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先日、知人が走りを重視した海外ブランドの車を購入するので、お祝いを兼ねてシャンパンを探していたところ知ったのが、F1ことフォーミュラ1の公式シャンパン、スパークリングワイン

車好きでない私も、あの表彰台で開あけてダイナミックに祝杯をあげる光景は見たことがあり、記憶残っています。とういことで、そんなF1の公式シャンパンとスパークリングワイン2本についてまとめておきたいと思います。

シャンパンはなくなった!?F1公式スパークリングワイン、「フェッラーリ」!

【価格】3千円台~*価格は変動します。

イタリアのスパークリングワイン「フェッラーリ」は、F1コンストラクターでもある「フェラーリ」と綴りが同じ。そんな、スパークリングワイン「フェッラーリ」の特徴をまとめると次の通り。

スパークリングワイン「FERRARI(フェッラーリ)」の特徴!
    • イタリアのスパークリングワイン
    • フェッラーリは1902年にイタリア北部トレンティーノで創業
    • 創業者は、ヨーロッパでブドウ栽培を学んでいたイタリア人「ジュリオ・フェッラーリ」
    • シャンパンと競い合えるスパークリングワインを造る夢を掲げスタートしたブランド
    • フェッラーリは、ジュリオ・フェッラーリの信頼できる友人だった「ブルーノ・ルネッリ」ファミリーによって継承され、現在3代目に至る
    • シャンパン製法で造られるイタリアのスパークリングワイン
    • イタリアのスパークリングワインで受賞歴も最も多い
    • イタリアの大統領官邸や公式行事で提供される代表格
    • 発泡性ワインのワールドチャンピオンシップにおいて、シャンパンを差し置いて最優秀賞を獲得したこともある
    • F1レースの公式スパークリングワイン(2021-2023)

このフェッラーリ、イタリアのスパークリングワインでは初のF1公式に選ばれたという快挙。名前からもF1をイメージしやすく、記憶に残りやすいのも魅力の1つ。

また、以前のF1公式シャンパンブランド「カーボンシャンパンブリュット」と比べると、価格差がすごい!カーボン シャンパン ブリュットはなかなか簡単に購入できないジレンマがありますが、フェッラーリはとてもリーズナブルなので、気軽に楽しむことが出来ます。

車好きさんへのプレゼントにもオススメです。>>フェッラーリを見ている(amazon)(楽天市場)(Yahoo!ショッピング)

F1の歴代公式シャンパン、スパークリングワインリスト!

歴代リスト

イタリアのスパークリングワイン、先に紹介した「フェッラーリ」は現在の公式スパークリングワイン。その前に公式シャンパンだったのが、下記の「カーボン シャンパン ブリュット」

【価格】4万円台~*価格は変動します。

 

このシャンパンは、ボトル外装にF1マシンにも使われているカーボンファイバーが使用されており話題になりました。

F1の表彰台で使われる際は、ボトルに特別な装飾が施され、金・銀・銅の配色を入れたり、順位が分かるナンバーやF1のロゴが入れられたりと特別仕様になっていたのも魅力でした。>>カーボンシャンパン ブリュットを見てみる(amazon)(楽天市場)(Yahoo!ショッピング)

その前には、モエ・エ・シャンドンがフランス国外で展開するスパークリングワインブランド「シャンドン」が公式スパークリングワインに。

【価格】2千円台~*価格は変動します。

シャンパンと打って変わってリーズナブルなスパークリングワインに。>>シャンドンを見てみる(amazon)(楽天市場)、(Yahoo!ショッピング)

そしてこの前は、「モエ・エ・シャンドン」の次に長期間公式シャンパンを務めた、「G.H.マム」

【価格】4千円台~*価格は変動します。

このG.H.マムが使われていたころの記憶が鮮明に残っているのですが、当時ラベルは違うものでした。私にとってF1といえばG.H.マムという印象が強いですね。>>G.H.マムを見てみる(楽天市場)(amazon)(Yahoo!ショッピング)

最後に、F1とシャンパンを繋げた「モエ・エ・シャンドン」

【価格】5千円台~*価格は変動します。

F1公式シャンパンとしては、最も長期間のパートナーシップを築いたシャンパンになります。>>モエエシャンドンを見てみる(amazon)(楽天市場)(Yahoo!ショッピング)

これらの歴史を見ていると、F1はシャンパンにこだわりがあるわけではないことが分かります。どちらかというと、スパークリングワインにシフトしているようにも思えてくる方もいるはず。価格面にも差があります。

どういった基準でF1の公式シャンパンやスパークリングワインが決まるのでしょうか。

F1とシャンパンやスパークリングワイン、公式になる基準とは!?

