ブドウ畑

シャンパンの生産者って大まかにわけると2つのタイプに分けることが出来ます。それが、”大規模生産者(大手)”と”小規模生産者”

ちなみに大手スーパーなどでよく見かけるシャンパンの多くは大手生産者が造るシャンパン!なので、馴染みやすさとしては、大手生産者(大規模)のシャンパンが圧倒的に有利。でもね、小規模生産者のシャンパンにハマる方、多いです・・フフフ

>>なぜ、小規模生産者(RM)のシャンパンが”アツい”のか!?ハマる理由!

ということで、『”大規模生産者(大手)”と”小規模生産者”の違いについて』簡単にまとめておこうと思います!

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シャンパンの”大手生産者”と”小規模生産者”の違いとは!?まとめ!

空に?の文字

一番分かりやすい違いで言えば、

大手生産者のシャンパンはスーパーで見かけるけれど、小規模生産者のシャンパンは簡単にお目にかかれない

ということ!・・これだけで終わると、張り倒されそうなので!!笑 色々な糸口からそれぞれの違いを見て行きたいと思います!

*(参考文献)小林 史高 2013 シャンパン&スパークリングワイン完全ガイド 池田書店

大手生産者と小規模生産者についておさらい

チェックポイント!

 

小規模生産者は、大手生産者の10倍以上いる!
ポメリー

まず、シャンパンの生産者って約5000軒ほどあって、その内の約300軒がNM(ネゴシアン・マニピュラン)といってブドウをブドウ農家さんから買い付けて造る生産者。大手生産者はこのNM(ネゴシアン・マニピュラン)に該当します。

一方で、その他の4000軒を超える生産者はRM(レコルタン・マニピュラン)といって、自社でブドウを栽培してそのブドウを使ってシャンパン造りをするタイプ。小規模生産者は、このRM(レコルタン・マニピュラン)に該当します。

つまり、シャンパン生産者は、大手生産者よりも小規模生産者の方が圧倒的に多いことが分かります!

大手生産者が、シャンパンの生産量の多くを占めている!

上記で、小規模生産者が圧倒的に多いことが分かりましたが・・、シャンパンの生産量では、小規模生産者よりも大手生産者の方が断然多くなります。もう少し詳しく説明すると、シャンパンの全生産量の半分以上を大手が生産し、その中でも大手生産者のトップ10社がその半分を生産しているのだとか!

生産量が多ければ多いほど、世界に流通し、小売店にも入るので、スーパーで見かけるようなシャンパンは、トップ10に入る大手生産者が造ったシャンパンということ!つまり、よく知ってる、よく見かけるシャンパンは大手生産者のシャンパンになります。

大手生産者と小規模生産者が造る"シャンパン"例!

シャンパンの生産者って消費者からしたら遠い存在!せめて、両者が造るシャンパンのイメージがあった方が親しみやすいかと思うので、”大手生産者が造るシャンパンの例”と、”小規模生産者が造るシャンパンの例”を紹介しておきます!

シャンパン例!

 

大手生産者が造る、シャンパン例!

上記のシャンパンたちが大手生産者が造るシャンパンの例!いわゆる、スーパーで見かけるシャンパンです!→しつこい笑

最初の2本は、”モエ・エ・シャンドン社”が造るシャンパンの”モエ・エ・シャンドン”というシャンパンと”ドンペリ”!次は、”ヴーヴ・クリコ”、最後は”ポメリー”です。

当サイトに”有名シャンパンブランド、簡単解説!”という項目があって、そこに記載のあるブランドは全て大手生産者に該当するので、それぞれ詳しく知りたい方は、下記へどうぞ!

>>有名シャンパンブランド一覧、簡単解説!

 

小規模生産者が造る、シャンパン例!

上記のシャンパンが、有名な小規模生産者が造るシャンパンの一部!

スーパーで見かけることはまずないですね!なので、見たことのない方が多いはず。小規模生産者のシャンパンを理解するには、ある程度のワインの経験値が必要になります。理由は次の、"大手生産者と小規模生産者の違い"で説明しています!

最初のシャンパン画像は、小規模生産者では憧れの的とも言われる存在の”ジャック・セロス”、次が”エグリ・ウーリエ”、最後が”ヴィルマール”です。

>>”ジャック・セロス”を探す(楽天)、(amazon)

>>”エグリ・ウーリエ”を探す(楽天)、(amazon)

>>ヴィルマールを探す(楽天)、(Amazon)

大手生産者と小規模生産者の違い!

ワイン蔵

下記のような色々な切り口から違いをまとめてみました!

