シャンパングラスと夕焼けの海

シャンパンのことを色々と調べていると、つい奥深くまで考えさせられることがあります。というのも先日知り合いからある話しを聞いたんです。

ワイン業界で有名な女性がワインの中で最も好きなのは、『シャンパン』だと答えたという話し。そんな話を聞いていてふと思ったのが、

「ワインが好き」という男性はたくさん居るけれど、「シャンパンが好き」と断言する男性は少ない!

ということ。

そして、とあるシャンパンの本を開いたところ、実際にワインスクールのシャンパン講座では、受講者の8割が女性だったというのを目にしました。

気付けば私も、シャンパンやスパークリングワインが好き。パートナーの男性は、シャンパンよりは、赤や白ワインが好き。不思議ですよね。

ということで、色々と調べてみると、面白いことが分かりました!

ということでなぜ、シャンパンは女性を魅了してしまうのか、まとめておこうと思います。女性がシャンパンを好きになるのは運命なのかもしれません。

女性はシャンパンが好き。その理由とは!?

泡

まず、シャンパンは歴史的にも女性を魅了してきたされます。例えば、シャンパンに魅了された女性として歴史的に有名なのが、ポンパドゥール夫人。

ポンパドゥ―ル夫人は、フランス国王であったルイ15世の愛妾でありながら、影で操作し政治的にも多大な影響を与えたとされます。そして、そんな美貌と共に権力や勢いを持った女性が、シャンパンにまつわる名言を残しており、それは色々な媒体で目にするほど。

その名言とは、女性と美にまつわること、シャンパンは女性を美しくするという内容なんですよね。>>ポンパドゥール夫人(wikipedia)

ということは、そういった名言やPRから「女性が美を意識してシャンパンを好きになるのか!?」とふと思い立ったのですが、その名言やPRを知っている女性はどれほどいるかというと・・「うーん」と首をかしげてしまいます。

実際、私自身もその事実はシャンパンを飲むようになって知りました。となると、

多くの女性は、そんな歴史的な背景や名言を知らずともシャンパンを好きになる!

ということなんです。

ではなぜ、女性はシャンパンを好きになるのでしょうか。

色々とシャンパンにまつわることを調べていた結果、多くの女性がシャンパンを好きになる運命にある、そう納得できる理由を見つけました。

もうね「これなら女性がシャンパンを好きになる」そう感じましたね。

女性はシャンパンを好きになる運命にある。なぜならシャンパンは男性だから。

パイパー シュブリーム

とある本を読んでいた時に思わず見入ってしまった内容がありました。それは、シャンパンを男性と捉えることが出来るということ。

どういうことかというと、言語の話しになってしまうのですが、フランス語は、名刺に冠詞が付きます。そして冠詞には「女性冠詞(la)」と「男性冠詞(le)」があるんですよね。

英語で例えると、「a(冠詞)」のこと。This is a pen. という文があるとすれば、名詞であるpenに冠詞の「a」が付きます。ただ、英語の場合は女性冠詞と男性冠詞という差別化はありません。

シャンパンは、フランスで造られるいるため、もちろんフランス語。フランス語ではchampagne(シャンパーニュ)は名詞です。そして、シャンパンが生産されるシャンパーニュ地方のことも同じくchampagne(シャンパーニュ)と記載します。

ただこの2つ、飲むchampagne(シャンパン)と地方を意味するchampagne(シャンパーニュ)は、

同じ「champagne(シャンパーニュ)」でも、生産地を表現する時と飲み物のシャンパンを表現するときとで使用される冠詞が違うんです。

具体的に説明すると、

ポイント!
  • シャンパンの生産地を表現する時の「champagne(シャンパーニュ)」は、la champagne。つまり女性冠詞をつけます。
  • 一方で、私たちがボトルからグラスに注ぎ、立ち昇る泡を見ながら飲むシャンパンは、le champagneと書きます。つまり男性冠詞をつけます。

つまり、飲み物であるシャンパンを生み出す最も大事なブドウが育つ「地」は女性、そこを原点とし醸造されます。そしてその結果生み出される飲み物のシャンパンは男性ということなんです。

なんだか感動。

『飲み物のシャンパンは、男性』そう考えると、女性がシャンパンを好きになるのは、女性の本能として必然に思えます。異性を好きになるのと一緒。逆に言えば、好きにならずにいられない。→誰か言って!笑 そんな気さえてしてしまいました。

よく考えてみると、シャンパンの中に男性を意識してしまうシャンパンがあり、思わず恋してしまいそうになった経験も・・。w それが下記の「ポル・ロジェ ブリュット」

 

飲んでいるとどうもスーツでビシっと決めた「デキル男」のイメージが頭に浮かび、意味もなく照れる感じ。

「ついにおかしくなったか!?」と心配しましたが、一緒に飲んでいる男性が「こんな男になれたらと思っちゃうシャンパン」と言ったのです。

>>ポル・ロジェ ブリュットを見てみる(楽天市場)(amazon)(Yahoo!ショッピング)

なので、男性的な感覚が強いと感じたのは私だけではなかったということ。

シャンパンを男性だと思えば、女性が本能的に美しく居ようとするのは自然なこと。でもそれで美しくなれるのなら・・、シャンパンって最高のツールですよね。

それでは、また!

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