赤ワイン

今回は番外編。とても魅力的な赤ワインに出会ったので、記録に残しておこうと思うのです。そんな赤ワインは、夫の仕事帰りの手土産ワイン。度々、ワインを手土産に買ってくるのですが、ワインの手提げ袋を持つ彼の表情でどんな目的でワインを買ってきたのかがすぐに分かるので、それはそれで面白いんですよね。

厳しい顔つきで帰宅すれば、仕事のストレス発散が目的でワインを買った証。私を見て目を輝かせている時は、私を喜ばせようと購入してきたワイン。

そして、彼が購入してきた今宵の赤ワインは、後者。私を喜ばせようと購入してきたワインでした。

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互いにwin-winになるワイン。

シャンパンとグラス

今回は、含み笑いをしているような雰囲気で、ワインと共に夫が帰宅。このワインを買うにあたり、何か意図的な思惑があったのだなと思いましたね。彼に聞くと、やはり正解。その通りでした。

”南の女”が好むワインと”北の男”が好むワイン。』で詳しく書いていますが、私たち夫婦はワインの好みが全く違います。だからこそ、夫婦で心底楽しめるワインに出会えることは滅多にありません。簡単に言ってしまえば、夫は、”北”で造られるワインを好み、妻である私は、”南”で造られるワインを好みます。具体的に言うと、夫はフランスのブルゴーニュ、イタリアでいえばバローロやバルバレスコなど難しさのあるワインを好み、私は南イタリアのような分かりやすく陽気なワインが好きなのです。

そんな真逆の好みの中、最も好き嫌いが分かれて難しいのが赤ワイン。赤ワインは、北と南で、陰と陽のようにはっきり分かれているものが多く、なかなか両者の要素を兼ね備えるものが見つからないのです。どちらかが妥協して飲む、そんな楽しみ方になってしまいがちなんですよね。

それが気になっていた夫は、馴染みのワインショップに行き、この事情を店主に相談したのだそう。簡潔に言えば、「北を好む自分でも満足できる、南のワインはないか」と聞いたと言います。そんな抽象的な話し、通じないと思うのですが、そのまさかが起きました。店主が話を理解し、それならば、「この赤ワインが良いと思います」と、指名するワインが出てきたのです。

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イタリアの南、シチリア島の”エトナ”の赤ワイン。

 

それが、イタリアの南、シチリア島の”エトナ”という地で造られた赤ワイン、”I Vigneri(イ ヴィニェーリ)"。上記商品画像がその赤ワインなのですが、この赤ワインを持って帰宅し、目を輝かせていたのです。

この赤ワイン、ワインショップの店主の目利き通り、夫婦でwin-winになれた稀に出会う赤ワインでした。偉大なオーケストラか奏でる音楽は、1時間の演奏でも数分のように思えると言うけれど、この赤ワインは、私たち夫婦にとってまさにそんな赤ワイン。

夫婦で会話が弾み、夫婦2人が美味しく楽しい一時を過ごし、「え?もう終わりなの?」と、いつのまにか空になってしまいました。「あと数杯飲みたい」、私たち両者にそう思わせた赤ワイン。こんな赤ワインは滅多になく、私たち夫婦にとってはとても貴重なワインでした。

でも、ふと疑問が浮かびます。この赤ワインはシチリアのワインなのです。シチリアといえば、イタリアの南。シチリア島というだけあって、まさに海に囲まれた”南”代表と言ってもおかしくない産地。それなのになぜ、”北”を好む夫が満足できたのか。

少し調べると、産地であるシチリアの”エトナ”という地にヒントがありました。

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”南の島”で造られる、”山”のワイン。

 

この赤ワインの産地である”エトナ”は、エトナ火山があるほどの標高の高さ。だから、シチリアは南の島だけれど、シチリアにある”エトナ”は寒暖差が激しい山でブドウが栽培されています。そして、そんな”エトナ”の土地は、驚くことに夫が好む北のワインの代表、”ブルゴーニュ”の地に例えられているのです。

これを知って、思わず納得。夫が満足出来た理由が理解できました。つまり、この”I Vigneri(イ ヴィニェーリ)"という赤ワインは、”南”の中に”北”があるワインで、陽気さ容易さと同時に、厳しさや繊細さ、美があるのです。

この感覚でふと思い浮かんだのが、映画『ゴッドファザー』でしたね。

まるで『ゴッドファザー』のような赤ワイン。

私にとって”ゴッドファザー”は、陰と陽の両方を兼ね備える映画。家族で食卓を囲むシーンや、パーティのシーンなどではイタリアをイメージさせる陽気な明るさを感じつつも、内容は至ってシリアスでディ―プ、まさに”陰”。

そして、赤ワイン”I Vigneri(イ ヴィニェーリ)"が私たち二人を満足させたように、この映画も夫婦共に惹かれ満足できる映画なのです。

「まるでゴッドファザーのよう」、そんなことを書いている内に、”I Vigneri(イ ヴィニェーリ)"をもう一度飲みたい、良きワインだからこそ出てくる、衝動的な欲求が湧きあがってきます。

記事内に登場したワイン

【価格】4千円台~※変動の可能性あり。

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記事内に登場した映画

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