フェッラーリ

この答えは、海外の記事に掲載されているF1 CEOの言葉にありました。F1の公式シャンパンやスパークリングワインの基準はとてもシンプルで、「商品と企業の質」

スポーツを通して伝統を破り、新しいスパークリングワインを扱うことに何の不安もないも述べています。つまり、F1はシャンパンでなくてはならないという固定概念がないということ。

F1 CEO Stefano Domenicali said he had no qualms about the sport breaking with tradition and committing to a new sparkling wine deal over champagne.
F1のCEOであるステファノ・ドメニカリ氏は伝統を破るスポーツが、シャンパンの代わりとして新しいスパークリングワインを取り扱うことに何の不安もなかったと言いいました。

Asked why the sport had decided on the switch, he said: "The answer is very simple: it is the quality of the product and the quality of the company. This is the reason why our relationship has develope
そしてなぜそんな変化決断したのか聞くと、「答えはシンプル。商品の品質と企業の質。これが我々が関係を築き、発展させる理由」とドメニカリ氏。
By:Jonathan Noble
Mar 2, 2021, 7:12 PM

 

シャンパンであれ、スパークリングワインであれ、商品と企業の質がマッチすれば、関係を築き、パートナーになるのはある意味当然というのが現F1の方針なのです。

でもそんな公式シャンパンやスパークリングワイン、なぜあえて溢れださせ、互いにかけあうような演出になったのでしょうか。

F1の表彰台でのシャンパンをまき散らす、シャンパンシャワー(ファイト)なぜ!?きっかけとは!?

はてな

表彰台で派手にボトルを振ってまき散らす、お互いにかけあうF1の光景、幼い頃にテレビで見ていらずっと記憶に残っていました。シャンパンファイト(シャワー)と言われていますよね。日本でいえば、野球のリーグ優勝時のビールかけが似ていると思います。

F1といえば表彰台でのシャンパンファイト、そういっても過言ではないと思います。

では、このF1でのシャンパンシャワー、どういうきっかけから始まったのでしょうか。

実は、F1でシャンパンファイトが始まったきっかけは1966年の偶然のアクシデント。優勝したスイス人選手に贈られたモエ・エ・シャンドンのシャンパンのコルクが飛び出し、シャワーのように人にかかってしまったというのがきっかけなんです。

Motorsport’s champagne spraying tradition started 50 years ago, after Swiss driver Jo Siffert accidentally sprayed the crowd at the 1966 Le Mans 24 Hours race when the cork shot out of a bottle of Moet warmed up by the sunshine.
モータースパーツにおいてシャンパンファイトは50年前から。1996年ル・マンの24時間レースの際にスイス人ドライバーのジョー・シファートが贈られたモエ(シャンパン)のコルクが飛び出し、人々にかかってしまったという偶然のアクシデントがきっかけ。陽の光で温まったモエのコルクが思いがけない形で飛び出てしまったのです。

The following year at the same race, American winner Dan Gurney recreated the moment and deliberately shook the bottle to cheers from the crowd.
JULY 30, 20175:48 PM
そして翌年の同レースで、勝利を飾ったアメリカ人のダン・ガーニーが前年度の状況を再現。観客の歓声を期待し、贈られたシャンパンボトルを振ったのです。

それまでは、贈られたシャンパンを礼儀正しく飲んでいたのだとか。では、そもそもF1とシャンパン自体の繋がりの原点は何なのでしょうか。

F1とシャンパンの関係性はいつから!?

モエエシャンドン

F1とシャンパンの繋がりが始まったのは、1950年フランスで行われたレースでのこと。地元企業のモエ・エ・シャンドンが、優勝者にシャンパンを贈ったことがきっかけと言われています。

1950年7月2日、ランス・グー・サーキットで行われたフランスGPでファン・マヌエル・ファンジオが優勝した際、地元企業のモエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)がゴール地点に到着したアルゼンチン人にシャンパンボトルを差し出た事がきっかけで、レースとシャンパンの繋がりがスタートした。

以上が、F1公式シャンパン、スパークリングワインについてでした。それでは、また!

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