シャンドン
上記画像のスパークリングワイン「CHANDON(シャンドン)」のボトルを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

このシャンドンという文字を見ると、

あの有名なシャンパン、「モエ・エ・シャンドン」と関係があるの!?シャンパンなの!?
と疑問に思う方もいるはず。
ということで、今回はそんな「シャンドン」という発泡性ワインについてまとめておこうと思います。

「シャンドン」って何!?シャンパンじゃないの!?

【価格】2千円台~*価格は変動します。

「CHANDON(シャンドン)」は、ドンペリの生産者である「モエ・エ・シャンドン社」がフランス国外で造り展開するスパークリングワインブランド。

つまり、シャンパンではありません

ではどこの国のスパークリングワインなのかというと、これが少々複雑。

実は、シャンドンはブラジル、カリフォルニア(米国)、オーストラリア、中国、インドなどにワイナリーがあり、各ワイナリーのシャンドンがあります。

つまり同じ「シャンドン ブリュット」でも、シャンドンカリフォルニア(米国)と、シャンドンオーストラリア(豪国)が造るものがあるということ。

ただ、日本で販売されている正規「シャンドン」はオーストラリアやブラジルで造られているもの。

というのもシャンドンの正規輸入販売元は、ドンペリやモエ・エ・シャンドンなどのシャンパンと同じく、MHD(モエヘネシーディアジオ)。

つまり、そのMHDを通して輸入されているのが正規品の「シャンドン」。

そして、日本で見かけるシャンドンのほとんどがシャンドン オーストラリア、シャンドン ブラジルで造られたものです。

ただ、並行輸入品として、カリフォルニアなど他国のシャンドンで造られているものがたまに販売されています。

そんなシャンドンは、希少性も相まって好奇心を駆り立てられる方も。>>ワインやシャンパン、並行輸入品と正規品の違いとは!?どちらが良いの!?

また、2015年にはシャンドンとマクラーレン ホンダF1チームが長期的協力関係を締結しています。

シャンドン、ドンペリ系列のスパークリングワイン!?

ドンペリ

シャンドンがなぜドンペリ系列という捉え方が出来るのか。

理由は、スパークリングワイン「シャンドン」の母体がモエ・エ・シャンドン社だからなんですよね。

実際にモエ・エ・シャンドン社が造るシャンパンの「モエ・エ・シャンドン」とスパークリングワイン「シャンドン」は、使われているブドウ品種の比率が同じ。

つまり、モエ・エ・シャンドン社が造るシャンパンにシャンドンは類似している点があるのです。

そして、モエ・エ・シャンドン社が造る、最高級シャンパンは「ドンペリ」。

そう考えると、ドンペリ系列のスパークリングワインという捉え方ができます。

「シャンドン」、「モエ・エ・シャンドン」との違いとは!?

モエエシャンドン

大きな違いは「シャンドン」はスパークリングワインであり、「モエ・エ・シャンドン」はシャンパンであること。あとは価格です。

シャンドンとモエシャンの違い!
  • シャンドンはスパークリングワイン、モエ・エ・シャンドンはシャンパン
  • シャンドンの生産国はオーストラリア・ブラジル・米国(カリフォルニア)など世界6か国にワイナリーがある
  • モエ・エ・シャンドンの生産国はフランスのシャンパーニュ地方
  • シャンドンの方がモエ・エ・シャンドンよりも価格が断然安い

では、同じところはどこかというと次の通り。

シャンドンとモエシャンの共通点!
  • シャンドンもモエシャンも発泡性ワイン
  • 両者ともシャンパン製法で造られている
  • シャンドンに使われているブドウ品種や比率はモエシャンと同じ

スパークリングワイン「シャンドン」の種類と価格や値段!

まず日本で販売されている正規品の「シャンドン」の種類と価格や値段を紹介。

後に並行輸入品の珍しいシャンドンを紹介しておこうと思います。

シャンドンの種類一覧!

