泡

「なんだかシャンパン高くなってない!?」私と同じように、シャンパンの価格の変化に驚いている方も多いのではないでしょうか。

実際、ここ10年でシャンパンの価格がどんどんと上がっていくのを目の当りにしています。徐々に高くなっていったので短期間で見ると、「少し高くなったな。」だったんですが、その積み重ねで10年スパンで見ると約2倍になったものまで。

以前まではちょっと頑張れば買えると考えていた高級シャンパンが、簡単に手が出せない幻のシャンパンと化しました。

なぜこんなにもシャンパンが高くなったのか、今回はシャンパンの値段が高くなった理由についてまとめておこうと思います。

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なぜこんなに高くなったの!?シャンパンの価格比較!

クリュッグラベル

まずどれくらいシャンパンが高くなったのか見ていきましょう。まずは上記画像の高級シャンパン「クリュッグ」なんですが、2016年に並行輸入品を購入した際の価格は、

15,138円(税別・2016年)

でした。現在を考えると、驚く方も多いのではないでしょうか。2022年の「クリュッグ」の価格はというと、同じ並行輸入品で、

35,500円(税込・2022年)
と、どえらいことになっています。

 

2016年の頃は税抜き表示で良かったので、税別・税込の差はあれどこの6年で約2倍になっているのは驚き。この価格差を見ると、「あの時買っておけばよかった」という声が出るはず。

他にも2016年にルイ・ロデレール クリスタル正規箱付(並行輸入品)を購入しているのですが、17,582円(税別)で購入していました。2022年は、51,000円(税込)で販売されています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ルイ ロデレール [2006] クリスタル ブリュット 箱付 並行品 750ml...
価格:51000円(税込、送料別) (2022/5/27時点)

 

もはや2倍以上の価格差なんですよね。

このように高級シャンパンの多くで価格や値段が大幅に上がっているのです。ノン・ヴィンテージシャンパンはどうかというと、高級シャンパンほどではありませんが、一部の有名ブランドにおいてはやはり高価になっています。

となると浮かぶのが、

シャンパン、なぜこんなに高くなったの!?
という疑問。ということで次でその理由に迫りたいと思います。
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なぜ、シャンパンの値段が上がったの!?シャンパン価格、高くなった理由に迫る!

まずはいくつか仮説を立ててみました。それが次の通り。

そしてデータを集めてみたところ、シャンパンの価格が高騰化した理由はズバリ、3番目の

「需要が供給を上回ったから」

ということが分かりました。具体的に見ていきましょう。

シャンパンが高くなった理由は、為替の影響ではない!?

UpDown

まず、1番目の為替の影響ですが分かりやすいように約10年スパンで比較すると、次の通り多少の変化は見られるんですが、

2010年 2021年
ユーロの為替(年間平均TTS)*3 117.89円 131.39円

約2倍もの価格差の理由にはならないのです。

具体的にいうと、シャンパンのフルボトル1本が110ユーロと考えると、2010年は13000円程度、2021年は14500円程度なはず。さほど価格差は感じられません。

では、税金が影響しているのでしょうか。

シャンパンの値段が高くなったのは、税金が影響している!?

はてな

シャンパンの値段が上がったことについて税金が影響しているのかどうか、データを集めたところ次の通り。

2010年

 

2021年

(2019、2022)

消費税 5% 10%
関税*1 約136円(750ml) 0円(2019年撤廃)

一般消費者の出費に関わってくる税金も関税も、約2倍の価格差の理由にはならないことが分かります。

確かに消費税は5%から10%に増えているんですよね。ただ、消費税の影響であれば、フルボトル1本10000円のシャンパンが、消費税5%では10,500円、消費税10%では11,000円になる程度。決して2倍にはなりません。

さらに関税においては、撤廃されたことを考えると安くなっても良いはずですよね。それが真逆になっているので、価格差への関与は一切ありません。

となると、シャンパンの価格高騰化は、為替や税金ではなくシャンパン自体の価格が上がったことが理由ということになります。

やはり、需要量が供給量を上回ったことが原因なのでしょうか。

シャンパンが高騰化したのは、需要が供給を上回ったから!

天秤

この仮説、妥当性が見いだせました。

シャンパンの供給量や集荷量に関するデータを集めてみると下記の通り。日本と中国を参考に出荷量を調べてみたところ、この10年間で日本や中国への出荷量が約2倍になっていることが分かります。

2010年

 

2021年

(2018・2019)

フランスから日本へのシャンパン出荷量(フルボトル)*4 7,46,935本 13,814,057本
フランスから中国へのシャンパン出荷量(フルボトル)*4 1,103,763本 2,103,172本
シャンパンの出荷量(全体)*5 319,613,186本* 約320,000,000本
ブドウの栽培面積(ヘクタール) 33,350 *6 34,200 *4

これは需要が増えていると捉えることが出来ます。

一方で、シャンパン全体の出荷量はどうなのか、シャンパン全体の出荷量はこの10年で横ばい、さほど変化がありません。ブドウの栽培面積はどうか、こちらもこの10年で横ばい、ほぼ変わらないのです。

つまり、供給量は限定されているにも関わらず、日本と中国においては需要が約2倍に増えたということ。となれば、供給量よりも需要が増えたため、価格はおのずと高くなります。これはオークションを例にすると分かりやすい。

商品に対し、欲しい人の人数が多ければ、最も高い買取価格を提示した人が購入できるというオークションをイメージすると、価格が高騰化していることに納得ができます。

よって、シャンパの値段が上がっているのは、需要が供給を上回ったからでした。

さて、シャンパンの価格は今後はどうなっていくのでしょうか。需要が今後も上がりつづければ、価格はさらに高くなる可能性大。今飲めているシャンパンも、いずれ幻のシャンパンと言われる日が来るのかもしれません。

※参考データ等は、データ引用元の「ドンペリ、なんでこんなに高くなったの!?」で確認できます。

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