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1. 生産者タイプ

さきほど、”おさらい”の部分でも伝えましたが、大手生産者と小規模生産者とでは、生産者のタイプが異なります

大手生産者

NM(ネゴシアン・マニピュラン)といって、ブドウをブドウ農家さんから買い付けて造る生産者。なので、質の高いシャンパンを造るには、優良なブドウを買い付ける必要があります。

小規模生産者

RM(レコルタン・マニピュラン)といって、自社でブドウを栽培してそのブドウを使ってシャンパン造りをする生産者。良いシャンパンを造るには、良いブドウを得る必要がありますが、その良いブドウを得るには、ブドウ畑の管理、栽培から力を入れる必要があります。また天候にも左右されます。

よって、シャンパンの生産には大きな手間と労力がかかることが想像がつくはず。その労力を自ら望んで行う生産者が小規模生産者の中には居て、そういった一部の生産者はシャンパン造りに大きな熱意があります。

>>生産者のタイプ!生産者のタイプから知る、シャンパン!

2. シャンパン造りのスタイル

ワイン蔵

大手生産者

ブドウを買い付けて、シャンパン造りを行う。最も重要視しているのが、”ブレンド”。ブレンドすることで、大手ブランドに合ったシャンパンを造ります。

>>もう難しくない!シャンパンの製造手順まとめ!

小規模生産者

ブドウの栽培から生産までシャンパン造りの全工程を担う。

3. シャンパンで表現したいもの

大手生産者

生産者らしさや、展開するブランドらしさ。

小規模生産者

テロワール(ブドウ畑や土地)やブドウの特徴&個性。この個性を理解するには、ワインやシャンパンの経験値が多少なりとも必要だと感じます。

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4. 生産者のスタイル

ブドウ畑

大手生産者

歴史と伝統を大事に継承しながら、あらたなエッセンスをも加えていく

小規模生産者

ブドウ畑の管理栽培に力を注ぎ、個性を表現していく

5. 資金力

モエ・エ・シャンドン

大手生産者

当然ながら大手生産者は資金力は豊富。生産者というより、大手企業とでも言うべきかもしれませんね!資金力があるからこそ、優良なブドウを手に入れることが出来、質の良いシャンパンを安定的に生産し続けていくことが出来ます。

小規模生産者

資金力は各生産者によって差が激しいのが小規模生産者。ただ、大手生産者に比べたら資金力は乏しくなります。なので、良いブドウを得られるかどうかは、畑の管理、栽培状況、天候次第。そして、ブドウの出来、造り出すシャンパンによって、資金力も変動します。

6. 生産量

カーヴ

大手生産者

シャンパンの総生産量の半分以上は大手生産者が担い、大手生産者の生産量の半数はトップ10社が担っていると言われます。

例えば、2秒に1本開けられていると言われる、モエ・エ・シャンドン社(ドンペリの生産者)は、年間生産量は3000万本と言われています。

※モエの生産量は調べると、公式ページに表記がなく、ネット上だと9600万本とか3000万本など異なる情報があります。ただ、3000万本が、年間生産するケース量(200万ケース)と合致しているので、ここでは3000万本としています。

小規模生産者

生産者によって異なりますが、大手生産者に比べれば生産量は圧倒的に少なくなります。例えば、小規模生産者で有名な”ジャック・セロス”で言えば、年間5万8千本!上記のモエ・エ・シャンドン社と比べると歴然の差。

なので、日本に入ってくるものは僅か!となれば・・・、レアな感覚やプレミア感が満載になります!こりゃ、ワイン好きやシャンパン好き、コレクターにはたまりません!

7. 品質の維持・安定

バロンドロスチャイルド シャンパン

大手生産者

大手生産者が生産するシャンパンは品質が安定・維持しやすいのが特徴。なぜなら、資金力があることで、優良なブドウを手に入れることができるからです。

小規模生産者

ブドウの出来具合や天候に左右されやすく、生産するシャンパンの品質を安定・維持させるの決して容易ではない。よって、小規模生産者の場合、品質に関しては生産者によって大きな差が出やすいのが特徴です。

以上が、”シャンパンの大手生産者と小規模生産者の違い、簡単まとめ!”でした。

まとめ

ポメリー

大手生産者と小規模生産者の違いをまとめて改めて振り返ると、小規模生産者は大きなリスクを抱える上に、手間と労力は莫大

代々続く家系の小規模生産者だったら分かるけれど、中には一念発起して小規模生産者になり、1からシャンパ造りを試みる生産者も居ます。大きなリスクや労力よりも、シャンパン造りへの熱意が勝るということ!

なんだかちょっと感動・・・。そりゃ、RMのシャンパンに人気が集まるのも納得、色々とまとめながら1人呟いておりました。

それでは、また!

>>なぜ、小規模生産者(RM)のシャンパンが”アツい”のか!?ハマる理由!

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