ワインは「美味しい」と思えないと価値を感じられないもの。それは、シャンパンでも同じですが、「美味しい」と思えるシャンパンに出会うことは意外と難しいのです。
たまたま選んだシャンパンで一度苦手意識が付いてしまうと、シャンパンを敬遠するようになってしまいます。
しかもシャンパンは高価。せっかくシャンパンを飲むなら、「美味しい」と思えるシャンパンに出会いたいですよね。
ということで今回は、『ワイン初心者さんやシャンパン初心者さんにとって美味しさが分かりやすい、オススメシャンパン』をまとめてみました。
甘口、辛口で分けて、オススメシャンパンをまとめていますので、まずは下記の目安を参考に甘口か辛口かを選びましょう。
初めてのシャンパン、甘口と辛口どちらを選ぶべき!?
現在の主流は辛口ですが、シャンパンの歴史をたどると甘口が主流だった時代があり、辛口・甘口どちらも販売されています。
ちなみに辛口というと「辛さ」をイメージしがちですが、辛いというよりはアルコール感が強いという捉え方をすると分かりやすいと思います。甘口は、そのまま「甘さ」を感じられるのですが後味はすっきり。
この後味すっきりというのが、他スパークリングワインと一線を画すところ。甘さが舌に残らないのがシャンパン(甘口)の魅力。なので、普段は甘いお酒はNGだけど、シャンパンの甘口は飲めるという方がいます。
普段から甘いお酒を飲んでいる方、アルコール感が強いお酒は苦手という方、スイーツを好む方であれば、甘口シャンパンがオススメです。
甘さのあるチューハイなどを飲んでいる方が初めてシャンパンを飲む場合は、もっぱら甘口シャンパンから始めましょう!
シャンパンはアルコール度数が約12%程度のものが多く、甘いお酒から辛口シャンパンに移行すると苦手意識が付いてしまいがち。美味しくシャンパンを飲むためにも甘口シャンパンがオススメです。
なお、甘口シャンパンの探し方ですが、ラベルやボトルに「Demi-Sec(ドゥミ・セック)」と記載のあるものを探しましょう。
<甘辛度表記 参考>
「甘いお酒は苦手」、「スイーツは苦手」という方は、辛口タイプがオススメ!
シャンパンの甘口は、普段甘いお酒は苦手という方でも後味がさっぱりしていることから飲める方も多いのですが、念には念を。辛口を選びましょう!
見分け方は簡単。ラベルやボトルに「Brut(ブリュット)」とあるものを探しましょう。
シャンパン初心者さん、初めてのシャンパンにオススメの甘口シャンパン!
甘いお酒を好んで飲まれている方や、スイーツ好きの女性にオススメなのが甘口シャンパン。
ワインと言うと、アルコール感が強く渋みのある赤ワインを連想する方が多いのですが、そんなワインの概念を良い意味で覆してくれるのが甘口シャンパンです。
甘口シャンパンの特徴は飲んだ後に甘さが口の中に残らないこと。後味はさっぱりしているので、本来甘いお酒が苦手な方でも飲めるはずです。ここでは甘口シャンパン3本紹介していきます。
モエ・エ・シャンドン アイスアンペリアル
【価格】8千円台~*価格は変動します。
あまりの美味しさに感動してしまう人が続出のカクテルタイプの甘口シャンパン。
ドンペリの生産者が造る、「モエ・エ・シャンドン」というブランドの甘口シャンパン。従来のシャンパンの楽しみ方とは違って、普通のワイングラスに氷を入れて楽しむ、カクテルタイプの甘口シャンパンです。
このアイスアンペリアルは、「高級リゾートだけのモエ」と言われていて、一般の小売店やレストランなどには流通しないもの。リゾート感満載の甘口シャンパンです。
高価ですが思い切って1度体験してみるのもアリ。あまりの美味しさにシャンパンのイメージが良くなるはず。美味しさを感じられるシャンパンは、シャンパンの道が広がります。
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ポメリー ロワイヤル ブルースカイ
【価格】8千円台~*価格は変動します。
シャンパンの歴史には欠かせない有名ブランド、「ポメリー」の甘口シャンパン。
これも上記の「モエ・エ・シャンドン アイスアンペリアル」と同じく、普通のワイングラスに氷を入れて楽しむタイプのシャンパンです。
見映えも良いので、初めてのシャンパンとしては良い印象が残りやすい甘口シャンパンです。
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パイパー・エドシック シュブリーム
【価格】7千円台~*価格は変動します。
マリリン・モンローが愛し、元カンヌ国際映画祭の公式シャンパンブランドでもある「パイパー・エドシック」の甘口のシャンパン。氷を入れるタイプではなく、従来のシャンパンの通りに冷やしてそのまま楽しみます。
柔らかく、温もりを感じられるような穏やかな甘口シャンパン。落ち着いた印象で、大人の美味しい時間を演出してくれる甘口シャンパンです。
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ワイン、シャンパン初心者さんにオススメの「辛口シャンパン」
辛口は現在のシャンパンの主流のため、種類が豊富で選ぶのに困るほど。その中でも飲み手を選ばず、誰でも楽しませてくれるようなシャンパンを4本紹介していきます。
パイパー・エドシック ブリュット
【価格】5千円台~*価格は変動します。
このパイパー・エドシックは、元カンヌ国際映画祭の公式シャンパンとして、またマリリンモンローが愛飲していたとして有名なシャンパンブランド。
1口目から美味しさが分かりやすく、気難しさとは無縁なため、初めてのシャンパンにオススメ。
人を選ばず、陽気に楽しい気持ちにさせてくれるので、ワイン初心者さんでも気軽に楽しめる辛口シャンパンです。
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バロン・ド・ロスチャイルド ブリュット
【価格】6千円台~*価格は変動します。
この「バロン・ド・ロスチャイルド ブリュット」、ボルドーの赤ワインで有名な生産者が手がけるシャンパン。
1口目のインパクトが強く、美味しさに感動してしまうかも!?気品がありながらも美味しさが分かりやすいので、ワイン初心者さんへの入門シャンパンとしてオススメ。
私自身、1口目の美味しさが忘れられず、ずっと記憶に残っているシャンパンです。
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ヴーヴ・クリコ イエローラベル
大手シャンパンブランドの「ヴーヴ・クリコ」のスタンダードな辛口シャンパン。何度リピートしても美味しいシャンパン。
一口目から「美味しい」と感じやすく、シャンパンの王道感があるため、ワイン初心者さんや初めてのシャンパンにはオススメ。
なお、このシャンパンはワイワイと陽気さを演出するというよりは、落ち着いて穏やかな時間が流れる辛口シャンパンです。
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上記で紹介した3本は、シャンパンのランクでいえば最も一般的なノン・ヴィンテージというシャンパン。高級シャンパンを試したい場合は、下記記事も参考にしてみてください。
以上が、ワイン初心者さんや初めてのシャンパンにオススメのシャンパンでした!
美味しいと思えたり、感動したりするシャンパンに1度でも出会うと、「また飲みたい」と思えるもの。
シャンパンの中には、個性が強いからこそ気難しさがあったり、玄人さん向けだったりするものが多々ありますが、まずは純粋に「美味しい」と思えるシャンパンに出会う事でシャンパンを含むワインの道が開けてきます。
シャンパンで、美味しく楽しい一時を!
それでは、また!