「フィリポナ」と言えば、単一畑のブドウで造られた高級シャンパン「クロ・デ・ゴワセ」が有名なシャンパンブランド。
今回は、そんな「フィリポナ」のスタンダードなロゼシャンパン「フィリポナ ロワイヤル レゼルヴ ロゼ ブリュット」を実際に飲んでみました。
実際にどうだったのか正直に言うと、白シャンパン「ロワイヤル レゼルヴ ブリュット」同様に、
というのがリアルな感想です。
フィリポナ ロゼってどんなロゼシャンパン!?
シャンパンブランド「フィリポナ」のスタンダードなロゼシャンパン「ロワイヤル レゼルヴ ロゼ ブリュット」の特徴は次の通り。
- 1697年創業の家族経営のシャンパンブランド「フィリポナ」のスタンダードなロゼシャンパン
- フィリポナは、単独畑「クロ・デ・ゴワセ」を所有し、その畑で収穫したブドウで造られる最高級品「クロ・デ・ゴワセ」が超有名
- フィリポナのシャンパンは、力強さと新鮮さの融合が特徴的
- 黒ブドウ品種(ピノ・ノワール)を主体としてシャンパン造りを行う。ピノ・ノワールの使用比率が高い
- ロゼ シャンパンは、ピノ・ノワール75%、シャルドネ20%、ムニエ5%のブドウ品種が使われている
- 約80%木樽で発酵し、約20%はステンレスタンクで発酵
- 全てのシャンパンボトルにデコルジュマン(澱抜き)の日付を明記し、品質の高さを証明している
このロゼシャンパンの大きな特徴として挙げられるのが、黒ブドウ品種「ピノ・ノワール」がを多く使っているということ。これによって、軸のしっかりとしたロゼシャンパンに仕上がっています。
またシャンパンの醸造過程であるデコルジュマン(澱抜き)の日付が裏ラベルにしっかりと記載してあります。このロゼシャンパンの澱抜きは2019年9月。
他にも、上記画像の裏ラベルには使われているブドウ品種の割合や収穫年、リザーブドワインの使用比率、ドサージュ量など多岐にわたる情報が掲載されています。これもフィリポナスタイルです。
価格については、昨今は価格の変動が激しいため、随時確認をするのがオススメ。私はというと、7千円台で購入しています。>>フィリポナ ロワイヤル ロゼを見てみる(楽天市場)、(amazon)、(Yahoo!ショッピング)
そんなフィリポナ ロゼ、美味しいのでしょうか!?リアルな感想を次に見ていきましょう。
フィリポナ ロゼ、味はどう!?美味しいの!?
「フィリポナ ロワイヤル レゼルヴ ロゼ ブリュット」、二人で飲んだのですが、一緒に飲んだ方はフィリポナの辛口・白も大絶賛だった方で、
というのがリアルな感想です。嗜好性による好みがはっきり分かれたロゼシャンパンでした。
具体的に香りや味はというと、口当たりはとてもなめらか。香りは、私が感じた香りはイチゴやラズベリー、カシスに加え、樽(たる)由来の香ばしいパンやハチミツ。
味わいはというと、心地よい爽やかさを感させる酸がありながらも、深く重みのある味わい。
飲んでイメージしたのは、落ち着いた品のある凛とした女性像のイメージでした。とても静かで穏やかな時間が流れるので、ワイワイしたいパーティーシーンには不向きかもしれません。
個人的にはフィリポナは個性的。ピノ・ノワール主体に造られるシャンパンで、ピノ・ノワールが好きな方にはオススメ。フィリポナが好きな人は、一貫してフィリポナのシャンパを好む傾向にあります。
>>フィリポナ ロワイヤル ロゼを見てみる(楽天市場)、(amazon)、(Yahoo!ショッピング)
フィリポナ、個性派に強いってどういうこと!?
嗜好性によって感想や好みの度合いが明確に分かれる経験から個性派に強いシャンパンだと捉えています。
というのも、辛口・白のスタンダードなシャンパン「フィリポナ ロワイヤル レゼルヴ ブリュット」がすごく好きだと感動していた人が、やはりこのロゼシャンパンにも感動していたんですよね。
なので、「フィリポナがすごく好き」というフィリポナ派の人がいて、万人に受けるタイプのシャンパンでないのは明確。
ちなみに私はもともと、ピノ・ノワールのニュアンスが強いワインが苦手傾向にあります。どうも静けさを感じてしまうんですよね。
これらのことから、フィリポナにハマる人はフィリポナに嵌(はま)る。フィリポナ派には好まれるシャンパンという意味で個性派に強いと表現しています。
フィリポナ ロゼ、おつまみは何が合う!?
ナスを縦に八等分程度に切って、塩コショウした薄切りの豚バラ肉を巻いて焼いたものを合わせてみたのですが、これが合いました!。
また、力強さがあるロゼシャンパンなので、試しにオリーブオイルで炒めたナスにトマトソース、オレガノひとつまみを合わせたものを合わせてみたのですが、これも以外にも美味しかったのです。
トマトソースが強すぎて負けてしまうかと思いきや、フィリポナ ロゼは芯が強いため、決して負けず対等な関係を保ち、両者美味しく頂けました。
フィリポナ ロゼ、プレゼントやギフトにオススメ!?
ロゼシャンパンは、特別感や非日常を演出しやすいため、プレゼントやギフトには基本的にオススメなのですが、このフィリポナ ロゼは、特に次のような方にオススメ。
- 静けさを好む方
- 個性派、変わっていると言われる方
- ワイン好きさんやシャンパン好きさん
- ブルゴーニュワインが好きな方
- ブドウ品種「ピノ・ノワール」が好きな方
なぜなら、上記のような方に贈った方が話題性があり、価値が分かりやすいからです。
フィリポナを好きになるかは別として、上記のような方へのプレゼントやギフトの場合は、贈る理由が明確化できるんですよね。
例えば、静けさを好む方へは「静けさを感じるシャンパンなんだって」と言えるし、個性派・変わっているうという言葉に価値を見出す方へは「個性派が好むシャンパンなんだって」、ブルゴーニュのワインやピノ・ノワールが好きな方へは「ピノ・ノワールを主体にしたシャンパンなんだって」と言えます。
シャンパンを含むワインのギフトは価値を見出せることがとても大事。フィリポナは、一般消費者さんで知る人はあまりいません。ワイン好きさんやシャンパン好きさんが、ワイン道を歩む上で知っていくシャンパンブランド。よって、表面的には価値が分かりづらいのです。
そんな中で、贈る理由が明確であれば、贈り先様のことを考えて選んだことを伝えることが出来るため、プレゼントやギフトの価値がより見出しやすくなります。
>>フィリポナを見てみる(楽天市場)、(amazon)、(Yahoo!ショッピング)
以上が、「フィリポナ ロワイヤル レゼルヴ ロゼ ブリュット」のリアル口コミレポでした。それでは、また!