シャンパンで乾杯

お祝いと聞くと、「シャンパン」を思い浮かべる方が多いですよね。実際に、結婚披露宴を含めたお祝いの席での乾杯は、シャンパンが多く用いられています。

『なぜ、お祝いにはシャンパンなのか』、その習慣は、過去から引き継がれてきたものでした。

『お祝いにシャンパン』という習慣の始まりは!?

 

もともとの始まりは、シャンパンではなく、シャンパーニュ地方のワインから。初代のフランス国王が戴冠式をシャンパーニュ地方で行って以来、代々の国王が同じく即位式をシャンパーニュ地方で行うようになりました。その際のおもてなしとして、使われていたのがシャンパーニュ地方のワイン。

それからというもの、シャンパーニュ地方のワインの評判や人気が高まり、お祝いの席には、シャンパーニュのワインという習慣に。シャンパーニュ地方のワインといえば、行き着く先はやはりシャンパン。

そんな背景から、様々な公式行事のお祝いや慶事の場面ではシャンパンが用いられるようになり、「お祝い=シャンパン」という認識が広まりました。

お祝いのイメージにシャンパンがぴったり、5つの理由とは!?

お祝いにシャンパン

お祝いの場面は、いつもの日常とは違った特別な時ですよね。そんな時を、ワインで表現できるのがまさにシャンパン。その理由は次の5つ。

シャンパンは「特別」「お祝い」「高価」というイメージが世に浸透しているから

モエエシャンドン

これがシャンパンがお祝いにふさわしい最大の理由。もともとシャンパンは、結婚式や慶事のイベントの乾杯でシャ使われていますよね。これは「お祝い」というイメージと紐づくことになります。

また、夜のサービス業などではシャンパンがオーダーされると特別なコールのサービスがあったり、キャストが喜ぶ姿が映し出されています。さらに、セレブリティがシャンパンを楽しむ姿もリアリティ番組などで見ることができます。これらはシャンパンに「特別」「高級」「高価」というイメージを根付かせてくれます。

実際、価格面でもシャンパンは別格。シャンパン以外のスパークリングワインはワンコイン程度から見つかりますが、シャンパンの場合ワンコインでは買えません。プレゼントに人気のある大手シャンパンとなると最も安くて5千円台から、高級なシャンパンともなれば〇十万もざらにあります。

このように、シャンパンは「特別」「お祝い」「高価」というイメージは世の中で浸透しています。よって、シャンパンを贈ることで「特別」「お祝い」「高価」というイメージを贈り先様に贈ることができます。つまりお祝いの気持ち伝えやすいのがシャンパンなのです。

シャンパンは五感で楽しめるから

泡

シャンパンは五感で楽しめる発泡性ワイン。具体的には次の通り。

  • 視覚ーグラスに注げば、黄金色やピンク色の中に細かな泡が立ち昇ります。
  • 聴覚ー泡がパチパチと弾ける音が軽快な時を演出してくれます。
  • 味覚ー口に含めば、美味しい一時を過ごせます。
  • 嗅覚ー豊かな香りを楽しむことができます。
  • 触覚ー冷えたグラスやボトルで涼を体感できます。

このように五感で楽しめるお酒はワインの中で発泡性ワインのみ。そして発泡性ワインでも頂点にたつのがこのシャンパン。となると、お祝いという特別な時とマッチするのです。

シャンパンは万人受けタイプで、飲み手を選ばない

ワインの中で、最も飲みやすく嗜好性に左右されないのが発泡性ワイン。赤・白ワインが苦手という方でも、泡の刺激から発泡性ワインなら飲めるという方が多くいます。

お祝いとなると結婚披露宴やパーティなど、複数人や大勢のかたが集うシーンが多くなります。そんなシーンでは嗜好性の強いお酒よりも万人受けタイプのお酒が適切。お祝いのプレゼントと考えても、相手の嗜好性を気にせず贈ることができます。

そう考えると、発泡性ワインの中で特別感がより強いシャンパンが、お祝いにはふさわしいのです。

シャンパンはすぐに飲める、難しくないから

泡

ワインの中には(特に赤ワイン)、熟成しないと飲めないものがあります。となると、どれが熟成させるタイプなのか見極める必要が出てくるんですよね。これって、贈る側も贈り先様側も面倒。

お祝いはさらりとスマートにしたい。難しさは不要なのです。

そう考えると、シャンパンはとても楽。そもそも、熟成のピークを迎えた飲み頃のタイミングで出荷されているため、基本的には熟成させる必要がなく、すぐに楽しむことが出来ます。シャンパンは難しさを感じることなく、お祝いのシーンでスマートに楽しむことができます。

シャンパンはワインの中で最も選ぶのが楽だから

図

お祝いのギフトシーンを考えると、贈る側の負担が多すぎないこも大事。上記図を見ても分かる通り、シャンパンはワインというカテゴリーの中で(赤・白・スパークリングワインとと比べると)最も選ぶ範囲が狭いのが分かります。

つまり、ワインの中で選ぶのが最も楽ということ。美味しさという視点からみても、シャンパンはどれを選んでもすぐに美味しく飲めるというメリットがあります。

以上が、なぜお祝いにシャンパンなのかでした。

シャンパンはスパークリングワインの1種ですが、他のスパークリングワインとは一線を画す存在。ここぞという特別なお祝いに、ぴったりなワインです。>>お祝いシーンごとにプレゼント用のシャンパンを探す(オーナーブログ)

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