シャンドン ブリュット

【価格】2千円台~*価格は変動します。

シャンドンのスタンダードな辛口・白スパークリングワイン。ブランド公式サイトの説明は次の通り。

明るい黄金色の色調と、長く続く細やかな泡が特長です。

リンゴのシャーベット、果樹の花、しぼりたてのレモンの新鮮なアロマに、ほのかなブリオッシュやサワードウ(酸味のあるパン生地)が伴います。

口に含むとクラシックなシャルドネらしい洋梨のような風味がします。

穏やかでクリーミーな口当たりとキリッとした酸味、ヌガーのような複雑な風味がドライでキレのある長い余韻へと続きます。

18ヶ月間の熟成による複雑で豊かな風味とともに、フレッシュでエレガントな味わいを楽しめます。

 

なお、このシャンドンブリュットには限定デザインボトルが定期的に出ています。

売り切れればそれまで。例えば2020に出た限定モデルは下記の通り。

見た目からも楽しめるシャンドン。

こういったデザインボトルはプレゼントやギフトとしての印象が良くなります。

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シャンドン ロゼ

【価格】2千円台~*価格は変動します。

シャンドンのスタンダードな辛口・ロゼスパークリングワイン。公式サイトの説明は次の通り。

色合いは鮮やかな美しいピンクのバラの花びらの色調。長く続く細やかな泡が特長です。

新鮮なイチゴ、ざくろ、チェリーデニッシュのようなアロマと、18ヶ月の熟成期間に由来する焼きたてのパイ皮の香ばしい香りが重なります。

ほのかにワイルドマッシュルームなどの旨味の特長が背後に感じられます。

口に含むと、赤スグリ、チェリーシャーベット、ピンクグレープフルーツのフレッシュな風味に、ヘーゼルナッツやビスケットの風味が重なります。

クリーミーな口当たりに伸びやかな酸味があり、バランスの良い豊かな風味と、エレガントで爽やかな味わいが楽しめます。

このシャンドンロゼは、下記の2020限定デザインボトルがまだ販売されていました。

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シャンドン パッション

【価格】2千円台~*価格は変動します。

シャンドン ブラジルが造る、オレンジがかったやや甘口のスパークリングワイン。トロピカルな雰囲気満載です。

ただ、実際に飲んでみるとやや甘口というよりも辛口に近かったので、甘さをがっつり求めたい方には不向きかもしれません。

普通のワイングラスに氷を入れて楽しめるカクテルタイプとしても楽しめます。公式サイトの説明は次の通り。

オレンジがかったピンクの美しい色調、夕陽のような輝きで、イキイキとした豊富な泡が立ち上がります。

パッションフルーツや桃、ライチの鮮烈なフルーツのアロマに加え、オレンジの花やバラのフローラルな甘い香りが特長です。

口に含むと、さわやかな酸を感じ、次第にやわらかな口当たりと調和の取れた果実の風味が広がり、凝縮感のあるトロピカルフルーツの余韻へと続きます。

氷を浮かべたり、フルーツやジュースなどを加えてカクテルにしたり、いろいろな飲み方でお楽しみいただけます。

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並行品のシャンドン

シャンドンロゼ

日本で販売されている正規品のシャンドンといえば、「シャンドン オーストラリア」と「シャンドン ブラジル」なんですが、

シャンドンは6ヵ国にワイナリーがあります。となると気になるのがオーストラリアやブラジル以外のシャンドン。

ワイン好きにとっては「希少さ」が魅力に映ります。

ということで、いくつか他国のシャンドンが並行輸入品として販売されているので紹介しておきたかったのですが、この時点では販売が見られませんでした。以前は、米国のシャンドンカリフォルニアのがあったのですが・・。

ちなみ上記のシャンドンロゼの画像は私が以前に購入したシャンドン カリフォルニアのロゼ。

よく見ると、オーストラリアのシャンドンとラベル(エチケット)とはちがい、CALIFORNIAと記載があります。

また販売される日が来るかもしれません。

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「シャンドン」プレゼントやギフトとしてはどう!?オススメは!?

 

シャンドンはプレゼントやギフトにもオススメ。

スタンダードなシャンドンブリュットやロゼの場合は、例えば、カジュアルなホームパーティの手土産にはもってこい。

バーべーキューパーティの手土産のシャンドン ロゼも良いですね。

逆に、きっちりとしたプレゼントやギフトとして利用したい場合は、デザインボトルのシャンドンを利用したり

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「シャンドン」実際に飲んで味はどう!?美味しいの!?

シャンドンと食卓

シャンドン ブリュットとシャンドン ロゼを飲みましたが、どちらも万人受けしやすい分かりやすい美味しさがあります。

気軽に美味しいスパークリングワインを飲みたいのならオススメ。

そしてやはり、お得感があります。さすがモエ・エ・シャンドン社が展開するスパークリングワイン。

どことなくシャンパンを飲んでいるような感覚があるんですよね。このお値段でシャンパンを味わっているようで、お得感があるのです。

シャンパンを買うほどの予算はないけれど、気軽に美味しいスパークリングワインを飲みたい方にはオススメです!

以上が、スパークリングワイン「シャンドン」についてでした。

それでは、また!

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