ワイナリー直営のフレンチレストランで、醸造家がワインと食のマリアージュを追及するテストキッチンがコンセプトのお店があると聞き、丁度名古屋まで行く機会があったため足を運んできました。
それが、「commone(コモン) wine and eats」。
どうだったのか、結果から先にお伝えすると、最高。この一言に尽きます。
というより、
「commone(コモン) wine and eats」に行くためだけにまた名古屋行きたい。
帰る時に本気でこう口にしました。w
名古屋でワインが楽しめるレストラン「commone(コモン) wine and eats」とは!?おさらい!
まずは「commone(コモン) wine and eats」がどんなレストランなのかおさらいしておきましょう。
commone(コモン) wine and eats、どんなレストラン!?
愛知県常滑市にある常滑ワイナリーのワインが楽しめるカジュアルフレンチレストラン。
料理はそんな常滑ワインとのマリアージュを考えて作られているクラシックフレンチベースで前菜・メインディッシュ・デザートとそれぞれに複数のメニューがあります。
commoneは「常滑ワイナリーの醸造家がワインとの真のマリアージュを追求するテストキッチン」がテーマ。
醸造家の家に遊びに来たかのような温かな空間で、肩肘張らずにワインとクラシックフレンチのマリアージュをお楽しみください
そしてワインはというと、愛知県の常滑ワイナリーのワインが豊富に揃っています。これまで常滑ワイナリーに存在自体もあまり知らず、ワインも飲んだことがなかったので、どれも珍しく楽しみました。
下記に公式サイトに参考として掲載されているメニュー表がありますが、当日のメニューとは異なったため、参考として見られると良いと思います。
>>メニュー表(公式サイト)
commone(コモン) wine and eats、場所は!?
お店の場所はというと、名古屋市の中心部近くにあり、名古屋駅からのアクセスは良し。最寄り駅は名古屋市営地下鉄「丸の内駅」か「国際センター駅」。
私は名古屋市営地下鉄「丸の内駅」を利用したのですが、丸の内駅の8番出口を出てから徒歩5分程度でした。
ただ、丸の内駅の構内がかなり広く、降りた場所によっては出口を出るまでにかなり歩きます。出口を出てしまえば、後は楽。すぐに到着できました。
「commone(コモン) wine and eats」、お客さんの層は!?子連れでも大丈夫!?
私が伺った時は土曜日の夜だったのですが、女子同士、カップル・夫婦が圧倒的に多かったです。年齢層は20代・30代くらいが多かった印象です。
ただ、実際利用してみると、40代以上から年配の方でも全然楽しめますし、平日夜となれば、仕事帰りの方が多くなり、年齢層も上がりそうです。
ちなみに、食べログの利用シーンの項目で「家族・子どもと|デート」と記載があり、私は今回複数人で利用し10代前半の子も一緒に行ったんですが全然大丈夫でその子も楽しめました。
お店側の配慮かなと思うのですが、予約時に子連れであることを伝えたところ、照明が暗めの席ではなくて、店内の中でも窓側の明るめの席を用意してくれていました。
ただ、お店は全体的に暗めなので、子どもは多くなく(私が行った時は一緒に行った子ども1人だけでした)とても落ち着いた雰囲気なので騒ぐのはNGな印象です。
お店自体も小学生以上の子ども可という条件があるので、子どもはウェルカムな感じですが、座って落ち着いて食事することが前提のお店ではあります。
そんな「commone(コモン) wine and eats」、実際に利用してどうだったか、具体的な口コミを次にまとめておきたいと思います。
名古屋でワインが楽しめるお店「commone(コモン) wine and eats」のリアル口コミ!魅力とは!?
