シャンパンには様々なサイズのボトルがあります。>>シャンパンボトルの種類と大きさや重さ、まとめ!
その中でも、フルボトル(750ml)の次によく耳にするのが、「ハーフボトル」。「ミニボトル」と言う方もいらっしゃいますよね。
ということで、今回はそんなシャンパンの「ハーフボトル」についてまとめておこうと思います。
シャンパン、ハーフボトルとは!?量はどのくらい?
「ハーフボトル」とは、シャンパンボトルの1種で、フルボトル(750ml)の半分の容量、375mlのものを指しています。
ハーフボトルの特徴を挙げると下記の通り。
- フルボトルより、ボトルが小さい
- 容量は、通常ボトルの半分(375ml)
- フルボトルよりも軽い
- フルボトルよりも安い
- 途中保存の心配が減る
- フルボトルの価格に比べるとハーフボトルは割高
当然ながらハーフボトルの容量は、フルボトルの半分。ボトルも小さいので持ち運びは楽。1本空けるのもフルボトルに比べればあっという間です。
ただ、価格はフルボトルに比べると容量に対して割高になるのが一般的。価格を見て「フルボトルの方がお得」とフルボトルを購入する方も多いです。
そんな375mlのハーフボトル、実際グラスにすると何杯分になるのでしょうか!?また、何人まで一緒に飲めるのでしょうか!?
ハーフボトルって何杯分!?何人分!?
シャンパンのハーフボトル、何杯分なのか、何人分になるのか気になりますよね。
ハーフボトルの容量は375ml。使用するグラスの容量によって杯数や提供できる人数に差は出ますが、fa-lightbulb-o下記のような細長いシャンパングラス(フルート型)の場合、約2杯半程度になります。(下記の容量は140ml)なので、一人1杯としても2人分までになりますね。
もう少し小さめのグラスを使えば、杯数は上がります。fa-lightbulb-o下記は小さめのチューリップ型のシャンパングラスですが、下記の量だと1杯100ml。そうなると、ハーフボトル375mlは3~4杯分になります。一人1杯であれば3人分、一人2杯と考えると2人分まで。
シャンパンの場合、各自の体質や1杯あたりの容量にもよりますが、一般的には2杯目からほろ酔い期になるため、ハーフボトルを1~2人で飲む場合でも酔いが回る可能性はあります。
ドンペリのハーフボトルってあるの!?
この質問よく耳にしますが、ドンペリのハーフボトルはありません。
気づけば、高級シャンパンのハーフボトルはちらほらと見かける程度。あまりないのです。
というのも、高級シャンパンの醍醐味(だいごみ)は、高級シャンパンならではのこだわりや個性を楽しむこと。ゆっくり飲み進める間に変化を感じたり、自然に湧く感情を楽しんだりできるのが魅力。
特に、「ドンペリ」の場合は抜栓してすぐ飲むというよりは、魅力を感じるためにゆっくり飲み進める必要があります。なので、ハーフボトルだと、楽しめない感覚がありますね。
>>ドンペリの飲み方と注意点!(ドンペリ豆知識)
現にハーフボトルで多いのは、シャンパンランクでいう最もスタンダードなノン・ヴィンテージシャンパン。
例えば、ドンペリの生産者が展開する別のシャンパンブランド「モエ・エ・シャンドン」のノン・ヴィンテージの場合は、ハーフボトルを多々見かけます。
ノン・ヴィンテージシャンパンは、万人受けに造られているものが多く、ハーフでも美味しさが分かりやすいです。
ただ、価格はフルボトルよりやはり割高感はあります。その点はハーフボトルのデメリットといえます。
>>モエエシャンドン ハーフの相場を見てみる(amazon)、(楽天市場)、(Yahoo!ショッピング)
ハーフボトル、プレゼントやギフトとしてあり!?オススメしない理由とは!?
シャンパンのハーフボトル、コンパクトで見た目も可愛いのですが、ギフトとしては注意が必要。
特に予算に合せるためにハーフボトル1本をプレゼントとして検討している場合はオススメしません。なぜなら、ケチった感が出てしまうから。
予算の問題でハーフのシャンパンを選ぶのであれば、スパークリングワインの方がオススメです。
>>予算オーバーな時に選びたい!高級シャンパン生産者が手がける、スパークリングワイン一覧!
ハーフボトルは2本セットがオススメ!ハーフボトル1本、プレゼントとしてオススメしない3つの理由とは!?
