このブログはシャンパやスパークリングワインがメインなので、基本的に赤ワインはつぶやきセラー以外で扱っていないのですが、今回は久々に感動してしまったので珍しく赤ワインについて記事にしておこうと思います。
その赤ワインの名は、アメリカ、カリフォルニアのナパヴァレーで造られた「シリタ(Sirita)」という赤ワインで、下記商品画像のようにヴィンテージは2005。現在が2020年なので15年もの時が流れ、熟成が開花したヴィンテージの赤ワインです。
このシリタの赤ワイン、ラベルがハート柄であるように「愛」を表現しているワインなのですが、このワインが”愛のワイン”と呼ばれる背景に感動を覚えてしまいました。>>シリタの赤ワイン一覧を見てみる
「娘が20歳になったら一緒に飲めるワインを造りたい」、それがこのシリタワインの原点。
この、シリタの赤ワインを手掛けたのは、米国で9人目のマスターソムリエである、ラリー・ストーン氏。ラリー・ストーン氏といえば、1988年にパリで行われたフランスワイン世界ソムリエコンテストで優勝した経歴を持ち、フォーシーズンズの開業に携わったり、映画「ゴッドファザー」の監督であるフランシス・コッポラ経営のルビコンのゼネラルマネージャーとなったり、様々な功績を持つ有名ソムリエ。シリタとしての活躍は、1997年~2010年であり、2005年ヴィンテージが彼が携わった最後のヴィンテージワインになります。
そのラリー・ストーン氏が、なぜこのシリタの赤ワインを手掛けたのかというと、タイトルの通り、娘の誕生を機に20歳になった娘と一緒に飲むワインを造りたいという思いからでした。
お子さんを持つ方や、すでにご結婚されて愛する妻を迎えている方であれば、娘に対する父の思いがどれほどのものか想像できるはず。そんな究極の「愛」が、15年という時を経てリリースされている、このシリタワインの原点なのです。
ワインはそれが造られた背景も大事な魅力の1つ。久しぶりにぐっと込み上げる感情、感動が湧き起こったワインでした。
そんな娘への思いを込めた赤ワイン、熟成が開花し販売されていますが、どんなワインなのか特徴をおさらいしておきましょう。
シリタの赤ワイン、ヴィンテージ2005の特徴!
- アメリカのナパヴァレーが産地の赤ワイン。有名ソムリエのラリー・ストーン氏が手掛けた希少なヴィンテージワイン。
- ラリー氏が厳選した、高品質で完熟したブドウのみを使用。
- 種類は3タイプ。「カベルネ ソーヴィニヨン2005」、「カベルネ フラン2005」、「メルロー2005」。>>”シリタ”の赤ワイン種類一覧
- 生産が終了しており、希少性のあるバックヴィンテージワイン。
- 2005年は産地であるナパヴァレーの当たり年。
- ラリー氏はすでにシリタを離れているため、2005年はラリー氏が手掛けた最後のヴィンテージ。
- 価格は9千円台~*価格は参考まで。
瓶内の熟成が長期になっていることから、滑らかさや旨味といった感覚が期待できる赤ワイン。ラリー・ストーン氏の思いがこめられた究極の赤ワイン、自宅用に限らず、結婚祝いのプレゼントやここぞという時のギフトとして活躍できそうです。気になる方は希少性もあることから、早めのチェックがオススメです。>>シリタの赤ワイン一覧を見てみる