ルクルーゼのワインクーラー

ル・クルーゼ(LE CREUSET)のワインクーラーがすごく良い!

実は、数年前に知人にル・クルーゼ(LE CREUSET)のワインクーラーをオススメされていました。

でも、当初は袋タイプのワインクーラーだと思い込んでいて敬遠していたんです。でも実際は、袋タイプではなく被(かぶ)せるタイプと判明!

実際に購入してみたら、保冷目的のシャンパンクーラーとしては超優秀でした。水滴を拭く手間もかからず、ラベルが濡れて破れることもない。ボトルの大きさやサイズを気にすることなく、シャンパン含むスパークリングワイン・赤・白・ロゼワイン、他飲料も被(かぶ)せられれば保冷可能です。

ただ、目的を間違えるとがっかりする場合も・・。

ということで、誤解がないよう、ル・クルーゼのワインクーラーがどんなクーラーなのか、画像を交えて実際の使用レポをまとめておこうと思います。

ル・クルーゼのワインクーラー、冷やせない!?保冷目的では超優秀!


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ル・クルーゼのワインクーラーWA126は、常温に置いてあるワインやシャンパンボトルを冷やすためのアイテムではないんですよね。ル・クルーゼのワインクーラーWA126は保冷するため

あくまで、ある程度冷えていたワインやシャンパンを多少冷やたり、冷たさを保ったりするための保冷目的のアイテムとして購入するのをオススメします。

逆に、常温に置いてあるワインやシャンパンを冷やす目的でこのワインクーラーを購入してしまうと、

なんだ、全然冷えないじゃないか!騙された!

と、製品の誤評価に繋がり満足度が下がりかねないため、この点は注意が必要です。

実際に我が家で温度実験をしてみたので、見てきましょう!

ル・クルーゼのワインクーラーは冷やせない!?リアル温度実験!


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スーパーでセラーや冷蔵室で保冷されていない、常温の棚に置いてあるスパークリングワイン購入し、冷やせるのか温度実験をしてみました。

結果としてル・クルーゼのワインクーラーWA126は、冷やせはするのですが、

  • 常温から冷やす目的ではなく、保冷する目的での使用
  • セラーなどである程度冷えていたワインをさらに冷やす目的での使用

がオススメということになりました。リアルな実験レポを紹介しておきます。

1 ル・クルーゼのワインクーラーWA126、装着前のスパークリングワイン温度!

スパークリングワインに温度計

スパークリングワインは、20℃からスタート。

室温は20℃で、その状態で置いておいたスパークリングワインを開けて中の温度を測ると同じく20℃でした。

2 ル・クルーゼのワインクーラーWA126を装着!10分後の温度は!?

スパークリングワインと温度計

スパークリングワインの温度は約18℃に下がりました。

3 ル・クルーゼのワインクーラーWA126を装着!20分後の温度は!?

スパークリングワインと温度計

まず、ワインクーラー装着後20分経過したスパークリングワインの温度は約16℃に。このあたりで、

10分毎(ごと)に2℃下がるのでは!?

と、予測し始めました。この予測を立てると、一般的なスパークリングワインの飲み頃温度である8~10℃に到達するためにさらに40分が必要になることに。

すでに、20℃から18℃に下がるまでに10分かかっているので、装着してから50分(約1時間)かかる計算になります。

この時点で、常温のスパークリングワインやワインをすぐに飲むために冷やす目的としての使用は時間がかかりすぎるためNGということが分かります。すぐに飲めないのです。

すぐに飲むために冷やすのであれば、下記のようなバケツタイプのワインクーラーに水と氷(1対1)を入れて冷やした方が断然早いです。

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4 ル・クルーゼのワインクーラーWA126を装着!30分後の温度は!?

そして、ワインクーラー装着後30分経過したスパークリングワインの温度は、予測通り2℃下がって約14℃。

スパークリングワインと温度計

温度計を見ると14℃弱のようで、ここで少し温度の下がり具合が弱まってきたかなという印象でした。

でもすぐに飲むわけではなく、ワインクーラー装着後そのままにして約1時間で飲み頃温度まで下がれば、冷蔵庫で冷やすよりも短時間で済むので冷やす方法としては優秀!

と思ったのですが、まあそう簡単には行きません。

5 ル・クルーゼのワインクーラーWA126を装着!40分後の温度は!?

スパークリングワインと温度計

ワインクーラー装着後40分経過したスパークリングワインの温度は、約13℃。10分で1℃下がり、温度が下がるペースが落ちてしまいました。

それもそのはず。どんなに優秀な保冷剤でも、常温に置いておいたら溶けてくるわけでして。保冷する効果は徐々に低下してくるもの。

ここで抜栓して飲む気満々だった私の我慢の限界が来てしまい、一旦一杯飲むことに。飲んだ感想は、

まだぬるい。

でした。早く飲みたいという気持ちの中で、冷やすのに時間がかかるのは歯がゆさがあります。

ということで、撮影はここまでにしたのですがさらに10分後温度を測ってみました。

6 ル・クルーゼのワインクーラーWA126を装着!50分後の温度は!?