身内やカジュアルな友人間でのプレゼントシーン以外、プレゼントやギフトで失敗したくないシーンであれば、ハーフは2本セット以上がオススメです。
2本セットであれば、飲み比べたり2度楽しんだりできる感覚が芽生え、ワイン好きさんにも喜ばれます。
ただ、価格はフルボトル1本より高価になる可能性大。予算が限られている場合は、フルボトル1本の方が逆にオススメです。
ちなみに、シャンパンのハーフボトル1本、ギフトとしていオススメしない理由は下記の通り。ハーフボトルのデメリットとも言えます。
- 小さくてギフトとして貧相に見えかねない
- 物足りなさを感じる場合がある
- コストパフォーマンスが悪く割高
fa-arrow-right小さくてギフトとして貧相に見えかねない
シャンパンのハーフボトル1本、写真よりも実際に見ると分かるのですが、高さも横幅も一回り小さいのでコンパクト感がどうしても出てしまいます。
正規箱に入っていればある程度の見栄えは確保されますが、コンパクト感は否(いな)めません。ハーフ1本、良く言えば可愛らしいのですが、悪く言えば貧相という印象を与えてしまいます。
fa-arrow-right物足りなさを感じる場合がある
さきほど、ハーフボトル、何杯分?何人分?でお伝えしましたが、ハーフボトルの場合は細長いシャンパングラス(フルート型)で2杯半程度。
2人で飲むことを考えると、ハーフボトル1本は1人1杯ちょっとずつなんですよね。この量だと、あっという間に飲み終わってしまい、特別なひと時はどこへやら。
ワイン好きさんに限らず雰囲気を楽しみたい方にとっては物足りないと感じる可能性があります。
ちなみに私もその一人。2人で飲む場合はハーフ1本だと物足りなさを感じてしまいます。
fa-arrow-rightコストパフォーマンスが悪い!割高!
ハーフボトルのシャンパンはフルボトルのシャンパンよりも安いのですが、『容量の割には高い』のです。つまり、ハーフボトルはコストパフォーマンスが悪い。
シャンパンによっては、「あれ?フルボトルと値段がそんなに変わらない!?」なんて感じることもあるはず。
これらのことから、ハーフセット1本のプレゼントは、単身の方へのプチギフトや手土産でない限りオススメしていません。予算が原因でハーフを選ぼうとしている場合は、スパークリングワインの方がオススメです。
>>予算オーバーな時に選びたい!高級シャンパン生産者が手がける、スパークリングワイン一覧!
ハーフボトルが活躍できるシーン、まとめ!
ハーフボトルが活躍できるのは次のようなシーン。
- 飲み比べが目的で、2本や複数本セットで贈る場合
- 単身者やお一人様へのプチギフトとして贈る場合
- 友人や親しい方と2人でちょこっと飲むための手土産
これらの場面では、ハーフボトルが活躍でき、魅力的な贈り物になります。ワイン好きさんにとってもハーフの2本セットは魅力的。シャンパンは高価で普段は飲めないため、異なるシャンパン2本を楽しめるのはとても嬉しいのです。
また、単身者へのプチギフトもオススメ。一人で飲むことを考えると、ハーフボトルは丁度良い量なんですよね。
一人の場合は、フルボトルは多すぎて残ってしまいがち。そうなると途中保存の心配もあるので、丁度良いハーフボトルが喜ばれるのです。
>>シャンパン ハーフボトルを見てみる(楽天市場)、(amazon)、(Yahoo!ショッピング)
シャンパンハーフボトル(テタンジェとポメリー)2本セット、ギフト購入レポート!プレゼントとしてどう見える!?
では、シャンパンのハーフ2本セットをプレゼントにした場合、プレゼントとしてどう見えるのでしょうか。実際に、シャンパンハーフボトル2本をギフト対応で購入してみました。
シャンパンハーフボトルの2本セット、ズバリ見栄え的にどうだったかというと、プレゼントやギフトとして全然あり。ステキでした。
ただ、プレゼントとしてシャンパンハーフ2本セットを贈る場合にオススメしたいのは次のこと。
- 箱を付ける
- ラッピングをする
この2点をしっかり押さえるとプレゼントとして見栄えもよく、ハーフのコンパクトさをカバーして豪華さを演出できます。具体的に口コミをまとめておきましょう。
今回利用したのは、何度も利用したことのある酒類の総合専門店 フェリシティーさんだったのですが、酒類の総合専門店 フェリシティーさんにはハーフ2本セット用のオリジナルの箱ば販売されています。
その箱を購入し、ラッピングしてもらいました。(下記画像が実際の箱)
しっかりした箱で、見栄え的に大きさも十分。そのを開けると下記の通り、ハーフ2本セットが入っていました。
テタンジェとポメリーのハーフ2本セットだったのですが、ラベルデザインが全く違って、楽しめました。これもハーフ2本セットの醍醐味(だいごみ)です。
そして、その箱に包装紙ラッピング(有料)もお願いすると下記の通り。さらにシックでステキな印象に。プレゼント感がしっかり出ます。
このように、箱付き+ラッピング対応をしてもらうと、ハーフでも十分豪華さが演出できることが分かりました。
よって、シャンパンハーフ2本セットを贈る時は、箱付き・ラッピング対応がオススメ。ラッピングは有料のところが多いのですが、ケチらないことが大事です。
以上が、シャンパンのハーフボトルについてでした。
予算に限りがある場合は、スパークリングワインも視野に入れて探すのがオススメ。
有名シャンパンブランドが国外で手掛けるスパークリングワインも多数あって、お値段もとてもリーズナブルになります。
>>予算オーバーな時に選びたい!高級シャンパン生産者が手がける、スパークリングワイン一覧!
それでは、また!