「commone(コモン) wine and eats」を実際に利用して何が良かったのか、簡単に言えば、ご当地ワインと食事が存分に楽しめて、お得感満載だったからです。
具体的に魅力を感じた項目を挙げると次の通り。
- 愛知県ならではのワインが楽しめる
- 料理が美味しい
- 雰囲気・空間がステキ
- なのにリーズナブル
- ドレスコードがなく気楽にいける
愛知県ならではのワインが楽しめる
まず、常滑ワイナリーのワインが多々あってとにかく楽しいのです。ワイナリー直営ということだけあってワインのリストは的が絞られているのでコンセプトが明確で楽しみやすいんですよね。
wine / ワイン
愛知県常滑市にある常滑ワイナリー 。日本では珍しい温暖な太平洋側にあるワイナリーですが、醸造するワインは常滑焼きで有名な土質がもたらす酸をたっぷりと含んだ豊かな味わいが特徴です。ワイン専門誌でも5つ星を獲得するなど、専門家の方からも高い評価をいただいている常滑ワインをじっくりとご堪能ください。
関東に住む私としては普段あまり見かけることのないワインが多く、飲む機会もないのでワインリストからワインを選ぶのがとにかく楽しかったですね。
逆に、様々な国のワインを提供するお店は、関東にも名古屋にもたくさんあるので、こういったお店の方が私としては貴重で楽しめます。そう考えると、「commone(コモン) wine and eats」は、特化型のワインを楽しめるレストランです。
そして私はというと、当サイトは泡がメインなので一杯目に飲んだワインはやっぱり泡!愛知県豊田市のデラウェア100%を使って造られた「デラウェアスパークリング」でした。下記画像のフルートグラスに入っているものです。
デラウェアを使ったスパークリングワインを飲むといつも感じるのが「レモネード感」。この常滑ワイナリーの「デラウェアスパークリング」も酸がキリリと効いていてさっぱりしていました。夏はより美味しく感じそうです。
他にも2021年「ワイン王国」のブラインドテイスティングのロゼ部門で最高ランクの5つ星を獲得した「ピノ・ノワールロゼ」、ヴィンテージは異なりますが飲んでみました。こちらもキリットした酸のあるロゼワインです。(下記画像)
公式サイトにもあるように、常滑ワイナリーのワインは酸をたっぷり含んでいると記載の通り、全6種ワインを飲みましたがどれもやはり酸はしっかり感じられました。
料理が美味しい
そしてそして、料理がすごく美味しかったです。
見た目はかなりオシャレなんですが、化学調味料を使った味の濃い料理というよりは、素材を生かしたどこか素朴感というか温かみを感じるようなお料理でワインに合わせやすいのが魅力。
こういったフレンチなどは、子どもは意外と食べられない物も多い気がしますが、私が行った時はカレーやビーフストロガノフという子どもも食べられそうなメニューにあって、一緒に行った子は「美味しい美味しい」とバクバク食べていました!
誰もが頼んでいたのが、「シャルキュトリー盛り合わせ」という一品。
生ハムなどの盛り合わせなんですが、これがシンプルなのだけれどすごく美味しいのです。どの料理もボリュームがあるので、複数人でシェアしても数品でお腹がいっぱいになります。
雰囲気・空間がステキ
外観は古びたビルなのですが、1Fに醸造所があり、レストランは2F。階段に昇った先は、外観からは想像できないほどのステキな空間が広がっています。上記の画像が入口外観の写真。
レストラン内はというと、照明は暗めでロマンチックな雰囲気を作るのは簡単。レストラン奥には樽を使った空間が広がっているのですが、私が伺ったのは夜だったので、木の温もりと暗めの雰囲気がマッチしてオシャレ度がグンと上がっていました。
子連れの場合は、奥の席ほど暗さがない窓側の席の方が安心できると思います。
ちなみに、ルーフトップのテラス席もあって、こちらはお天気次第ですが夜景がキレイという口コミがありました。
なのにリーズナブル
これだけ魅力なポイントが揃っているのに、お会計時の合計額に驚きました。想像よりもかなりお安く、私にとってはお得感満載。ワインもお料理も安い印象です。
お料理単体は少し高めの印象を受けるかもしれませんが、1品の量が多めなので、二人で利用した場合は1、2品でお腹がいっぱいになる可能性があります。
特に私が頼んだ「シャルキュトリー盛り合わせ」はボリューミーで、パンを追加で注文すればこれだけで十分の方もいると思います。
ドレスコードがなく気楽にいける
そして、オシャレな空間だけれどカジュアルフレンチなので、ドレスコードも気にせず気軽に行けるのが最高。ジーンズ、サンダルでも問題なし。気負いなく利用できます。
これらが、「commone(コモン) wine and eats」の魅力なのですが、これだけの魅力があっても、人によっては「commone(コモン) wine and eats」が不向きの場合があります。
不評!?「commone(コモン) wine and eats」に合わない人とは!?
私が行った際のワインリストには常滑ワイナリーのワインのみオンリストされていたので、フランスやイタリアなど海外のワインが飲みたい方には向いていません。
また、ワイン通で目的がワインメインで美味しいワインを飲みたいという方にとっても不評になる可能性があります。あくまでワインと食を楽しむレストランのため、ワインのみに的を絞ってしまうとこのレストランの魅力が存分に感じられなくなるのです。
後は、国産ワインに良い印象がない方や、国産ワインに海外のワインの美味しさを求める方にもオススメしません。
逆に常滑ワイナリーのワインを飲んでみたい、国産ワインを楽しみたい、ワインと共に食事やおつまみを楽しみたいという方にとっては存分に楽しむことが出来るお店です。
以上が、名古屋のワインを楽しめるレストラン「commone(コモン) wine and eats」についてでした。
それでは、また!