飲みだしてしまったので画像はないのですが、ワインクーラー装着後50分経過したスパークリングワインの温度は、約12℃。下がるペースは遅くなったものの、まだ下がっていました。

ここでまた飲んでみるも、「まだぬるい」でした。スパークリングワインはぬるいと美味しくないので、結局、邪道である氷を1つだけ入れて飲みました。

結局、ここらで待つことに我慢の限界が来てしまい実験終了となりました。

この調子だと飲み頃温度の10℃にいくまでに1時間は超えることに。ただ、このままいけば、冷蔵庫で冷やすよりは早く冷えるかもしれません。でも、その後の保冷効果はクーラーの保冷機能が弱まってくるので期待できなくなります飲み始めてから今度は保冷ができなくなるわけです。

となると、やはりこのル・クルーゼのワインクーラーは、保冷目的で使用した方が活躍できるんですよね。

では、セラーで多少冷えているワインであれば、冷やせる!?

これも実際にセラーで保管しているスパークリングワインを使って実験してみました!

我が家のセラーは12℃に設定してあるんですが、10℃以下になるまでに30分の時間を要しました。10℃になると、冷えている感があるので美味しく飲めましたね!

なので、セラーであるある程度冷えているワインを冷やすのは可能という結果になりました。12℃程度であれば、30分あれば10℃以下になるはずです。

ただ、セラーの温度が12℃より高い場合はより時間がかかること、また時間によってはクーラーの保冷効果も弱まるため、思うように冷えない可能性があることは念頭に置いておきましょう。

ドンペリ含むシャンパンボトルにも使える、ル・クルーゼのワインクーラーWA126!保冷するのは超優秀!

ルクルーゼのワインクーラー

すぐに飲むために常温から冷やすアイテムとしてはオススメしませんが、セラーなどである程度冷えているシャンパンやスパークリングワインを多少冷やす or  テーブルに出したシャンパンやスパークリングワインを保冷するアイテムとしてはル・クルーゼのワインクーラーは超優秀でオススメです。

そして、シャンパンやスパークリングワインにも使用できます

もともとシャンパンボトルのクーラーといえば、下記のようなバケツタイプがメインでした。

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というのも、シャンパンやスパークリングワインのボトルは発泡性ワインが入っているため、通常のワインボトルよりも空気圧に耐えられるよう厚みがあり底も幅広いんです。つまり、普通のボトルよりも大きい。

となると、袋タイプのワインクーラーや幅が狭いケース型のクーラーだとシャンパンボトルが入らないんです。

実際に私が持っている袋タイプのワインクーラーには、ほとんどのシャンパンボトルが入らず発泡性ワインには使えていませんでした。

でも、ル・クルーゼのワインクーラーWA126は、下記商品画像では分からないんですが、袋タイプではなく被(かぶ)せるタイプのワインクーラーなんです。なので、シャンパンやスパークリングワインボトルにも、もちろんドンペリにも使えます!


【価格】2千円台~*価格は変動します。

でもやっぱり上記商品画像だと使用感が分からないので、実際に私が使っているル・クルーゼのワインクーラーの画像をまとめておきたいと思います。

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ル・クルーゼのワインクーラーWA126の使い方!

私が購入したのル・クルーゼは、王道カラーとちょっと違うデニム生地のものだったんですが、まずは、そのままワインクーラーを冷凍庫で冷やします。

そして十分冷やした後、シャンパンボトルに装着すると下記のようになります。

ルクルーゼのワインクーラー

シャンパンボトルの上から広げて被せているだけ。横に伸縮するゴムがあり、間口を広げて簡単に被せることができます。実際に横の画像が次の通り。黒いゴムが見えます。

 

ルクルーゼのアイスクーラー

このワインクーラーは袋タイプではないため、底を見ると下記画像のようにボトル底が見えます。なので、ボトル底の幅によって装着できないということもなし。ボトルが大きいシャンパンボトルでも装着できます。

ルクルーゼのワインクーラー

では、そんなル・クルーゼのワインクーラー、デメリットはあるのでしょうか。

シャンパンボトルにも使える、ル・クルーゼのワインクーラー!メリット&デメリットは!?

気づきのマーク

まず、ル・クルーゼのWA126のメリットを挙げると次の通り。

メリット
  • 氷・水・布巾の準備が不要
  • 水滴を拭く必要がない
  • ワインのラベル(エチケット)が濡れない

逆にデメリットは次の通り。

デメリット
  • 常温から冷やすには不向き
  • ワインクーラーの色次第でテーブルコーディネートに影響を与える
  • 複数本を一気に冷やすことはできない

大きなデメリットとしては、先にお伝えした実験結果からも常温から一気に冷やすのには不向きということ。

12℃程度でセラーに入っているシャンパンをある程度冷やして飲む、もしくは一旦テーブルに出したシャンパンの温度上昇を防ぎ適度に冷やすことは出来ても、常温に置いてあったボトルを一気に冷やすのには時間がかかりすぎてしまいます。

一気に冷やすにはやはりバケツ型のワインクーラーがオススメ。水の方が伝達率が良いため、氷水の方が早く冷やすことができます。

>>冷えていないシャンパンやスパークリングワイン、当日に冷やす方法とは!?冷やす時間は!?早く冷やす方法!

もう一つ1大きなデメリットは、複数本冷やしたい場合には活躍できないこと。ル・クルーゼのWA126は、フルボトル750mlに装着できるワインクーラーのため、複数本保冷するにはその本数分のワインクーラーが必要になってしまいます。

なので、大勢の人を招くパーティで、一気に冷やしたい場合や、複数本を一度に保冷したい場合は、下記商品画像にあるようなバケツ型のワインクーラーがオススメ。

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それ以外であれば、ル・クルーゼのワインクーラーは保冷するアイテムとして手間もかからず活躍してくれます。

以上が、ル・クルーゼのワインクーラーとシャンパンについてでした。

それでは、また!

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