赤ワイン

夫婦でワインを飲み始めてかなりの年月が経ち、ワインの経験を積めば積むほど夫と私でワインの味の表現方法にかなりの差があることに気づきます。

「アタックが・・、余韻が・・」、夫からそんな言葉がさらりと聞こえるようになってきました。いわゆる、「テイスティング」という手法に沿った表現ですよね。ワインを飲まない頃や飲み始めの頃は、ワインのプロの方以外でこういった表現を聞くと「気取っている人」という風に冷めた目で見てしまう自分がいましたが、彼を見ていると決して気取っている様子はないんですよね。ワイン雑誌や、本を読みこみ過ぎて、自然とそんな言葉が出てきてしまうという感じ。

泡

現に夫の場合、気になるワイン雑誌はバックナンバーも取り寄せ、空いている時間は生産地の地図を眺めていたり、ワインをひたすら探していたり、好きなワイン雑誌を何度も読み返したりしては自問自答するという、なかなかのワインフリーク街道を突っ走っています。

一方の私は、そういった表現方法はしない派。「アタックが・・、余韻が・・」と言われればイメージはできるけれど、自分はあえて使わないというこだわりがどこかにあります。そんな私のワインにおけるスタンスは夫と真逆のタイプ。「男のワイン脳と女のワイン脳」という記事にも書いた通り、そもそも私は目先の楽しい時間や有意義な時間をワインに求めていて、知識は必要であれば後で入れるタイプなのです。

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「ワインの味」、表現方法は2つ。

こんな私たちの差がそのまま、「ワインの味」の表現方法の違いに繋がります。さらりと言ってしまえば「ワインの味」の表現方法は「ワインプロ型」と「一般消費者型」の2タイプあるのです。

「ワインプロ型」とは、ワインを提供する側がワインの味を表現する方法。

夜景とワイン

この「ワインプロ型」の表現は、ソムリエさんやワインを販売する立場の方の表現方法。夫の場合、その表現方法が的確かどうかは関係なく、このプロ型の表現方法を好んで用いています。

ワインのプロ(ワインを一般消費者に提供する立場にある方)は、「テイスティング」というのを行いますよね。その最大の目的は、一般消費者にワインを提供するためです。テイスティングでワインの品質や個性を確認し、それをどう提供するか、販売するかを考えて、それぞれの立場にあった形でワインの味わいを表現します。その1つの例が、「テイスティングノート」と呼ばれるもの。下記は、有名シャンパン、「モエエシャンドン アンペリアル」の「テイスティングノート」ですが、一般消費者向けに公式ブランドサイトで掲載されています。

TASTING NOTE
1869年に誕生。3種のブドウの個性がバランスよく調和し、フルーティーな輝き、魅惑的な味わい、エレガントな熟成が感じられます。この豊かな味わいは、良質なブドウからできた100種類ものベースワインをブレンドすることでスタイルの一貫性を実現しています。 グリーンアップル、洋ナシといった新鮮な果実とミネラル、白い花のニュアンスにブリオッシュ、シリアルなどの成熟した香りが調和。フレッシュでありながらエレガントで、口当たりはしなやかで芳醇。アペリティフからデザートまで、どんな料理にも絶妙に調和します。

 

この「テイスティングノート」、一般消費者にとって、味がイメージしやすいか、分かりやすいかは別として、ワインのプロによる、ワインの味を表現したものです。

それとは別の表現方法としてあるのが、「一般消費者型」です。

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「一般消費者型」とは、一般消費者がワインを楽しむためにワインの味を表現する方法。

シャンパングラスと海

一般消費者型とは、まさに私が好むワインの味の表現方法です。すごくシンプル。例えば、赤ワインなら「渋いか渋くないか」、「滑らかか硬いのか」、「酸味があるのかないのか」、「フレッシュなのかコクがあるのか」、など。私の場合は、抽象的で曖昧な表現も好みます。例えば、「女性的」、「男性的」、「官能的」、「陽気」、「楽しくなる」など。

要は、一般消費者型の場合は、そのワインが「好きか嫌いか」、「好みか好みじゃないのか」、「美味しいか美味しくないのか」、「楽しいか楽しくないか」ということを判断するため、また一般消費者同士ワインを飲むことを楽しむために、ワインの味を表現する方法なのです。この表現方法、私にとっては面白みがあって分かりやすい、だから好きなのです。

「ワインの味」表現方法はどちらも良い。自分がどうしたいか。

ブルーノパイヤール ロゼ
これらワインの味の表現方法、どちらが良い悪いは当然ありません。自分が好む表現方法を選べば良い。一般消費者として「ワインの味」を捉えたり表現したりする上で、どちら側にいれば心地良いのか、楽しいのかを考えれば良いのです。

ちなみに私はというと、「一般消費者」の立場にいることを重要視しています。それに抽象的で感覚的な表現が私には分かりやすく、好きなのです。そもそも、プロ型の表現方法はワインの経験値に限らず、座学的な知識が必要になります。夫のようにそれが好きな人もいますが、私の場合は必要であると思えないと知識を入れることが苦痛になるのです。

だからワインの味を表現するのにも「一般消費者型」を選んでいます。よって、私が発信している情報の多くは、プロの方からするとタブーな表現が多いはず。でも一方で、私のように抽象的で感覚的な表現の方が「分かりやすい」人が居ます。いや、そういう人は実は多いのです。

ワインの味、「ワインプロ型」、「一般消費者型」あなたにとってどちらが心地良いですか!?

今日の1本:「フィリポナ ロワイヤル レゼルヴ ブリュット NV」

【価格】4千円台~*価格は変動します。

「ワインプロ型」の表現を好む夫が、唯一「一般消費者型」で味を表現してしまったシャンパン。「まるで自分みたい」、そう味わいを表現しました。個性的で記憶に残るシャンパンです。

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