなみに他スパークリングワイン、店頭でよく見かけるイタリアのフェッラーリの抜栓直後のコルク画像が下記の通り。

コルクの太さが全く違うのが分かると思いますが、上記のフェッラーリはやはり抜栓が楽(らく)でした。一方「MARTINI(マルティニ)」は抜栓直後も極太という感じで、抜栓が難しかったのも納得。価格的には、フェッラーリの方がマルティニよりも高いです。

まさかこんなに抜栓で格闘するとは・・。このMARTINIのように他スパークリングワインでも、固くて開かないスパークリングワインがあるかもしれません。

こんな体験を通して、スパークリングワインがあかないのは、あなたのせいではない!ということ。あるあるなのです。

スパークリングワインがあかない!苦戦したリアル体験談!

飲みきれなかったシャンパンの保存方法

ストッパー

これは開けた後の雑学ですが、知っておいて損はない知識!シャンパンは発泡性ワインのため、「飲み切らないとダメ!」というイメージを持っている方が多いのですが、実は飲み切れなかった場合は保存ができます。

ただ途中保存をするには専用の栓(シャンパンストッパー)が必要。上記画像の瓶口に付いている銀色のものがそんなストッパーの1つ。

様々なシャンパンストッパーが販売されており、価格も安いため、今後もシャンパンやスパークリングワインを楽しみたい方には1つ自宅にあると便利です。

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ちなみに…その“シャンパン”、本当にシャンパン?

筆者の経験上、実は発泡性ワインの中で最も開けやすいのがシャンパンです。逆にシャンパンよりもスパークリングワインの方が固くて(硬くて)開かないものが多いんですよね。

なので、実は開けられないシャンパンはスパークリングワインということもなきにしもあらず。念のため、シャンパンとスパークリングワインの違いをおさらいしておきましょう!

シャンパンであるかの確認方法!

シャンパンの場合は、ラベル(エチケット)かボトルに必ずと言って良いほど「Champagne(シャンパーニュ)」の表記があります。具体例として下記画像をご覧ください。

ラベルの上部に「CHAMPANE(シャンパーニュ)」と記載があるのが分かりますでしょうか。これは正真正銘のシャンパンです。

ラグランダム

逆に下記画像のスパークリングワインはどうでしょうか。

セニョリオデセコルベ

これは「Champagne(シャンパーニュ)」の記載がないため、シャンパンではなくロゼスパークリングワインです。

シャンパンとスパークリングワインの違いを簡単おさらい!

スパークリングワインは各国全ての発泡性ワインの総称なのに対し、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で造られた限定的なスパークリングワインを意味しています。両者の関係性は下記図を見ると分かりやすいはず。

ワインを知る図

シャンパンはフランスのワイン法で使用できるブドウや醸造方法等細かい条件があり、その条件を満たしたもののみがシャンパンと呼ばれます。シャンパンは他のスパークリングワインと比較すると購入できる最低価格も高く、高級なイメージが定着しているのも特徴です。

そんなシャンパンは、筆者の経験上、他スパークリングワインと比べると圧倒的に開けやすい傾向があります。

まとめ|開かなくても焦らない!スマートな私に!

泡

シャンパンを飲む回数が増えれば増えるほど、誰もが1度は開けづらいものに出会います。そして開かないコルクも含めて抜栓の経験値が増えるにつれ、次はよりスマートに対応できるようになっていきます。なので、開かない経験が無駄になることはないので、安心してくださいね!

それでは最後におさらい!コルクが固くて開かないシャンパンにおいては、まずは下記対応をしましょう!

  • 十分に冷えていなければ、十分冷やしてから再チャレンジ!
  • 開け方のコツを参考にしてみる!
  • 上記に紹介した開け方を試してみる!
  • どうしても開かない場合は、シャンパンオープナーを使ってみるか、時間をあけて再チャレンジする!

飲もうと思ったのに開かない状況には落胆し、苛立ちも感じますが、安全第一。開かない経験は無駄にならず、ここを乗り切ればさらなる楽しいシャンパンライフが待っています。

それでは、また!

 

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